世界無形文化遺産・タキーレ島の鮮やかな織物と自然の暮らしに感動【チチカカ湖】ペルー旅行記

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こんにちは、ブロガーのMAYU(@mayu1224eve)です。
 
世界で1番標高が高い湖、それがチチカカ湖。前回の記事では、藁で出来た浮島・ウロス島を紹介しました。
 
今回はウロス島のツアーにセットで含まれていたタキーレ島についても記録しておきたいと思います。
 
2025年1月に利用した際、ツアー料金はホテル送迎付き・昼食込みで約4,200円。

 
お手頃価格ながらも、とても満足がいくボリュームたっぷりの内容でした。
 

ボートで約2時間かけてタキーレ島へ

 
タキーレ島へのアクセスは、プーノからスピードボートで約2時間。
 
早朝の出発だったこともあり、ボートの心地よい揺れに誘われ、わたしを含め皆さん寝ている方が多かったです。
 

 
 
Get Your Guide(ゲットユアガイド)で予約したツアーは、スピードボートの船内も綺麗で快適!
 
USBも完備されていたので、写真を撮りすぎてスマホの充電が足りないなんてこともなく安心です。
 

 
 
到着してからはちょっとした体力勝負が待っています。船乗り場から島の中心までは急な坂道を登らなければなりません。
 
私たちが訪れた日は、あいにくの雨で道が滑りやすかったため、特に注意が必要でした。
 

さらに標高3,800mの場所なので酸素も薄いことから、人によってはかなりキツかったそう。
 

 
 

まさかの日本語との遭遇

 
そんな中、必死に登っていると「チチカカ from JAPAN」という文字が目に入りました。
 
えっ、こんなところで…日本語の看板!?
 

 
 
よく見ると「チチカカ」と書かれた見覚えのあるロゴが!
 

そう、多くの人が知っているように日本人にはお馴染みの民族系ブランドです。
 

 
 
そこは有料トイレとなっており「チチカカ」より設置されたものだとわかりました。
 

タキーレ島の住民にとっては収入源にもなり、観光客にとってはトイレ問題の解決にもなる。
 

こんな日本から遠い遠い場所で、日本の企業の貢献というものを目にできるなんてとても感動!
 

 
 

世界無形文化遺産であるタキーレ島の織物

 
なんと言っても、タキーレ島は織物の技術がとても素晴らしく、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されているんです。
 

 
 
もちろん機械ではなく、手間と時間をかけた手織り!
 
繊細な模様に鮮やかな色使い、グラデーション…細部に至るまで美しくて見惚れてしまいました。
 

 

 
 
織物と言ったら主に女性が手掛けるイメージですが、ここタキーレ島では男性が担当しているんです。
 
機械では決して表現できない、手作業だからこその温かみがとても素敵だなぁ…
 

 
 
わたしは普段でも活躍しそうなベルトをGETしました。個人的にハットに巻いて使うつもりです。
 
ツアーなので時間が決まっており、もっとゆっくりお買い物したかったのが本音。
 

 
 

ただ、 押し売りが全くなく自分のペースで安心して買い物が楽しめました。
 
ペルー国内は値段が提示されていないお土産屋が多いのですが、ここでは島の「協同組合」でしっかりと価格が決まっているので安心です。
 

 
 

自然の恵みを活かした暮らしに感動

 
また、タキーレ島では、生活の様子も実演しながら色々と教えてもらいました。
 

特に印象的だったのが、植物をすり潰してシャンプーを作るということ!
 

 
 
わたしはシャンプーと言ったら「買うもの」であって、そもそも作るっていう発想がなかった。
 
自然のものから自分たちで生み出すことが出来て、なんて豊かなんだろう……
 

 
 
お金と交換しなくても自分たちで作れるなら、何かあっても生きていける自信になるだろうなぁ…
 

そんな出会いがあるのだからやっぱり旅は辞められないし、本当の豊かさについて考えるきっかけになりました。
 

 
 

豪華なランチタイム

 

 
 
ちょうどお昼の時間となり、驚いたのがランチの豪華さ。
 
まずはペルー定番のキヌアスープと前菜からスタート。
 
キヌアは日本でいうとスーパーフードですが、ペルーやボリビアではよく出会います。
 

 

 
 
メインはチチカカ湖で獲れたマス料理!(トゥルーチャ)
 
香ばしくて、あっさりとしたシンプルな味付けで、素材の美味しさを堪能できました。
 
さらに、魚の形をしたお皿や鮮やかなテーブルクロスがかわいい!
 


 

 

 

ツアーの口コミでもランチが美味しいという声が多く、予想を裏切らない大満足のランチタイムでした。
 

 
 
ランチが終わり、雨が上がった帰り道には手作りの鮮やかなミサンガが並べられたお店が出現!
 
お手頃な価格も手伝い、自分用と友人へのお土産に、思わず購入。
 

 

 
 
帰る頃にはすっかり雨が上がり、目の前に広がるのは透明感あるチチカカ湖の水面。
 
水面を眺めていると、ガイドさんが「チチカカ湖の水、とても美しいでしょ?!」と、誇らしげに声をかけてくれました。
 

 

 
 
タキーレ島やウロス島へのアクセスは決して簡単ではありませんが、その距離を忘れさせてくれるほどの感動と発見が待っています。
 
ペルーを訪れる際には、ぜひ旅程の候補に加えてみてはいかがでしょうか?
 

 

この記事を書いた人

平 真悠子
NYLONブロガー10年目・北海道出身。ECサイトやLP制作をしている耳の聞こえないデジタルノマド。このブログでは主に訪れた国の情報や旅の思い出を発信しています。みなさんの旅のちょっとしたライフハックになれたら幸いです。
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