【ウユニ塩湖】までどうやって行く? チリからボリビアへ4WDツアーで国境越えしてみた!

Posted on

 

 
 
こんにちは、ブロガーのMAYU(@mayu1224eve)です。
 
「一生に一度は行きたい」とよく言われている、ボリビアのウユニ塩湖
 
世界一の絶景とも呼ばれるぐらい人気の旅先ですが、日本から簡単に行ける場所ではないのがネックですよね。
 
だからこそ、たどり着いたときの感動が大きいのも魅力のひとつなのではないでしょうか。
 
 

ウユニへのアクセス方法

 
ウユニへ行くには、まずアメリカやペルーを経由してボリビアの首都ラパスまで飛行機で移動します。
 
そこから、さらに国内線でウユニ空港へアクセスするのが王道ルート。
 
ちなみに、ラパス〜ウユニまでは飛行機だけではなくバスで移動することもできます。
 

ボリビアの首都ラパス

 
 
飛行機だと所要時間が約1時間なのに比べて、バスだと約10時間!
 
ネット上では所要時間が長いだけではなく、悪路を走るので過酷だった…という声がちらほら。
 
わたしはウユニからラパスへ移動するのに夜行バスを利用したのですが、個人的にはとても快適でした。
 
観光客向けのバス会社を選んだこともありシートもふかふかで、夕食&朝食付きで43ドル(2025.6現在)
 
こちらのバス会社については別記事で詳しく紹介する予定です!
 
ローカルのバス会社より値は張るのですが、南米はバスジャックが多発しているので観光客向けを選んだ方が安心。
 

 
 
このようにウユニへ行くには首都ラパスから向かうのが一般的です。
 
せっかくならウユニへ「ただ行くだけ」ではなく、冒険しながら向かってみるのはいかがでしょうか?
 
わたしはチリからウユニへ向かう国境越えツアーを利用したのですが、これが最高!
 
というわけで、今回は国境越えツアーの様子を紹介したいと思います!
 
 

チリ・アタカマ→ウユニ4WDツアー

 
このツアーの出発地は、チリ北部にある砂漠の小さな町・サンペドロ・デ・アタカマ。
 

サンペドロ・デ・アタカマへの行き方はこちら


 
 
この町から国境を越えて、ボリビア・ウユニまで3日間かけて目指すんです。
 
舗装されていない大自然の中を4WDで走り抜け、壮大な景色を体感しながらウユニ塩湖へ向かうという冒険心くすぐるルート!
 
これまで世界中の様々なツアーへ参加してきましたが、中でもこのツアーが断トツで強烈かつ忘れられない体験になったのは間違いありません。
 

 
 
このツアーを提供しているツアー会社はたくさんあり、サンペドロ・デ・アタカマの中心地には多くのオフィスが並んでいました。
 
直接、オフィスで申し込むことも出来るのですが、出発したい日が決まっているのなら事前にメールで予約するのが確実です。
 

 
 

Cordillera Traveller

 
たくさんあるツアー会社の中から、わたしが選んだのはCordillera Traveller
 
サンペドロ・デ・アタカマ、ウユニ市内の両方にオフィスがあり、サンペドロ・デ・アタカマ発とウユニ発のツアーがあります。
 
わたしは今回アタカマ発→ウユニ解散の2泊3日のツアーにしました。
 
片道だけではなく、アタカマへ戻る3泊4日の往復プランも選ぶことが出来ます。
 

 
 
わたしはメールで予約したので、ネットで前金20%を支払い→残り80%はツアー出発前日までに現地オフィスで直接支払うというスタイルでした。
 
スペイン語が主流の国ですが、メールは英語対応しているのでスムーズ!
 
気になる料金はというと、2泊3日のツアーで宿泊費・食事代(1日3食)込みで240ドル(2025.6現在)
 
また、公園への入場料(約40ドル)やガイドさんへのチップは別途用意する必要があります。
 

アタカマにあるオフィス

 
 
これは相乗りツアーとなり、一台の4WD車に約5〜6人ぐらい乗って、他の旅人の皆さんと楽しむ形になります。
 
また、英語を話せるガイドさんを希望する場合、追加で50ドルかかります。
 
わたしの場合は特に指定していなかったのですが、たまたま英語を話せるガイドさんに当たりました。
 
耳が聞こえないわたしに対して、ゆっくりとした英語で対応してくれてとても優しかったです。
 
 

ツアーのざっくり全体像

 
これから、1日目・2日目・3日目とそれぞれに分けて記事を上げていくのですが、まずはどんなツアーなのか、ここでざっくりまとめてみます!
 
冒険好きの方には最高かもしれませんが、もしかしたら人によっては過酷かもしれません。
 

 
 

1.険しい道を走る

 
舗装されていない大自然の中を走るので、ずっと安定した道とはいかなく、車が壊れるんじゃないかってぐらいガッタガタの岩だらけの道を走ったりします。
 
まるでそれはアトラクションさながら!
 
車酔いに強いのと冒険が大好きなので、わたしはそれが逆にワクワクしました。
 

 
 

2.高山病との戦い

 
このツアーでは、ずっと標高4,000mを超えた場所を走り、最高では5,900mの場所を通過します。
 
誰でも必ず高山病にかかってしまうと言われ、それが軽く済むのか重症になってしまうのかっていう話でした。
 
そのため、ツアー出発時点となるサンペドロ・デ・アタカマ(標高2,400m)で何日間か滞在し高度順応するのがおすすめです。
 
標高が高いということは太陽も近いということなので、サングラスや日焼け止めといった紫外線対策も必須!
 

 
 

3.絶景続き

 
ゴール時点であるウユニ塩湖はもちろん絶景なのですが、道中も感動するぐらいの絶景続きなんです!
 
ピンクに染まったラグナ・コロラダに、ボコボコとした溶岩が流れるソル・デ・マニャーナ間欠泉….
 
地球ってすごいなぁって何度つぶやいたことか….
 

 
 

4.野生動物との出会い

 
フラミンゴ、ビクーニャに、ビスカッチャ、ダチョウ…と普段出会えない動物たちと遭遇するのは感動もの!
 
水も少ない過酷な砂漠の地で、たくましく生きる姿に心を打たれました。
 

野生のビスカッチャ

 
 

5.青空トイレ

 
ツアー前半はトイレが設置されている場所を度々通るのですが、ツアー後半の方になってくるとほぼトイレはありません。
 
しかも、高山病防止のために水を大量に飲む・高山病防止の薬も利尿作用があるというダブルコンボ….といった普段よりトイレが近いという地獄の状況!
 
青空トイレが基本となるのですが、岩とか隠れるような場所はあるので安心してください。
 
もちろん、みなさんも同じ状況なので、実際のところ恥ずかしさはそんなにありません。
 

 
 

6.宿のシャワーは水

 
このツアーでは2泊するのですが、宿のシャワーはほぼお湯が出ないと思った方が良いです。
 
わたしの場合、2泊目の宿はお湯が出てくれたのですが、1泊目は水しか出ませんでした。
 
世界各国の旅人たちにどこならお湯が出た?と聞き回ったのは良い思い出。
 
また夜は寒くなるので、防寒が必要です。
 
わたしは夏季である1月中旬(5℃ぐらい)で肌寒いかなぁという体感だったのですが、冬季の5月〜8月の間は-25℃まで下がるそう。
 

 
 

7.荷物について

 
今回のわたしの荷物は、バックパック1つと23kgのスーツケース1つ。
 
他の旅人の皆さんと相乗りということもあり、スーツケースを置くスペースってあるのかなぁ…と心配だったのです。
 
しかも、参加者のほとんどはバックパッカー….
 
実際どうだったのかというと4WD車の屋根に積み上げてくれたので、スーツケースでも問題なくツアーに参加できました。
 

 
 

8.水着とレインブーツ

 
ツアー前日までに水をあらかじめ購入するのはもちろん、チリからボリビアへ国をまたぐのでお金の両替が必要になります。
 
また、ツアーの持ち物であった方が良いのは水着とレインブーツ
 
1日目に温泉を通るので、水着があると温泉を心置きなく楽しむことが出来ます。
 
レインブーツは雨季(12〜3月頃)の場合、ウユニ塩湖に水が張るから。
 
ウユニ塩湖の水はとても冷たく、深いところもあるのでレインブーツは必須!
 

ひざ下ぐらいまで塩まみれになってしまう

 
 

9.朝がとても早い

 
1日目は朝の6時発、3日目に限ってはなんと朝4時半出発でした。
 
ツアーなので、寝坊するとみなさんに迷惑かかるため朝が弱いわたしは毎朝ドキドキ。
 
高山病予防のためにも夜はなるべく早めに寝ることをおすすめします。
 

 
 

10.宿まで送迎してくれる

 
ツアー出発日はホテル前まで迎えにきてくれて、最終日も予約していたウユニ市内の宿まで送ってくれました。
 
日本のツアーは現地集合・解散が多いから、このホスタピリティには感動!
 

ウユニ市内にあるツアー会社のオフィス

 
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
 
次回の記事からは、いよいよツアー詳細を1日目・2日目・3日目に分けて紹介していきます!
 

この記事を書いた人

平 真悠子
NYLONブロガー10年目・北海道出身。ECサイトやLP制作をしている耳の聞こえないデジタルノマド。このブログでは主に訪れた国の情報や旅の思い出を発信しています。みなさんの旅のちょっとしたライフハックになれたら幸いです。
▶︎Instagram

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

◀ このブログのトップページへ