【エジプト旅行記】ハードさと古代ロマンが共存するエジプト旅

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こんにちは、ブロガーのMAYU(@mayu1224eve)です。
 
今回、はじめて訪れたエジプトはカルチャーショックの連続でした。
 
エジプトといったら思い浮かぶのは、ピラミッドに代表されるようにロマン溢れる古代遺跡の数々。
 
ここ1年の間でも、クフ王ピラミッドの中に未知の空間が発見されたり、サッカラ遺跡でミイラ工房が発見されたりと盛り上がりを見せています。
 

 
 
その反面、インド・モロッコ・エジプトと世界三大うざい国しても知られているエジプト。
 
色んな旅人たちのブログを見ては震えながらも覚悟していたのですが、それは予想以上…!
 
だからこそ、楽しさも大変さもどちらも強烈で「ああ、旅をしているなぁ..」と冒険気分が味わえて、とても楽しかったです。
 
今回は、わたしがエジプト旅で個人的に感じたことをまとめてみました。
 
はじめてのエジプトということもあり偏見や憶測も混ざっているかもしれませんが、ひとつの感想として捉えていただけると幸いです。
 

遺跡と遺跡が離れている

 
国内に古代遺跡が点在しているエジプト。
 
例をあげると、ギザのピラミッドからアブシンベル神殿までは約1,100km離れています。
 
わたしは今回、10日間でギザ・ルクソール・アスワンをメインにルートを組みました。
 

 
 
行きは飛行機と電車を利用し、帰りは夜行バスに乗ったのですが、これがなかなかのハードさ…(冬なのに空調ガンガンで極寒)
 
夜行バスは約14時間の移動になるため、体力に自信のあるチャレンジャー向けです。
 
ただ、灯りのない砂漠の中を走るので、真夜中の星空が驚くほど綺麗でした。
 

 
 

遺跡の入場料はキャッシュレス

 
入場料がキャッシュレスオンリーの遺跡が多く、イメージとは正反対に近代化が進んでいて驚き!
 
現金しか持っていない観光客が入場料を支払えずに困っている場面も見かけました。
 
海外にクレジットカードを持参しない人は少ないと思いますが、限度額に余裕のあるカードを持っていくと安心です。
 

 
 

なんでも価格交渉

 
エジプトで大変だったことのひとつは水を買うにも、タクシーに乗るにも、定価がなく何から何まで価格交渉からはじまること。
 
相場の3倍以上の値段を言われたりすることもあり、30分以上も交渉がまとまらなかったりと毎回大喧嘩で疲れ切ってしまったことも。
 
あまりにも怒っていたのか、現地のエジプト人に「彼女はデンジャラスだ」と言われたのは心外でした。
 

 
 

思っているより安くない物価

 
エジプトポンドが暴落していることも手伝い、物価が安いと勝手に思っていたエジプト
 
一部しか見ていないけれど、日本とあまり変わらない..という場面に多く出会いました。
 
個人的な憶測なのですが、元々、倍以上の値段を提示されるため、価格交渉しても安くなった実感がないのです。(日本のお土産の相場より高いか同じぐらい)
 
向こうも強気なため、交渉にはかなりの気力を使うし、観光客が現地価格で買い物することはとても難しいと感じました。
 
相場がまったくわからないので、居合わせた欧米人の観光客といくらだった?と確認しあうことも多かったです。
 

 
 
また、古代遺跡の入場料は高い傾向にあります。
 
ツタンカーメンのお墓に入る場合、入場料込1,100E£(約5,100円)、クフ王のピラミッド内部に入る場合は入場料込1,440E£(約6,700円)と安い価格ではありません。(1E£=4.7円で計算・2024.2時点)
 
価値ある遺跡であることは間違いないので、それを高いと思うか、安いと思うかはきっと人それぞれでしょう。
 
ここ数年で入場料がどんどん上がっているので、2〜3年前の倍の価格になってたりします。
 

 
 

エジプトポンドとドル払いがある

 
観光地はドルでも買い物が出来る場所が多いのですが、現地の方は不安定なエジプトポンドよりドル(現金)を欲しがります。
 
同じ商品で、エジプトポンド価格とドル価格が設定されていて、日本円に換算すると全然価格が違う!ということが多くややこしかったです。
 
何故か、エジプトポンドよりドル(現金)の方がレートが良いことも。
 
今回はヨーロッパ旅と合わせて訪れたので、ユーロしか持ち合わせておらず、ドル現金を持ってこなかったのがわたしの誤算のひとつです。
 

 
 
またクレジットカードだと、現金払いより価格がかなり上がったりする不思議な現象も。(手数料というレベルじゃない)
 
日本は現金もカード払いも同じ金額が当たり前だけど、エジプトは手数料が高いのかなぁ…と、
 
とても気になったのでホテルの人に尋ねると、スーク(市場)等ではブラックマーケットが存在するから、手数料として多く取ろうとする店があると警告してくれました。
 

 
 

現地人価格と観光客価格が存在する

 
遺跡の入場料はもちろん、電車に乗るにも現地人価格と観光客価格に分かれています。
 
価格交渉が大変なのもあり、現地で雇ったガイドに代わりに買い物をお願いしたことがありました。
 
それがバレてしまい「なんで観光客が現地人価格で買うんだ!!」ってお店の人が怒ってしまったことも。
 
現地人と観光客は国によって収入差があるので、価格を分けるのも理解出来ることから、ぼったくりという概念について考えるきっかけになりました。
 

 
 

道を歩くと声掛けの嵐

 
観光地では、普通に道を歩くことが困難でした。
 
ガイドはいる? 馬車に乗らない? これを買わない?…と、止まらない声掛けの嵐、嵐…
 
ギザのホテルでは、買い物するのにスタッフが用心棒として付き添ってくれて心強かったです。
 

 
 
モロッコも世界三大うざい国と言われていますが、個人的にはモロッコ以上!!
 
それは早くもカイロ空港に降り立った瞬間からはじまります。
 
荷物受け取り待ちしている最中に、ガイドはどう? ツアーはどう?とずっとついてくる人たち。
 
なんとか空港をくぐり抜けたら、今度はタクシーの声掛けの嵐。覚悟はしていたものの、これが噂に聞いていたエジプトの洗礼か…!!と、不安いっぱいのスタートでした。
 
 

犬がたくさんいる

 
他の国でも犬がたくさんいる場所がありますが、エジプトはとても犬が多い!
 
ストリートだけじゃなく、普通にピラミッドの遺跡の中にもたくさんいます。
 
子犬も多く、愛犬家であるわたしは毎日が目の保養でした。
 

 

 
 

エジプトはツアーがおすすめ

 
ツアーの方が楽だと聞いていたエジプト。現地で会った日本人はほぼツアーで参加していた方が多かったです。
 
こんなに個人手配のハードルが高いとは…..自分の世間知らずさに後悔。
 
ツアーの方が、ツーリストポリスが同行してくる場合もあり価格の透明度が高そう…
 
わたしは自由度が高い個人手配を好むのですが、こんなに大変ならツアーにするべきだった…と思う場面がたくさんありました。
 
ただ、自分でひとつひとつクリアしていく達成感がとても楽しかったです。
 

 
 
どちらがおすすめかと聞かれたら、高額にはなってしまいますがツアーと答えるかもしれません。
 
もしくは、現地ツアーに申し込むか、現地でガイドを雇うのがおすすめです。
 
個人だと行くのが難しい場所がたくさんあるのがエジプト。アスワンでは英語が話せるガイドとドライバーを現地で2日間雇いました。
 
ただガイドの見極めがとっても難しい!!騙そうとする人が多く、誰が善人なのか悪人なのか、わたしはすっかり疑人暗鬼に。
 
わたしの場合、ガイドが最初の交渉ですでに決まっていた価格を、途中で何度も値上げしようとしてきました。
 
たくさん喧嘩しましたが、ガイドがいないと体験できなかったことがたくさんあったのも事実です。
 

 
 

ホテルはお手頃価格

 
遺跡の入場料は高額ですが、ホテルはお手頃価格で宿泊出来る場所が多いです。
 
タイミングにもよりますが、今回わたしは4つ星・5つ星ホテルにひとり1泊5,000円台で利用することができました。
 
宿泊代だけでもお手頃なのに、豪華なビュッフェの朝食・夕食付きの場所もあったのは驚き!
 

 

 
 

美味しいエジプト料理

 
日本でも食べたことなく、馴染みのなかったエジプト料理
 
どんな料理が出てくるのか想像つかなかったのですが、個人的には美味しい!と思う料理ばかりでした。
 
パンからライス料理まで、日本人が好む味付けが多いと思います。
 
特に搾りたてのフレッシュなフルーツジュースとモロヘイヤスープがとてもお気に入り。
 

 

 
 
マイナスな部分も書いてしまいましたが、また行きたいと思わせる魅力あふれるエジプト
 
もちろん感動するぐらい良い人もたくさんいるし、また会いたいなぁと思う人もいます。
 
いまだに古代遺跡の謎は多く、新発見が相次いでいたりとワクワクとロマンが止まらない!
 
ハードだった体験すらも超えて、すっかりエジプトの虜です。
 
 

この記事を書いた人

平 真悠子
NYLONブロガー10年目・北海道出身。ECサイトやLP制作をしている耳の聞こえないデジタルノマド。このブログでは主に訪れた国の情報や旅の思い出を発信しています。みなさんの旅のちょっとしたライフハックになれたら幸いです。
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