2つの県が存在する創業350年の老舗茶屋。絶景を見ながら味わうお餅が絶品! #軽井沢 #県境 #碓氷峠
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こんにちは、道産子ブロガーのMAYUです。
前回の記事でも紹介した軽井沢で過ごした夏休み。
軽井沢在住の友人がとっておきの場所があるよ!と連れていってくれたのが碓氷峠(うすいとうげ)
碓氷峠は、群馬県と長野県の県境がある峠。
神社から茶屋の中まで2つの県が存在するという、とても珍しい場所でした。
碓氷峠には何件か茶屋があるのですが、中でもおすすめは元祖力餅 しげの屋
なんと創業350年の歴史を誇り、軽井沢では1番古い茶屋となります。
ここは旧中山道の頂上でもあり、峠を越える旅人たちの休憩処として賑わっていたんだって。
このお店で特に人気なのは、碓氷峠の湧き水をたっぷり使ってつきあげた碓氷峠名物のちからもち。
あんこ・きなこ・ごま…など6種類の味が選べるのですが、今回わたしが選んだのはくるみ。
優しい味わいのふわふわおもちに絡み合ったくるみの香ばしさ…そして何よりもその柔らかさにびっくり!
これは病みつきになる…!わたしの中で、今まで食べた美味しいおもちランキングが新たに更新されたのでした。
信州産そば粉を使用した碓氷そばは、山菜がのったざるそばを注文。
夏に食べるざるそばってやっぱり最高。先程紹介したちからもちがのった珍しいメニューもあります。
ふと足元に目をやると、ちょうどわたしが座っていた席がちょうど県境!
群馬県と長野県、どちらにも存在しているという不思議さ。
店内は室内とテラス席に分かれているのですが、おすすめはもちろん絶景が眺められるテラス席です。
開放感溢れるテラス席はとても広々としていて、2階には絶景が見渡せる展望台がありました。
テラス席はワンちゃん歓迎なので、愛犬家にはとてもうれしい!
軽井沢在住だったら、きっとたくさん通っちゃうなぁ…
そして、お手洗いまでもこだわりが詰まっていてまさかのサプライズ。
お手洗い..?と思うかもしれませんが、蛇口がなんとヤカン!
目の前に広がる大きい窓から見渡せる景色も素敵だし、日本の和の美しさが詰まっていました。
お店の真向かいには神社があるのですが、もちろんここも県境。
そのため、同じ境内に長野県の熊野皇大神社(くまのこうたいじんじゃ)と群馬県の熊野神社の2つの神社が存在しています。
1900年以上の歴史を誇り、あの鎌倉幕府を開いた源頼朝も祈願に訪れたそう。
宮司さんも2人おり、社務所、取り扱っているお守りや御朱印もきちんとそれぞれ2つに分かれていました。
この神社の特徴のひとつが、カラスさんのおみくじやぬいぐるみを取り扱っていること。
伏見稲荷のキツネさんや岡崎神社のウサギさんといった動物は見かけるけれど、カラスさんははじめてでした。
導きの神と言われ、日本神話にも登場する八咫烏(やたがらす)
こちらの神社に伝わる古事記によると日本武尊(やまとたけるのみこと)が濃霧で遭難したとき、目的地まで導いてくれたのが八咫烏だそう。
鬼滅の刃が好きなわたしは、まるで鬼殺隊の伝令係である鎹鴉(かすがいがらす)みたいだなぁ..とオタク心がくすぐられたのはここだけの話です。
陶器で出来た八咫烏みくじを購入したのですが、ころんとしたフォルムでそのまま部屋にも飾れてかわいい…
ワンちゃんが入れない神社も多い中、熊野皇大神社ではワンちゃんの健康祈願が出来ます。
先程紹介したお茶屋さんもワンちゃんOKなので、どちらも一緒に過ごせるのは愛犬家にはとても嬉しいスポットなのではないでしょうか。
ちょっと険しい山道となるのですが、近くにある碓氷川(うずいかわ)水源地もおすすめです。
ここだけ時空が違うかのような、ゆったりとした清らかな世界。
あまり人も訪れない穴場スポットなのですが、生い茂った苔のある山道を下る必要があるので歩きやすい靴で行くと安心かもしれません。
とっても湧き水が綺麗で、奥の方をよく見ると広がるワサビ田が。
こんな綺麗な水で育ったワサビはきっと美味しいだろうなぁ..このとき、軽井沢のお土産はワサビを使ったものにしようと決めたのでした。
この記事を書いた人
MAYU
NYLONブロガー9年目・北海道在住。ECサイトやLP制作をしているノマドワーカー。最近はワーケーションで訪れた街や旅の思い出を書いています。旅のちょっとしたライフハックになれば幸いです。
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