日本の匠の技!名古屋城本丸御殿の豪華絢爛な美しさに感動 #名古屋 #狩野派
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こんにちは、北海道在住ブロガーのMAYUです。
10年以上ぶりに訪れた名古屋。
5年前に復元工事が終わり完成したという名古屋城の本丸御殿を訪れてみました。
愛知県名古屋市中区本丸1-1
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-11.jpg)
名古屋城の一角を占めている本丸御殿
慶長20年に初代尾張藩主の住居・政庁として建てられ、明治維新後に国宝となりました。
本丸御殿は残念ながら第二次大戦の名古屋大空襲により、一度焼失しています。B29の数は524機と、あの東京大空襲を上回る規模だったそう。
戦前に計測されていた図面や写真は疎開されており、かろうじて焼失をまぬがれました。こうして残った史料をもとに復元工事が進められ、本丸御殿がよみがえったわけです。
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豪華絢爛という言葉って日常ではあまり使わないし大げさにとらわれがちですが、ここは本当に豪華絢爛という言葉がぴったり!
見どころは、日本画史上最大の画派・狩野派(かのうは)の絵師たちが描いてきた障壁画と襖絵(ふすまえ)
狩野派の技法や材質を分析し、当時の色彩を精密に再現しているそう。
そのひとつが、まばゆい輝きの金箔の上に描かれた竹林豹虎図(ちくりんひょうこず)
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-3.jpg)
ちなみに虎と豹の組み合わせって自然界では見かけないし、珍しいなぁと思っていました。
江戸時代では、豹がメスの虎だと信じられていたそうです。
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-1.jpg)
先日、京都で復元ではなくオリジナルの狩野派の作品も何点か見てきたのですが、経年で色褪せてしまっているため当時の輝きは想像するしかありませんでした。
400年前はこんなに色鮮やかだったんだなぁと当時の輝きを垣間見ることが出来ました。
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狩野派の障壁画・襖絵は各部屋ごとにテーマが異なりどれも素晴らしいのですが是非、実物を見て欲しいので写真はここまでにしようと思います。
障壁画だけではなく、天井から飾金具と細部に至るまで匠の技が惜しみなく詰まっていました。
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そして、本丸御殿に隣接するミュージアムショップのお土産のクオリティがすごいのです。
竹林豹虎図の美しさに感動したので、竹林豹虎図のポストカードを買ったのですが金ピカ!
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-9.jpg)
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-10.jpg)
マルチクロスやチケットホルダーなど、竹林豹虎図のグッズがたくさんあり買いすぎてしまいました….
竹林豹虎図のグッズは他ではあまりお見かけしないので、お土産にもきっと喜ばれるはず。
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-6.jpg)
ちなみに名古屋城の天守閣は、老朽化や耐震性の対策するため現在は閉館中となっています。
豪華絢爛な本丸御殿を見学出来るだけでも、きっと満足出来るはず!
職人さんたちの高い技術に触れることが出来るので、日本人なら一度は訪れて欲しい場所です。
![](http://www.nylon.jp/blog/mayuko/files/2023/02/20230227-5.jpg)
この記事を書いた人
MAYU
NYLONブロガー9年目・北海道在住。ECサイトやLP制作をしているノマドワーカー。最近はワーケーションで訪れた街や旅の思い出を書いています。旅のちょっとしたライフハックになれば幸いです。
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