フリーハグ。渋谷の中心で愛を叫ぶ。#渋谷ハロウィン #freehugs
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私はHug、ハグが好きだ。
日常的に、男女問わず、大好きな友達と別れ際はいつもハグをする。
相手もハグが好きな人だとなおさら嬉しい。
どん底に落ちたとき。立ち直れなくなったとき。今までハグの力には沢山助けられてきた。
ハグって魔法だよね!って私の友達の1人は言う。
そんな中、先日の渋谷ハロウィンでFree Hugsデビューした。
ちょうど仕事で上京した期間中、ハロウィンとかぶっていて、東京在住の大好きな友達に一緒に渋谷でFree Hugsやろうよ!って誘われたのがきっかけ。
Free Hugsとは?
アメリカのJason Hunter/ジェイソン・ハンターが2001年にはじめた活動がFree Hugsのルーツ
彼の母親はその生涯で沢山の人を抱きしめ「あなたがどれだけ大切な存在であるか」と言うことを伝える人だったそう。
そんな母親の死をきっかけに大切なことに気付きFree hugsという活動をはじめる。
「私たちの仕事がなんであれ、私たちにできる大切なことは、私たちが自ら歩み寄ることによって他者を助け、励ますことではないか」
このメッセージを多くの人に伝えようとFree hugsというプレートを持ってマイアミの浜辺を歩きはじめたのがFree hugsの原点。
渋谷スクランブル交差点
今回誘ってくれた私の友達、ヨネ君は渋谷スクランブル交差点でFree Hugs活動をやっている。
ジェイソン・ハンターとその母親と同じように、渋谷で初めて会った人にも同じように「あなたがどれだけ大切な存在か」と言う想いを伝えたくて定期的に渋谷に立っているよ。
人は家族、友達、恋人を愛する以前にただ他人を愛する心を本当は持っているけれど、社会の中や特に都会にいると忘れがちになってしまう。
人それぞれの生きる場所や環境が違うからそうなっていくのは仕方ない事ではあるんだけど、ハグひとつでその見方が変わったらすごく意味のある事だなぁと思う。
それに日本人はほとんどハグで気持ちを伝える事って無いでしょ?
だからこそハグをした時に思いを込めて、「何だこの感覚は‼︎?」ってなってくれたら何かを感じるキッカケになると思うんだ!とヨネ君。
思いっきりハグをしたら「もう何十年ぶりに人とハグしただろう‥」とか言い出す人もいるんだって。
渋谷ハロウィン
いざ、井の頭線を降りて渋谷センター街へ向かうとそこには溢れ返るほどの人、人の波。
その人の数に圧倒され、つい怖気付いてしまった。
そして、人の波が落ち着いてきたらフリーハグのプレートをおそるおそる掲げてみる。
1人目がやってきて、2人目…気付いたら30人以上とハグが出来た頃には緊張はどこかへ飛んでいってしまっていた。
そんな中、フリーハグで駆け寄ってくれた2人の若者。しばらくしたらまた戻ってきてくれて。
「ハグがとても温かかったから気になって、また戻ってきました」ってなんと記念写真を求めてくれた。
「渋谷でこんなに温かい人がいるなんて」って言われた瞬間、勇気を持ってフリーハグをやって良かったと思えた。
このブログでもたまに触れる通り、私は耳が聞こえない。でも人と人が通じ合うのに言葉はいらないと思っている。
事件
そんな中、友達のiPhoneが人混みの中で盗まれた。渋谷ハロウィンを純粋に楽しんでいる人がいる中、万引きやスリが多発するという負の面に出会ってしまった。
そんな中、私たちの前でへたり込む鬼ちゃんの仮装をした青年が。
事情を聞いたら、偶然にも彼も自分の携帯を盗まれた。そんな中、他人の携帯が路上に落ちてたからこれから交番に届けるって。
ハロウィンという楽しい気分を、携帯を盗まれたことにより一気にどん底に落とされてしまった彼の目には涙が浮かんでいた。
みんなでハグをしてるうちにその青年はようやく笑顔になってくれて。土下座までしちゃう勢いでずっとありがとうって。
楽しみを裏切られてしまった中、他人の携帯を人が溢れ返る渋谷の交番へ届けようっていう優しさ、私たちに感謝してくれた優しさ。
渋谷のハロウィンは年々問題化していっているけど、人は捨てたものなんかじゃない。
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