わたしのサグラダファミリアの楽しみかた #バルセロナ #ガウディコード

Posted on 2019年2月9日2019年2月10日

2026年に完成すると言われているアントニ・ガウディの最高傑作サグラダファミリア

今見ても古さを感じないどころか、新進気鋭さえも感じる建築物。

多くの隠された謎と、着工した1883年から130年以上経っても工事は続いていて、いまだに未完成という魅力に惹きつけられます。

いまだに未完成ながらも、バチカンのローマ法王が認めた最高位の教会堂というのがすごい。

何度見ても飽きなくバルセロナ滞在中、3回も足を運びました。

独創的で、複雑ながらも計算された構造。

1人の人間が人生を捧げ、後世の人も工事を引き継いでいる壮大な建築物ってサグラダファミリア以外、他にあるんだろうか。

幾何学模様の断面の柱が立ち並んでいて、まるで森の中みたい。

自然を愛したガウディらしさがここにも表れています。

美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない。

自然が作り上げたものこそが美しい。我々はそこから発見するだけだ。

アントニ・ガウディ

ガウディにしか表現出来ない、まさにオンリーワンの芸術ですよね。

塔へ登り、間近で装飾を眺める

サグラダファミリアを訪れるのなら入場チケットだけじゃなくタワーチケットも購入して、ぜひ塔へ登って見て欲しい。

間近で装飾を見ると、その精巧さに驚くはず。

年季が入ったものから新しさを感じるものまで、工事がはじまった1883年から時の流れを感じることが出来ます。

サグラダファミリアには生誕のファザードと受難のファザードの2つの塔があります。

私が登ったのは、ガウディ生存中に完成した生誕のファザードでバルセロナ市街が一望出来ました。

永遠の生命を象徴している生命の木も間近で見ることが出来ます。

隠された暗号・ガウディコード探し

いくつもの謎が隠されているサグラダファミリア

フリーメイソンのメンバーだったと言われるガウディの噂はとても有名。

ガウディコードと言われ、ガウディは自分の作品にいくつかの暗号を残しています。

その目的は謎なのですが、ガウディコードを用いることで聖母マリアの謎を伝えようとしている説があります。

中でも1番有名なのが、縦・横・斜めどこから足しても33の数字になる4×4の数字が並んだパネル

33という数字は、キリストが亡くなった年齢、フリーメイソンの最高位ランクが33位といった、共通点があると言われています。

フリーメイソンを象徴していると言われる手の平にある目のマーク

フリーメイソンの階級を表すマークのひとつであるペリカンの像

ガウディが設計したグエル公園など、至る所にまだまだ隠されているガウディコード。

信じるか信じないかはあなた次第

ちなみに、サグラダファミリア地下にある礼拝堂にはガウディが眠っています。

訪れるまで知らなかったのですが、路面電車にひかれ、身なりを気にしていなかったことから浮浪者と間違われ手当が遅れてしまい、息を引き取ったというのが衝撃でした。

反射したステンドグラスの美しさ

サグラダファミリアは構造がとても素晴らしいだけじゃなく、ステンドグラスもとても綺麗。

時間帯によって、異なる方角から自然光が入るように工夫されています。

太陽が昇っている時間も計算して、訪れるのがオススメ。

ステンドグラスに反射され揺らめいた七色の光が、聖堂内を神秘的に演出しています。

時間帯によっては、こんなにステンドグラス色に染まることも。

写真を撮るなら向かいのガウディ広場

世界中から多くの観光客が集まり、いつでも混雑しているサグラダファミリア

向かいにあるガウディ広場だと、時間帯によっては人通りも落ち着き写真撮るのに絶好のスポットです。

巨大なサグラダファミリアも全体像を捉えることが出来ます。

夜の池に反射したサグラダファミリア

サグラダファミリアは昼間だけじゃなく、ライトアップされた夜も必見!

昼間訪れたガウディ広場の池へ行ってみると、なんと池の水面に反射したサグラダファミリアが実現!

揺らめいている水面が、また幻想的なのです。

ローカルの方々の憩いの場にもなっていて、犬の散歩している方もいたり、なんて贅沢で素敵な散歩タイムなんだろうと惚れ惚れ。

夜は人通りもまばらな時があるので、スリなどに気をつけて楽しんでください。