【南米旅】高山病にならないために。ボリビア・ペルーで実践した高山病対策まとめ

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こんにちは、ブロガーのMAYU(@mayu1224eve)です。
 
今回の南米の旅で訪れたペルーとボリビア。
 
マチュピチュやウユニ塩湖など、人生で一度は訪れたい絶景の数々。
 
それなのに、これらの有名観光地のほとんどが高地にあるんです…!
 
高地といえば、避けては通れない問題が高山病
 
高山病のリスクは標高2,000mからはじまり、3,500mを超えるとおよそ3〜50%の人が症状を感じるとも言われています。
 
実際「高山病で動けなくなり、目的地に行けなかった…」という声も珍しくありません。
 

 
 
標高3,800mの場所に2週間滞在しても平気だったわたしですが、人生ではじめて高山病にかかってしまった場所がひとつだけありました。
 
それはチリとボリビアの国境にそびえるリカンカブール山、なんと標高は5,900m!
 
誰でも高山病になるとまで言われる魔のエリアで、一緒にいた人たちもほぼ高山病でダウン。
 
わたしは頭痛が起きた段階で、日本から持ってきた頭痛薬を早めに飲んで事なきを得ました。
 
おそらく症状が軽く済んだのは、事前の対策が功を奏したのも少ながらずあるのかなぁと思います。
 

 
 
そこで、今回の記事ではわたしが実際に行った高山病対策を紹介していきたいと思います。
 
高山病になるかどうかは個人差がとても大きく、その日の体調にも左右されるので予防したからといって絶対にならないとは限りません。
 
ベテランの登山者でもアスリートでもかかってしまうときがあるぐらい。
 
そのため、あくまでひとりの旅行者の体験のひとつとして捉えていただけると幸いです。
 
 

ダイアモックスを飲む

 
出国する前に、日本の病院で高山病予防薬としてダイアモックスを処方してもらいました。
 
今回の旅のスケジュールと各地の標高リストを医師に見せて、服用タイミングなどを相談。
 
ただし、この薬には副作用があります!
 
・トイレが近くなる
・手足がしびれる
 
日本と違って海外はトイレが少ないところがほとんど。
 
究極の選択だけど、高山病は最悪命に関わってしまうので、これには目をつぶるしかない…
 
トイレがある時には必ず行っておく! 青空トイレ(マナーは守った上で)となってしまう覚悟を持ちました。
 
手足がしびれるといった問題は、わたしはまだ我慢できる範囲のちょっとしたしびれ。
 
最初は違和感が拭えなかったのですが、だんだん慣れてきました。
 

 
 

水をたくさん飲む

 
ペルーやボリビアでは水道水が飲めないのもあり、常にミネラルウォーターを大量ストック
 
水をたくさん飲むことは高山病対策の基本中の基本。
 
もちろんアルコールは出来るだけ控えるのがベター。(旅先だと飲みたくなってしまうけれど)
 

 
 

高度順応を意識したルート

 
旅程はなるべく標高の低い場所からスタートして、少しずつ身体を高度に慣らしていきます。
 
 
例:マチュピチュ(2,400m)→ クスコ(3,300m)
 
睡眠不足、疲労も高山病にかかりやすくなるため、なるべくゆとりのあるスケジュールがおすすめです。
 

 
 

コカの葉を試す

 
ペルーのレインボーマウンテン(標高5,000m)では、ガイドさんから高山病対策にいいよ!ってコカの葉を渡されました。
 
個人的に効いた実感は正直なところわからなく、味が好みではなかったのであまり噛まなかったです。
 

 
 
コカの葉はペルーやボリビアの商店で売られており、コカキャンディーなんてのもあります。
 
コカインの原料とはいえ、コカの葉自体は安全ではあるのですが、日本に持ち込むのは違法なのでご注意!
 

 
 

まさかのコーラが効く?

 
ペルーのクスコ在住の日本人に教えてもらったのですが、コーラも高山病防止に良いそう。
 
ペルーはインカコーラが有名なのですが、カフェインが入っているコーラの方がおすすめだとか。
 
ただご存知の通り糖分がすごいことから普段コーラは全く飲まないのですが、滞在中はついコーラばかり飲んでいました。
 

ペルーお馴染みインカコーラ

 
 

のど飴も必須アイテム

 
高地は基本的に乾燥していて、すぐに喉が痛くなってしまいます。
 
日本からのど飴を大量に持参していたのですが、あっという間に切らしてしまい、現地の薬局で何度も調達。
 
喉が痛くなりはじめると風邪をひきやすくなるので、常に持ち歩いていました。
 

 
 

日焼け止めが必須

 
標高が高いということは太陽も近いということで、紫外線が強烈!
 
日本の日焼け止めはSPF50+が最大値ですが、こちらではSPF100+なんてのも売られています。
 
わたしは日焼け止めを手の甲に塗るのを忘れてしまい、火傷のように真っ赤になってしまいました。
 

 
 
高山病は個人差もあることから完全に防げるものではありませんが、事前に準備しておくことで症状を軽くできる可能性は十分あります。
 
これから南米を旅する方に、少しでも参考になれば幸いです!
 

この記事を書いた人

平 真悠子
NYLONブロガー10年目・北海道出身。ECサイトやLP制作をしている耳の聞こえないデジタルノマド。このブログでは主に訪れた国の情報や旅の思い出を発信しています。みなさんの旅のちょっとしたライフハックになれたら幸いです。
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