フィラデルフィアで過ごしたクリスマスとLOVE PARK #アメリカ #スケートボード

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今年も残り1ヶ月を切り、あちこちでイルミネーションが輝きクリスマスムードが街中に漂うようになってきました。
 
ドイツ発祥で、世界中で行われている煌びやかなクリスマスマーケット
 
クリスマスイヴに生まれたということもあり、わたしにとってクリスマスは誕生日も合わせてやってくる特別な日。
 
子供の頃の高揚感を思い出させてくれるクリスマスマーケットの空気がわたしはとても好きです。
 

 
 
 
今回は、アメリカ・ペンシルベニア州にあるフィラデルフィアで過ごしたクリスマスを紹介したいと思います。
 
わたしはクリスマスイヴの前日、沢山の人で盛り上がっているニューヨークを離れ、バスでフィラデルフィアへ移動し3日間過ごしました。
 

 

 
 
 
アメリカ合衆国生誕の地



 
 
 
フィラデルフィアは、ニューヨークからニュージャージー州を超えてバスで約2時間先のペンシルベニア州にある町。
 
独立宣言が発表されたアメリカ合衆国生誕の地であり、古き良きアメリカの風景に出会うことが出来ます。
 
映画ロッキーの中で、シルベスター・スタローンが駆け上がるシーンが撮影されたフィラデルフィア美術館もあります。
 

 
 
 
Christmas Village



 
 
 
フィラデルフィアの市街の中心部にあるフィラデルフィア市庁舎
 
ルネサンス風の石造建築物としては全米で最も高く、フィラデルフィアのランドマークとなっています。
 
市庁舎周辺と、すぐ側に位置するLOVE PARKと呼ばれる公園でクリスマスマーケットが毎年行われています。

Christmas Village Philadelphia
(JFK Plaza, 1500 Arch Street, Philadelphia)
2019年 11月28日〜12月24日
Sun – Thur 11:00 – 19:00
Fri – Sat 11:00 – 20:00
Christmas Eve 11:00 – 17:00

 
 
ニューヨークでの賑やかなクリスマスも良かったけれど、ホテルでのんびりしたり、マーケットをぶらぶらしたり、クリスマス当日をのんびり過ごすにはぴったりの街でした。
 

 

 

 

 
 
 
クリスマスマーケットでは、スケートリンクやメリーゴーラウンドなどのアクティビティも楽しむことが出来て、今年は観覧車が登場するそう。
 
世界中の幸せを集めたような優しい灯り、冷えた身体を温めてくれる暖かい食事、絵本のような世界観。


 
工芸品、雑貨、ヨーロッパ料理など沢山のお店が出展されており、2夜連続で訪れても飽きることはなくワクワクしっぱなしでした。
 

 

 
 
 
マーケットが行われている場所、ここがラブパークと呼ばれているのは、公園内にあの有名な芸術家ロバート・インディアナの作品、LOVEのオブジェが飾られているから。
 
本来はJohn F. Kennedy Plazaという公園なのですが、作品が設置されてからラブパークと呼ばれるようになりました。


鮮やかな赤色に「O」が右に傾いたLOVEのオブジェはニューヨークや新宿にもあり、とても有名ですよね。
 
いきなり、ストリートカルチャーの話に触れるのですが、スケーターにとってはここフィラデルフィアのLOVEが1番有名なのはご存知でしょうか。
 
 
 
スケートメッカとしての顔



 
 
 
スケーターなら映像や写真を見たことがあるぐらい、実はここLOVE PARKにはスケートメッカとしての顔が存在します。
 

 
 
 
今やクリスマスマーケットの舞台となっているLOVE PARK、実はかつてスケートスポットでここから沢山の有名スケーターが生まれました。
 
スケート作品や雑誌で、LOVEのデザインを多く見かけた方も多いかもしれません。
 
LOVE PARKで日々撮影していたフィルマー、スケーター達が映像を発信したことから知名度が上がり、公園にアメリカ全土から人が集まるほどスケートの聖地となりました。
 


 
LOVE PARK付近でスケートの大会が開かれたのですが、大会直後、市長が急にLOVE PARKをスケート禁止にしたという事件がありました。
 
フィラデルフィアに何十億もの経済効果をもたらしたものの、裏切りとも言える行為に数多くのスケーターが街を去っていったと言われます。
 
「公園が破壊される」「市民に危険を及ぼす」と理由をつけては、覆面警官を沢山集めスケート禁止にしました。
 
スケーターたちは抵抗し忍び込んで滑り続けたりと対立が続いたものの、2016年2月には完全に閉鎖されてしまいます。

その後、人気がいなくなった公園にはドラッグディーラーが集まるようになり治安が悪くなっていきました。
 
これにはLOVE PARKの設計者も怒っていて、スケート禁止にしなければもっと活気のある賑やかな場所になっていたかもしれません。
 

 
 
 
LOVE PARKでスケートが禁止されて以来、これに反対するためにLOVEのデザインが多く使われ、現在はスケートボード禁止反対組織のシンボルとなっています。
 
写真はニューヨーク

 
 
 
現在も閉鎖されているものの、フィラデルフィア市庁舎の目前にあるPhiladelphia Municipal Services Building周辺では滑られている形跡がありました。
 
一度衰退したと言われているものの、今でもスケート文化が息づいているのを感じます。
 

 

 

 

 
 
 
ヨーロッパを感じるルネッサンス風の市庁舎、アメリカ独立宣言が発表された地、ストリートカルチャー…と様々な歴史の顔がある面白い街でした。
 
ニューヨークを訪れた時など、足を伸ばしてフィラデルフィアへ行ってみてはいかがでしょうか。
 

 
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