バンクシー展から感じた反消費主義と幸せの本質 #Banksy

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こんにちは、北海道在住ブロガーのMAYUです。
 
札幌で7月3日まで開催されているバンクシー展 天才か反逆者かへ行ってきました。
 

 
 
 
バンクシーといえば説明不要な世界的アーティスト。
 
こんなに有名なアーティストなのに、素性不明であり激しくアウトローで都市伝説的な存在。
 

 

 
 
 
バンクシーの作品は説明不要なぐらい有名なものばかりであることから、今回はわたしが1番心に刺さった作品について話したいと思います。
 

セール・エンズ

16〜17世紀の宗教画を思わせる女性たち。
 
本来、宗教画においては聖人や救世主が描かれる部分にこう書かれています。
 
SALE ENDS TODAY
セールは今日で終わりです。
 
セール最終日に群がる人々。
 
かつてのわたしもセールという言葉に心踊ったひとり。セール最終日となると焦ってしまう購買心理にも踊らされていました。
 
神聖に近い存在まで登り詰めてしまった消費社会を皮肉たっぷりに表しています。
 

 
 
 
バーコード

バーコードは見る人によって解釈が大きく異なる作品。
 
商品を探して狩りをしている人たちが生産者によって狩られているという見方から、毛皮や動物園といった動物の商品化に対する抗議という様々な視点があります。
 
バーコードの檻から逃れることが出来た自由な野生動物ということから、消費崇拝の支配から解き放された人という風に捉えることも出来ます。
 

 
 
 
どうやったらモノが売れるのか戦略を練る企業、働いた時間と引き換えに消費を繰り返す現代人。
 
新車に乗り、広い家に住み、トレンドのファッションに身を包む。
 
それがステータスであるかのように魅力たっぷりに伝える広告たち。
 
世の中に溢れかえるマーケティング情報によって幸せの本質、人生の真の価値が見えづらくなってしまっている今。
 

 
 
 
わたしは、ここ数年で物欲が8割以上というほど無くなってしまいました。
 
断捨離をすると洋服も半分以上もいらないものだったり、ショッピングをしに出掛けるということも減りました。
 
思い出の品というものはあるし、心が満たされるお気に入りの品はあるから全てのモノがいらないと言っているわけではなく、資本主義を全て批判しているわけでもありません。
 
足るを知ること。必要以上に欲しがるのは自分の心を疲れさせて結局、自由もなくなってしまう事に気付きました。
 
とてもひねくれた言い方をすると、ミニマリストどころか死んで持っていけるモノはないのだから思い出の方を多く残したいとさえ思っています。
 
今回、自分にとって幸せとは何なのか、改めて問われた気がしました。
 

 
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