世界遺産モンサンミッシェルの伝統料理。ふわふわスフレオムレツ #フランス
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旅の楽しみは色々あるけれど、そのうちのひとつが現地で味わう伝統食
世界中、どこにでもある卵料理
卵料理にはその地の個性が強く出る気がする。
今日はモンサンミッシェルを訪れた時に食べた、思い出のふわふわオムレツ料理を。
パリから汽車で訪れた、世界遺産モンサンミッシェル
“塔の上のラプンツェル”のお城のモデルにもなり、海に浮かぶ孤島と修道院です。
モンサンミッシェルで必ず食べてみたかったのが、130年の歴史あるスフレオムレツ
○○風オムレツってよく見かけるけれど、○○風ではなくせっかくなら現地のオムレツを食べてみたい。
1888年から続く、伝統のオムレツを食べに訪れたのはLa Mère Poulard(ラ・メール・プラール)
島の入り口を通るとすぐに看板が現れる、わかりやすい立地にあります。
単品より、コースの方がお得だったので今回はコースを注文することに。
特産品のリンゴから作られたシードルを先に注文し、ワクワクしながらオムレツの到着を待つ。
このシードルがまた美味しくオムレツが目玉料理だけど、こちらも是非味わってみて欲しいです。
シードルはリンゴの酸味が爽やかに効いていて、普段ワインを飲まない方やアルコールが得意でない方にもおすすめ!
前菜で、わたしが選んだのは南フランスの郷土料理スープ・ド・ポワソン
魚の旨味がたっぷり染み込んだ濃厚なスープは、わたし好みだったようでフランス滞在中に何度か食べるぐらい夢中になってしまいました。
パンも運ばれてきて、メインのオムレツが来る前にお腹いっぱいになってしまいそう。
そして、お目当のオムレツが席に運ばれるてくると、そのボリュームに驚きました。
周りを見渡してみると、男性2人でシェアしている方も。あとで、口コミを見てみると食べきれずに残してしまう方が多いそう。
ただ1人1品注文するルールなので、オムレツをシェアするときは他にメイン料理を頼むと良いかもしれません。
オムレツはスフレのようにふわふわとした食感、あっさりとした優しいメレンゲの味わい。
人によっては味が薄いと感じる方もいるらしいのですが、供え付けのベーコンやガーリックと一緒に食べるにはちょうど良いバランスでした。
昔、昔、はるばる遠い地から命懸けで辿り着いた巡礼者たちをもてなしたという栄養満点のオムレツ。
修道院を訪れた後だったのもあり、この地の歴史へ思いを馳せながら味わう。
観光価格で決して安くはなかったけれど、これもまた現地で食べる醍醐味だと思いました。
店内は、フランスの絵本に出てくるようなノスタルジアな空間。
有名店のため混雑していることもあるらしいのですが、オープン時間と同時に入ったのもあり、人もまばらでゆっくり出来ました。
運が良かったら、入り口でオムレツを作っている場面に出会えるかもしれません。
最後にリンゴのキャラメルタルトをいただいたときは、次の旅先へのバス発車時刻ギリギリに。
はちきれそうなお腹を抱えて、バスまで走ったのでした。かなり食べる方ではないとコース料理を完食するのは難しいと思うので、やはりシェアがオススメです。
ちなみに、お土産として買ったこのサブレ。
日本でも海外のお菓子屋さんで売られているため、見たことがある方が多いかもしれません。
こちらの有名なサブレもラ・メール・プラール発信です。
人生の中でそう何回も訪れることが出来ないモンサンミッシェル。
帰国後に知ったのですが、東京丸の内に去年リニューアルオープンしたというラ・メール・プラール日本1号店があるそう。
思い出の味に再び会いに、次回上京したときは訪れてみようと思っています。
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