私の趣味のひとつが、世界の教会や大聖堂めぐり。
 
教会の売店やギフトショップで出会ったお守りスカプラリオについて書きたいと思います。
 

 
 
 

 
スカプラリオとは、修道士や修道女たちが着用する修道服のこと。
 
ラテン語の肩という意味のscapulaeから、スカプラリオと名付けられています。
 
修道服を身に付けない信仰者たちが、信仰心の表れとして携帯用に小さくなったものもスカプラリオと呼ばれていて、今日はそれを紹介したいと思います。
 

 
 
スカプラリオは誰もが簡単に手に入るものではなく、それぞれ身に付ける特定の資格がいたり、司祭から着衣式を受けたりする特別なもの。
 
キリスト教徒しか持つことが出来ないスカプラリオも多く、色も指定されていたり厳格な印象を受けます。
 
そのため、あまり販売されているのは見たことがないのですが、たまに教会の売店でお守り用として販売されています。
 
このブラウンのスカプラリオはアメリカ、サンタフェの聖フランシス大聖堂で3ドルで購入しました。
 

 
 
 
このように2本の紐で結ばれた形になっていて、主に首にぶら下げて使用します。
 
片方を胸の前にぶら下げて、もう片方は肩越しに背中にぶら下げるのが本来の付け方。
 
前からも後ろからも守って貰えるように前後に付けるそう。
 

 
 
 
身に付け方は、人それぞれ。
 
スポーツ選手は、怪我から守ってくれるように利き腕や足に付けるとも言われているそう。
 
海外のサッカー選手で身に付けているのを見かけた方も多いかもしれません。
 

 
 
 
またお守りとしてだけじゃなく、アクセサリーとして使用する人も多いです。
 
このスカプラリオはメキシコのグアダルーペの聖母
 
私は一時期、チョーカー調として身につけていました。
 

 
 
 
スカプラリオを、ハンドメイドでアレンジしている方も沢山います。
 
毎日身に付けたくなるような可愛いお守りに仕上がっていますよね。
 
また、世界のかわいいお守りに出会ったら記事を書きたいと思います。
 

 

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