キッド・カディによるNetflixアニメ『Entergalactic』がグッド!
Posted on
こんにちは
Cocoです
今回はラッパーであるKid Cudi(キッド・カディ)が制作総指揮を務めたNetflixオリジナルアニメ『Entergalactic』について
服と音楽が好きな人におすすめしたいポイントがあるので普段アニメを見ない人にもチェックしていただきたいです
まずはキッド・カディって誰?というところから
プロフィールサクッといきます
Kid Cudi
この投稿をInstagramで見る
アメリカのオハイオ州クリーブランド出身のラッパー兼音楽プロデューサー兼俳優とマルチな活動をしています
Kanyeが2004年に設立し、主催するレーベルG.O.O.D.Musicからデビューしました
ヒップホップにエレクトロニカを融合させたサウンドの楽曲が特徴です
正直彼のことを隅々まで知っているわけではないのですが、囚われない音楽性からなのか交友関係がめちゃくちゃ広い印象です
俳優としても活動している彼ですが、以前記事でも紹介したNetflixオリジナル作品の『Don`t Look Up』にも出演しており、アリアナと見事にバカップルを演じていました(その記事はこちらから)
そんな多才を発揮している彼が制作総指揮を務めたアニメ『Entergalactic』
まずはトレーラーをご覧ください
内容は恋愛がメインで、ぶっちゃけストーリーは割と王道な感じでポジティブ
今回ストーリーについてはあまり触れません
つまりネタバレもないよ
トレーラーを見ていただいたところでこの作品の注目ポイントをいくつか紹介しますね
①豪華すぎるキャスト(声優陣)
主人公のジャバリの声優を務めるのはなんとキッドカディ本人
フォルムも仕草も彼そのまんまの分身です
その他のキャラクターはキッドカディの友人が総出演
その他キャラクターたちもみんな分身なわけですが、ひとまず声優陣の名前をずらっと並べると、
メドゥ役 ジェシカ・ウィリアムズ(ファンタビ、ブックスマート)
ジミー役 ティモシー・シャラメ(君の名前で僕を呼んで、デューン)
カイ役 Ty Dolla $ign(ラッパー)
カルメン役 ローラ・ハリアー (スパイダーマン:HC, FFH)
ナディア役 070 Shake(ラッパー)
カリナ役 ヴァネッサ・ハジェンズ(ハイスクールミュージカル)
ジョーダン役 ジェイデン・スミス(ラッパー、ベストキッド)
ダウンタウンパット役 マコーレー・カルキン(ホームアローン)
いやすごいな
これだけの分身/知ってる顔が次から次へと登場するので見ていて飽きることがないです
ティモシーってどの媒体になってもどこまでいってもティモシーなんだよな、、
好きだ
②アニメーションとその色合い
トレーラーを見てそう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、アニメーションの感じと色合いが『スパイダーマン:スパイダーバース』を彷彿とさせます
スパイダーバースよりはちょっとカクカクしてるかな
舞台がニューヨークのマンハッタン/ブルックリンなのですが、アジア系のお店やストリートアート、ユニオンスクエアやワシントンスクエアまでかなり詳細的に描写されています
主人公が住む家がTHEマンハッタン
天井が高すぎる上に解放感しかない窓で壁がレンガ調のアパート(家賃は一旦フル無視することにします)
アニメーションを最大限に楽しむためにはなるべく大きな画面で見ることをおすすめしたいです
③キャラクターたちのファッション
全体的にお洒落な感じなので普通に流してしまいそうになるのですが、キャラクターたちの服装がやたらにイケてるんですよね
この記事を書くにあたって色々調べてみると、キャラクターのコスチュームデザインを手掛けたのは故ヴァージル・アブローだということが判明しました
オフホワイトやルイヴィトンを手がけたファッションデザイナーです
完全に納得がいきました
そりゃイケてるわけだ
ヴァージルが製作陣とZoomでそれぞれのキャラの設定やそれはニューヨークのどの場所にいるのか、などを細かく擦り合わせていき、そのキャラクターに合う服をヴァージル本人のコレクションやクローゼットから取り出してきたそうです
一般的に、アニメの中では服の素材感が伝わりづらいのですが、本作では服の質感がしっかり伝わってきます
特に女性陣のドレスとレザージャケットの質感が綺麗に描写されていました
本作が公開された日(9月30日)はヴァージルの誕生日ということもあり、彼に対するリスペクトも感じられます
④本作と同名のスタジオ・アルバム
まず、本作の元ネタになったのは2009年のデビュー作『Man on The Moon :The End of Day』に収録された「Enter Galactic (Love Connection Part I)」
そして本作と同日にリリースされた8枚目のスタジオアルバムが『Enter Galactic』
アニメを制作するためのアルバムではなく、アルバム制作のプロセスは他のアルバムとはほとんど変わらないそうです
だからこれはサウンドトラックという立ち位置にはないと本人が言っています
まずは彼の頭の中でストーリーを組み立ててから曲として形にしていく
そんな『Enter Galactic』の最大のテーマは「愛」
アルバムを作るごとに、自分というものをより理解できるようになっていると実感し、今回のアルバムに取り掛かった時に、自分が愛し愛され、存在することを望み、心の準備ができたことを認識したと言います
曲もヴィジュアルもお洒落でラフな気持ちで見れるので、気になった方はNetflixから是非チルタイムのお供に見てみてください
ということで今回はここまで
次回の記事もお楽しみに
Coco:)
Instagram→@coco_nishi
Instagram→@co__jp