まさかの真っ白?! 【レインボーマウンテン】から考える地球環境とペルー旅

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こんにちは、南米旅行中のMAYU(@mayu1224eve)です。
 
ペルー・クスコ滞在中に訪れたレインボーマウンテン
 
レインボーマウンテンは、10年前に発見されたばかりのカラフルな山で比較的新しい絶景スポットと言われています。
 

 
 
タイトルにもある通り、今回は雪が積もっていて真っ白だったのですが、とても印象的だったのでここに記録しておきたいと思います。
 
今回はGetYourGuideというアプリで、約3,700円のツアーを予約しました。
 
このツアーのすごいところは、この安さでホテル送迎付きで朝食と昼食がついていること!!
 
こういったようにペルーには驚愕するほど安いツアーがあって、毎回驚きます…
 

 
 
レインボーマウンテンはクスコからバスで約3時間先にあり、なんと出発は早朝4時!
 
早朝というより夜中に近いので治安が心配ですが、ホテルの目前まで送迎してくれるので安心。
 
真っ暗な中、ひとりずつピックアップしてからクスコを出発します。
 

 
 
朝食はレインボーマウンテンへ行く前・ランチは帰りというスケジュールとなっており、場所は同じとなります。
 
安すぎて心配だったのですが、種類が盛りだくさんでお腹いっぱい食べれました。
 

 

 
 
ちょっとしたお土産屋もあり、お手洗いも食事会場で済ませることが出来ます。
 
ペルーは有料のお手洗いが多い中、無料で使えるのがうれしい!
 

 

 
 
出発した時には真っ暗だった空もすっかり明るくなり、いよいよ到着というときに外を見ると、え…奥にうっすらと雪が積もっている..?
 

 

 
 
予感は的中で、レインボーマウンテンには雪が積もっていました。
 
ただでさえ、標高5,000m超えの場所。
 
地面は溶けはじめた雪でぐちゃぐちゃ…酸素が薄い中、ここから1時間半登るという事実に恐怖を少し覚えました。
 

 
 
高山病防止ということでガイドさんから配られたコカの葉を噛みながら、ひたすら登り続けます。
 
頭痛といった高山病の症状は全く出ませんでしたが、胸が潰されるような息苦しさとの戦い…
 

 
 
ちなみにお金の力を借りると、馬で登ることもできます。
 
あまりの苦しさに何度も誘惑に負けそうになりましたが、ここは自分の力で登りきりたい!という謎の意欲が湧いてきて最後まで乗ることはありませんでした。
 

 
 
ツアーということもあり時間も限られているので、休憩もあまり取ることができなくまさに修行!!
 
溶けかけた重い雪に足をとられ、ガイドさんを含めたくさんの人たちが転びまくるというカオスな状況。
 
幸いなことに雪の中を転ばすに歩くのは慣れており、北海道民で良かったと思ったのは久しぶりです。(結局しっかり転びました)
 

 
 
何度も倒れそうになりながら、なんとか辿り着いた頂上。
 
カラフルな絶景を見ることは叶いませんでしたが、標高5,000mの中を登りきった達成感に感動!!
 

 

 
 
レインボーマウンテンは、本来はかつて1年中雪と氷河に覆われていた山だったんだって。
 
地球温暖化によって氷河が溶け、隠されていた色鮮やかな地層が露出したことで発見されたそう。
 
「環境の観点から考えると、本当は雪に覆われていた方が良い」という事実を知ったときは何とも言えない気持ちになりました。
 

 
 
下山する頃には雪が溶けはじめ、地面が少しずつ姿を現していました。
 
思わぬ形で、地球環境について考えるきっかけをくれたレインボーマウンテン。
 
そして、標高5,000mを登りきったという達成感。
 
この旅では景色や体験だけでなく、地球環境や自分の限界に挑戦する大きな意味も感じることができました。
 

 

この記事を書いた人

平 真悠子
NYLONブロガー10年目・北海道出身。ECサイトやLP制作をしている耳の聞こえないデジタルノマド。このブログでは主に訪れた国の情報や旅の思い出を発信しています。みなさんの旅のちょっとしたライフハックになれたら幸いです。
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