フェリーと鉄道で移動してみた! イギリス・ロンドンからアイルランド【ダブリン】への行き方・チケット購入方法
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こんにちは、ブロガーのMAYU(@mayu1224eve)です。
今回のヨーロッパ旅の目的のひとつが、アイルランドに住んでいる友人に会いに行くことでした。
2024年現在、日本からアイルランド行きの直行便は運行していなく、中東やパリ、ロンドンなどで乗り継ぎするのが一般的となっています。
今回は、ロンドンに数日間滞在してからアイルランドへ渡ることにしました。
ロンドンからアイルランドへ行くには飛行機が1番早いのですが、今回は鉄道とフェリーでのんびり移動してみることに!
こうしてマップで見ると離れているけれど、乗り換えが1度しかないルートを選んだため実際の移動はとても楽でした。
アイルランド行きのフェリーは、イギリス・ウェールズ北西部にある港町Holyhead(ホーリーヘッド)から出ています。
Holyhead駅行きの列車は、ロンドン市内のEuston駅(ユーストン)から出ており、直行列車も運行しているので乗り換えなしで港まで移動することが可能です。
列車で約3時間50分移動したのち、Holyhead駅からフェリーターミナルへ乗り換え、対岸にあるアイルランド・ダブリン港まで約3時間15分で到着しました。
鉄道とフェリーのチケットは別々に購入するよりも、SailRailというフェリーと鉄道を組み合わせたチケットがとってもお得なんです!
下記の写真のようにSailRailチケットは、鉄道とフェリーのチケットが1枚になっていて便利!
時期にもよりますが、チケット代は2024年7月現在51〜58ポンド(日本円で1万前後ぐらい)とお手頃。
SailRailのチケットは、鉄道会社TfW(Transport for Wales)のサイトから購入することができます。
予約番号や旅程もすぐ確認できるため、アプリから購入するのが簡単でおすすめです。
1.条件を検索
まずは、アプリの検索画面で出発地・到着地・日付・時刻・人数を検索します。
ロンドン発ならLondon Euston、ダブリン着ならDublin ferryportと検索してください。
2.ルートを選択
ルート一覧が出てくるので、お好きなルートを選択します。
希望の時間帯にもよりますが、ここで乗り換えが1回しかないルートを選ぶと移動が楽になります。
3.チケットの受け取り方法
ルートや座席の希望を選んだのち、チケットの受け取り方法を選択します。
駅にある券売機やチケットカウンターで受け取るという画面が出るので、そのまま次へと進めていきます。
4.お支払い
最後に最終確認をしたのち、お支払いへ進みます。
支払い方法は、クレジットカードやApple Pay、PayPalが使えます。
購入すると予約番号が控えられるので、当日はEuston駅にある券売機で発券します。
券売機は英語で操作するのですが、自信がない方は有人のチケットカウンターで発券して貰うことも出来るので安心してください。
今回、わたしは午前9時にEuston駅を出発して、午後17時半にDublin港に到着するルートを選びました。
移動時間はトータル約8時間半でしたが、乗り換えが1回ということもありのんびりとした道中で楽しかったです。
ヨーロッパあるあるなのですが、乗り場はギリギリになるまで表示されないこともあり毎回ハラハラ…
乗り場が遠い場合もあるので、全体的な乗り場の位置は前もって把握しておいた方が安心かもしれません。
そのため、みんな電光掲示板をずっと見上げながら待機しています。
いよいよ港までの約3時間50分のイギリス横断の旅にわくわく…!
列車の中はとても綺麗で、窓から眺めるイギリスの風景が素敵でした。
ドリンクやサンドイッチ等も販売していたので、小腹が空いたときも安心です。
そして、終点であるHolyhead駅に到着!
降りた途端、潮の香りがして、ああ..港に着いたんだなぁと実感が湧きました。
駅からフェリーターミナルまでは徒歩10分ぐらいでした。
ここで降りる人たちはフェリー利用する方が多いので、人の流れについていくとフェリーターミナルまで着くはずです。
イギリスからアイルランドへ渡るので、フェリーターミナルではもちろん出国審査があります。
荷物も保安検査を済ませるのですが、飛行機と違って簡易的なものであっという間に終わりました。(保安検査や入国審査の場所は撮影禁止)
保安検査を済ませたら、送迎バスに乗り込みます。
港にある乗り場まで連れて行ってくれるのかなぁと思っていたら、バスはそのままフェリーの内部まで乗り込んでいきました。
甲板にも上がれたのですが、かなりの突風で飛ばされそうになりました。(本当に要注意)
飛行機から眺める街並みも素敵だけれど、だんだんと遠下がっていく陸を眺めるのも旅のロマンを感じますよね。
フェリーの中はとても広々としていて、自由に座れる席がたくさん!
USB電源も完備しているので、作業をしたりすることもできます。
小腹が空いたので、ここで遅めのランチを取ったのですが、マフィンにサンドイッチ、ピザ…とメニューが豊富でした。
カフェエリアだけではなくBarもあり、お酒を嗜みながら船旅を楽しむ..という大人な時間を過ごすこともできます。
だんだん日が暮れてきて、船の窓から眺めるサンセットがとても綺麗でした。
ダブリン港に着く頃にはすっかり真っ黒に。
入国審査を終えて、港まで迎えにきてくれた友人と無事に会うことができました。
キラキラした夜の港での再会はとてもロマンチック。
あっという間に着く飛行機も良いけれど、はるばる移動してきた実感を味わうのも旅の醍醐味のひとつだと思うのです。
余談…アイルランドといえば、アイリッシュパブにギネスビール!!
旅の初日の夜って、明日からの期待感に満ち溢れていてワクワクするよね。
この記事を書いた人
平 真悠子
NYLONブロガー10年目・北海道出身。ECサイトやLP制作をしている耳の聞こえないデジタルノマド。このブログでは主に訪れた国の情報や旅の思い出を発信しています。みなさんの旅のちょっとしたライフハックになれたら幸いです。
▶︎Instagram
近いうちに”sail rail” journeyを検討中で(私の場合ダブリン~ロンドンの往復)日本人体験者のポストを探していてここに来ました。なかなか興味深かったです。この移動はいつ頃されたのですか?良かったら教えてください。