普段、わたしはガチャガチャはやらないのですが、このカプセルトイは特別でした。
 
年明けて間もない頃、ある店先に並んでいたガチャガチャ、ふと足を止めてみると可愛いあの子が・・
 
以前、ネット界隈でも可愛い!と話題になっていたあの子犬がついにカプセルトイになっていました。
 
それもタイトルが長沢芦雪の子犬
 

[photo by http://kitan.jp 奇譚クラブ]
 
 
 
実は、江戸時代中期に活躍していた絵師、長沢芦雪(ながさわ ろせつ)が描く子犬の隠れファンなのです。
 
日本画にあまり詳しくなくても、愛犬家の中では好きな方も多いのではないでしょうか。
 
牛の側でちょこんと座る、なんとも言えない脱力感のある白いモフモフした子犬。
 
ペロっと出した舌、横に後ろ脚を流したリラックスポーズ。ころんとした絶妙な可愛らしいフォルムにたまらなく癒されます。
 

[白象黒牛図屏風 長沢芦雪]
 
 
 
この子犬はある絵画の一部に描かれていて、全体図がこちら。
 
白象黒牛図屏風(はくぞうこくぎゅうずびょうぶ)と呼ばれる長沢芦雪の代表的な作品です。
 

[白象黒牛図屏風 長沢芦雪]
 
 
 
今回は白い子犬を狙ってガチャガチャを2回まわしたのですが、全体像のフィギュアが思わず1回目に出てきました。
 
パッと見ると迫力抜群の力強い黒牛の方に目がいってしまいますが、子犬の可愛さが更に強調されている気がします。
 

 

 
 
 
欲しい景品が一発で出ないときもあるのがガチャガチャの醍醐味。
 
2回目のガチャガチャで、ついにあの子犬とご対面出来ました。
 

 
 
 
平面である原画を、ここまで自然に立体化したのがすごい。
 
500円とガチャガチャにしては大人価格ですが、それも納得のクォリティ。
 
もしどこかで、このガチャガチャをお目にかかることがあればラッキーです。
 

 

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