世界中の旅人が憧れる青い街シャウエンへのルートやホテル事情。シャフシャウエンvol.3 #放浪 #アフリカ #モロッコ #chefchaouen
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前回は2回に分けてシャフシャウエンの紹介をしましたが、今日はフェズからシャウエンへのルートやホテル事情について。
ただ旅先の写真や紹介だけのブログでは終わらせたくなく、これからモロッコを訪れようとしている方の参考に少しでもなれたら幸いです。
シャフシャウエンvol.1はこちら
→見渡す限りのブルー。青い絶景の街シャフシャウエン
シャフシャウエンvol.2はこちら
→ブルーと、猫と、階段。様々な表情がある青い街シャフシャウエン
シャウエンへの行き方は?
フェズからバスで約4時間かけてシャウエンへ向かうのが一般的なルート。
日本からモロッコへ入国する玄関は主にカサブランカになり、ドバイかカタールで乗り継ぎするのが一般的なルートになります。
日本→ドバイorカタール→カサブランカ→鉄道でフェズ→バスでシャウエン
日本→ドバイorカタール→カサブランカ→航空乗換でタンジェ→バスでシャウエン
参考までにわたしはスペイン、バルセロナからフェズへ約2時間の直行便で入国したのですが、スペインからフェリーでモロッコへ入国した女性のバックパッカーもいたりと世界一周者はスペインから入国するのがおすすめです。
フェズ旧市街バスターミナル
フェズからシャウエンへバスで向かうにはまずバスチケットの手配を。行きのバス会社は”CTM”を利用することに。
CTMのチケットはネットでも購入可能なんだけれど、カード自体は問題ないのに何度やってもカード決済が出来ない。ネットで調べるとカード決済でページが止まる人が他にもかなりいるようで理由はまだはっきりしない。(オンライン決済が何故か出来ないのはモロッコあるある)
ちなみにネットの場合、購入出来るのは3日前までで翌日行きたい場合は直接カウンターへ行くことになる。
いざ旧市街バスターミナルへチケットを買いに行くとお昼の時間を過ぎているのに、1〜2時間待てどカウンターには誰も来ない。
バスターミナル内は”どこへ行くの?”ってすれ違う人全員じゃないかってぐらい、親切心ですごく声を掛けられる。
“シェフシャウエン”って答えると”シェフシャウエンね!”って返してくれる。何も調べずにチケットを買いに行ったとしてもバスの場所、カウンターがわからなくても助けてくれるはず。
結局、カウンターにスタッフが現れないので1回、旧市街へ戻り夕方にバスターミナルへ行くと無事にチケットが買えた。いよいよ翌日、出発することに。
売り切れていることも多い為、放浪スタイルではなく帰国日が決まっている場合は余裕を持ってチケットを用意した方が安心です。
POMS
バスカウンターへスタッフがやってくるのを待っている間にずっと飲んでいたPOMS、ポムス。
モロッコにいる間、ミントティーの次によく飲んでいたのがこのリンゴの爽やかな炭酸飲料。
人によっては、後味が埃っぽいというか灰のような味がするっていうみたいだけれど、個人的にわたしはすき。
フェズからシャウエンへ
わたしが今回、行きで利用したバス会社”CTM”
客層は旅行者が多めの印象。時間に正確で席指定があり、荷物もタグ付き。
フェズからシャウエンのチケット代は75DHで日本円で約875円、荷物代が1つ5DHで日本円で約58円。他の日本人旅行者もこの価格だった。
清潔感もあって、日本人旅行者には”CTM”が一番おすすめ。
途中でトイレ休憩もちゃんとあるけれど、トイレは有料で入口にいるおばさんにお金を渡すシステム。
帰りは”CTM”が予約いっぱいだった為、他のバス会社”Nejme Chamal”に乗ることに。
行きで使用した”CTM”より70DHと安かったものの、席指定なし。同じバスに乗っていた日本人は60DHだったということから人によって値段を変えることが判明。客層はローカルの人が多めだったので、もしかしたらもっと安いのかもしれない。
トランクで大きいからって荷物代に30DH取られ、バックパックの人は20DH請求しているのを見たので結果的に”CTM”より高くついた。荷物にタグはなく、途中停車も多かったことから荷物が無事にあるのか気掛かりだった。
Casa Annasr
Casa Annasr カサ アナスル
[Avenue Maghreb Arabi. Hay Chorafa, Av. Maghreb arabe, Chefchaouen 91000]
シャウエンのバスターミナルから青い街が広がる旧市街までは15分ぐらい急な坂を登りきったところにある。
これがかなり急な坂で重いバックパック、キャリーケースも一緒に運ぶとなるとかなり大変。ほとんどの人はタクシーを使うそう。
わたしはキャリーケース、バックパック、スケートボードの荷物だった為、宿泊先に選んだのはバスターミナルから目と鼻の先のホテル、Casa Annasr
このホテルの一番の魅力は、何と言ってもこのモロッカンスタイルのラウンジ
各階、ラウンジの前に部屋があるリヤドスタイル。居心地が良くて部屋よりほとんどこのラウンジで過ごしていた。
モロッコはどこのホテルも到着時、ミントティーで迎えてくれる。
日本にもいわゆるインスタ映えというオシャレなカフェが沢山あったりするけれど、人生で素敵だったティータイムランキングに入るぐらい素敵な時間だった。
シャウエンで気をつけたいこと
1.マリファナとハシシュの勧誘
“ハッパ”と声かける人が多い。きっと皆の想像以上にこれが驚くぐらい声を掛けられる。お店で飲み物を買っている最中でさえ、わたしの顔を覗き込んで”マリファナあるよ”って。それ目当てでやって来る日本人のエピソードも沢山聞いて、裏の観光産業という面も見えた。ちなみにモロッコは合法ではない。
2.荷物運び
バスターミナルでバスを降りると待ち構えたようにリヤカーを引いた現地の方達が”運ぶよ”って沢山寄ってくる。シャウエンは坂がとても急な街。帰りのバスで出会った日本人バックパッカーは、シャウエンの坂を登っている最中に、勝手に荷物を運ばれて”お金”って言われたから10DH渡すと、少ないと言われ更に10DH請求されたって。ホテルの人にもその金額はあげ過ぎだって言われたとか。
3.ATM
シャウエンの街中にもATMはあるけれど、使えなかったという話をバックパッカー達から聞いた。わたしはフェズでお金を引き出していたけれど、フェズでも使えないATMがいくつかあった。使えないのはまだよく、カードがATMに吸い込まれたまま出てこなかったという話も聞いてゾッとした。その人は運よく銀行前のATMだったから翌日、朝一で銀行へ伝えたら取り出して貰えたって。これが街中のATMだったら大変だし、ATMに2枚ともカードが吸い込まれて途方に暮れた日本人の話も聞いた。心配な人は銀行備え付けのATMを利用することをお勧めします。
(写真のATMはマラケシュ)
4.シャワー
日本でシャワーに入る感覚で髪を洗って、身体を..ってやっているとあっという間に水シャワーになる。これはシャウエンに限ったことではなくモロッコのシャワーはお湯が5分ぐらいしか出ないところが多い。しばらく待ってもお湯が出なくほぼ水シャワー。時間を置くとお湯が出たことから、わたしの予想では恐らくタンクにお湯が溜まってからのシステムなのかもしれない。
Next…世界最大の砂漠、サハラ砂漠へ
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