#言葉 と #時間 に関わって生きる #あなたの人生の物語 の話を、今日はします。読んでね。 #映画 #メッセージ #notネタバレ
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ここいち心に深く刻みこまれた
作品に出会ってしまったので
皆様にもぜひ観て観てほしいと思い…!
必要最低限のあらすじのみで
この映画がいかにオススメか
書いてきたいと思います。
と言っても映画のあらすじに沿って
レビューを書いてくのではなく、
人生の話をします。
BLOGタイトルで
「読んでね。」ってわがままな
お願いしちゃったんだけども、笑
けど、今生きている全ての「あなた」に
共通するお話なのです。
最後まで読んでくれたら、
とても嬉しい…!!
(原題は“ARRIVAL“)
元々SF好きな私は公開前から
コンセプトをきいてかなり興味がわいてて、
とても楽しみにしてたんだ…!
ちなみに音響編集賞で
アカデミー賞を受賞していて、
他にも作品賞や監督賞…
計8部門もノミネートされてる
作品だったりもするよん。
「ある日突然、巨大飛行体が地球に。
その目的は不明ー」
映画の広告にもある通り、
あらすじはこんなかんじ。
その目的を知るために、
どうやって人間がコンタクトをとり、
メッセージを解読していくか。
そのプロセスなり、
キャラクターの設定などは
実際に映画を観て確かめていただくとして…
・
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あらすじだけだと、
「まあまあありそうな作品じゃない?」
て感じるかもなんだが、いやー違った。
シンプルかつリアルかつ、美しい。
SFなんだけど…こう、写実的というか。
SFもここまで来たかって感じ。
(いや誰目線。笑)
「SF映画」って
SCIENCE FICTIONの略ですし
フィクション=作り事
って概念があるから、
「現実にはありえない話」
「エイリアンとかが、
侵略していろいろ攻撃してきて、
ワーワーやるアクション系でしょ?
で、人間が倒して平和になりました!
チャンチャン!」
ってイメージが、
少なからずあると思うんです。
実際、過去のSF映画って
その要素が強かったしね!
けど、近年のSF映画は
割と変わってきてるところがあって、
よりリアルに描くことに特化する
作品が増えてきてます。
科学的な要素に哲学的なものが
加わるようになってきてる、という感じ 😎
多分そんじょそこらのコメディの方が
実生活から浮世離れしてる傾向がある
と言っても過言ではないくらい、
SFはリアルな要素が強まってきてて、
で、今回の「メッセージ」は特に、そう。
この作品は、観終わった後に
日ごろの自分の生き方について
一歩立ち止まって
改めて向き合ってみたくなるような、
心に訴えかけるリアルな
「メッセージ」性が
あるとこが鍵かと思います 🙂
SF好きの人がみるのと、
あまり観たことない人がみるのとでは、
解釈もメッセージの捉え方も
かなり違うと思う。
(もちろんそれはどんな映画でも
そうなのだけどね!)
だからこそ色んな人に
みてもらいたい作品なんです。
「時間」と「言葉」という
概念/ツールがある世界で
生きることが当たり前の私たち人間が
触れるべき1つの考え方を、
提示してくれる作品でもあるから。
意識していなくても
時間の「流れ」ありきで
私達は悩んだり、葛藤して、
今日も前に進んでいます。
「あの時あーしてたら
もっとこーだった」とか
「あのときこーだったから
次はもっとあーしよう」とか。
それって時間の流れが当たり前に、
過去→今→未来という
配置がある上での感じ方。
→が一方通行に存在するのみ。
それが「私たちの時間」だったりする。
頭の中って図書館のように
手に取るように
記憶を取り出せるわけじゃないのに、
無意識的に時系列で
思い出を配置してる。
それが当たり前だと思っているけど、
当たり前ではないのかもしれない、
ということ。
そして「言葉」の無限の可能性に
ついても考えさせられます。
よくよく考えてみて、
言葉ってかなり不思議じゃない?
って思うのよ。
住む土地によって
全く違う言葉があるじゃない?
だけど、
全く違う環境で育っているのに
それぞれの言語で、
同じ意味の言葉が作られているって。
偶然?
だとしたら
なんて素敵な偶然なのだろう。
それとも、
…必然?
偶然だろうが、必然だろうが
これって当たり前なようで、すごいこと。
だって、同じ気持ちを感じて、
それを共有したいと思った人が、
地球中にいるってことなんですから。
伝えたいという気持ちがあってこそ
生まれたものだと思うと、
わたしは「言葉」や「文字」が
限りなく愛おしく思えます。
例えば日本語の「愛してる」が
“I love you”だったり
「サランヘヨ」だったり
「ウォーアイニー」だったり…
耳で感じる音だけでいったら
全くの別物なのに、
それは全てが
愛を伝える言葉という共通点を持つ。
けど、意味を学ばない限りは、
全く謎の暗号に、きこえる。
知ろうとしなければ、
永遠に謎の暗号のままでしょう。
さらに例えをもう1つ。
日本では「スキ」という発音する言葉が
どこかで「あっち行け」という
意味で存在していたら。
その「どこか」の人と
日本の人は教え合わない限り、
関係に誤解と溝が生まれていくことになる。
考えるだけで恐ろしいよね。
(これはあくまで極論の例えだけども 😮 )
言語は、学んだ上で初めて、
相手の気持ちを知ることができる、
極めて不器用、かつ律儀で
紳士な表現ツールなんだとも思うのです。
そして、より広く伝えようとして
視覚的データとして「文字」が誕生している。
それが「言葉」と「文字」です。
壁に残せば何千年たったって、
その先の人に伝えることができるのが、文字。
私たちが今世界中の人と
コミュニケーションがスムーズにとれるのは、
遠い昔の人々が歩み寄ろうとした
結果の賜物でもあるのかもしれません。
場所や環境が違おうが、
同じ気持ちを伝えようとする感覚は
世界共通で持ってて、
それを表すために
その言葉が各地域で誕生している。
それは偶然なのかもしれないけれど、
「偶然」という言葉言い切るには
あまりにも奇跡のような合致に感じません?
って思うとむしろ、
やっぱり必然なのかもしれない。
だってどこで生まれようが
私たちは同じ人間。
心を持っていて、それを伝えようとする
本能を誰しもが持っているのだから。
もし、同じ意味を表す「言葉」が
違う形で世界中に散らばって
存在していることが必然とするなら。
「同じ人間だからこそ、
同じ風に感じることができるはず」
その考えが前提になる。
だとするならば。
今世界中で起きている争いは
歩み寄る努力をすれば、
なくすことは決して不可能ではない、
ってことにもなる。
戦争とか大きな問題に限らず、
友達や家族との喧嘩だってそうよ。
なんだか理論的で哲学的BLOGだ
って感じるかもだけど、
ようは違いを真っ向から否定する前に
歩み寄ってみるべきだなって。
で、明らかに間違えているのなら
一方的に怒るだけじゃなく
教えてあげるってことが大事だなって。
その結果、自分の間違いを
教えてもらうことになるかもしれないしね!
発信している人のメッセージを
できるだけ正確に受け取る努力をする
それは今の時代、特に
必要なことかもしれません。
・
・
・
SF映画を見た上での
レビューBLOGとは思えないかも!笑
今日BLOGに記した
私のメッセージを
よりクリアに、そして
もっと踏み込んで自分流に
考えてみたいなという方は、
実際に劇場に足を運んで
映画「メッセージ」を
チェックしてほしい。
決して私はこの映画の回し者でもないんですが
純粋に心からオススメしたい
映画に出会ったのは久々だったので
BLOGに文字を気づいたら
書き連ねておりました。笑
時間ってなんだろう。
言葉や文字はなんのために存在するのだろう。
何のために生きているのだろう?
そう考えたことがある人、
今このブログを読んでふと疑問に感じた人、
ぜひ映画をみてみてくださいな。
新たな考え方の扉をあけるような作品です。
原作の本「あなたの人生の物語」も
かなり良いとの噂。
あとこれは余談というか
あくまで個人的な印象なのだけど、
「インターステラー」とか好きな人はかなり
ツボなテイストとかと思う!
あと、私が過去いろいろと
オススメ映画BLOGかいてきてるのだけど、
その映画をみて「ツボなものが多かった!」
っていう私と映画の趣味が合う方でしたら、笑
間違いなく、
ドンピシャな映画だと思うよ♥
CLICKして記事にジャンプ。
▶︎「君に生きるのを、手伝って欲しい。」
ー昨年観た映画で断トツ泣いた
「聲の形」の魅力と、初めて話す
ミリの小さい頃の話と。
#notネタバレ #MOVIE
ここ最近書いた映画BLOGだと
「聲の形」が最新かな?
これもマストチェックな作品。
気になるコはこの記事も
合わせてチェックしてみて!
ではまた。
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