「君に生きるのを、手伝って欲しい。」ー昨年観た映画で断トツ泣いた「聲の形」の魅力と、初めて話すミリの小さい頃の話と。 #notネタバレ #MOVIE
Posted on久々に映画のBLOGを
アップするぞ〜!
映画大好きで結構みる方なのだけど
去年いろいろ見た中で
映画館で嗚咽寸前(に抑えた)
くらい泣いてしまった
心に残る作品
「聲の形」についてです。
去年ってアニメ映画が
何かと話題な年だったと思うの。
言わずもがな「君の名は。」に始まり、
あとは「この世界の片隅に」とか。
この3作品の中で
どれが1番いいとか
決める感じではないのよね、
なんせ内容がかなり違うし。
しいていうならば…
「君の名は。」は
SFを日本の現代に絶妙に
うまく落とし込んだ作品。
「この世界の片隅に」は
戦争の時代に生きた人々の作品。
(pics from Tumblr)
「聲の形」は
学校に通ったことがある
誰もが感じるとにかくリアルな
人間関係が巧妙に描かれた作品、
って感じだろうか。
だからこそ
手に取るように登場人物の
気持ちが分かりすぎて
一番心に強く残ってるんだと思われる。
原作は漫画!
ミリはまだ読めてないのですが
漫画がとにかく話題で、
そこから映画になったタイプ。
って事であくまで
今日は映画バージョンを見た
私の観点からのレビューですので
原作ファンの皆様ご了承くださいまし..!
しかし、色々と見た映画の中でも
一生忘れない数少ない作品になると思うから、
そんな作品を少しでも多くの人にも
知って観てほしいなぁと思い、今日は書く。
てことであらすじを
ちょこっと話すとしよう 😛
小学校に1人はいた
クラスのリーダー格
THEガキ大将の石田将也。
そのクラスに
転校生がやってきた。
見ただけでは誰も気づかなかったー
西宮硝子が生まれつき
聴覚障害を持っていたことを。
石田は彼女が友達になろうといっても
受け入れられなかった。
「人と違う」という違和感が
ただ、何となく嫌で。
何となく、
いじめてしまったー
周りの生徒も
何となくそれを見て、否定しなかった。
しかし、ある出来事をきっかけに
標的が変わった。
いじめっ子の石田
いじめられっ子の硝子
「俺と、西宮。
友達に、なれるかな?」
高校生になった2人。
そして同級生。
どう歩み寄り、
どう過去の傷を消すのか。
というのがあらすじです。
ここからのメインの話は本編で 🙂
いじめをテーマにしたドラマとか
映画、漫画って結構あるけど、
「聲の形」はとにかくリアル。
出てくる登場人物みんな見事に
「居るわーーーー」って
なるくらい、リアル。笑
人がやってしまう
「つい、なんとなく」な行動で
生まれる差別や葛藤を
誇張せずに真正面から描いているのが
ものっすごく心に突き刺さる。
周りがしないことをすると
「ダサ!!」
誰かを守ろうとしたりすると
「何偽善者ぶってるの」
とか。
過去に間違った行動をした人に
一生そのレッテルをつきつけて
償うチャンスを与えなくしてたり、
そういう感情とか。
あるじゃないですか…
年齢関係なく
持ち続けてしまう人は
持ち続けてしまうよね。
悲しいことに..。
だからこそこの
「聲の形」は学生の話と言っても
どちらかというと学生期間を
終えていわゆる「社会人」とされる
年代で見ると、より
感じるものがあるかもしれません。
当の本人は過去の自分を
死ぬほど後悔してるかもしれないのに、
ものすごく反省して
改心してるかもしれないのに、
意外と周りの人の方が過去のままの
感覚を引きづり続けていて
「許す」ということを忘れている
場合もあるのかもしれないなぁって
この作品を見て考えさせられました。
私自身実は小さいころ
ちょっとだけいじめられたことがあったから、
(いじめっていうか
小さいころ特有の
ハミる、仲間はずれみたいなやつ。)
だからこそ
すごく共鳴するものがあったのも
あるかもしれない。
今じゃ全然その友達とかと
仲良いし大好きだし、
その経験があるからこそ
人の痛みとか気持ちが手に取るように
分かるのもあるとは思う。
けどやっぱり
思い出すと過去は過去でも
同じ感覚で過去の「辛かったなぁ」
って気持ちが蘇るし…
そんな気持ちを、作品の中の
石田を通して見事に描いていて。
で、この作品を見ることで
私の中のその過去の小さな痛みも
解放されたような、そういう感覚でした。
当初は私の過去の話を
するつもりはなかったんだけども、
もし、このBLOGを読んで
そういう経験とかで
悩んだことがあるコがいれば、
「こんな明るく元気に
NYLONブロガーやってる人にも
そんなことあったんかー!ワオ!」
て思ってもらえればなって思って、
書いてみました。
「聲の形」は
人がすごく愛おしくなる作品です 🙂
みんなそれぞれ欠けてるところが
あったりするかもしれないけど、
それを少しずつ教え合えるような
関係がもっと増えれば
この世から悲しいニュースも
少しずつ、減っていくんじゃないかなぁって
思わせてくれるような作品でもあります。
関東地区だと、
今新宿ピカデリーで
今週の金曜までなんと再上映されてるので!
ぜひとも観てほしいです!
ではまた。
BYE〜♥
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この映画をテレビで放送されたのを見ました。
私は感動しました。なぜ私は感動したのか?
たぶん、アニメの登場人物に自分を投影したり、アニメの登場人物を客観的に見ることで、「自分の中にある本当の思い、本当の考え、本当に信じていること」に自分が触れたから。自分のことは自分でもなかなか気付かなかったりしますが、心から感動する時に本当の自分を発見できるように思います。