かつての先生と生徒によるランチ会
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卒業生が会いに来てくれました。
私は今、「先生」と呼ばれる立場にありますが
最初は「年齢の近いお兄さん・お姉さん」として
不登校の状態にある生徒たちと
学校で一緒に時間を過ごしたり、外出したり
勉強のお手伝いをするという活動を始めたのがきっかけ
今日来てくれた彼は、ちょうどそのときの生徒です。
当時、採用の際に学歴以上に重視されていたことは
「どんな困難に直面し、乗り越えたのか」
こちらの学び舎に来る生徒たちの多くは
なかなか他者からは理解されづらい困難な状況に置かれたり
様々な葛藤を抱えています。
そんな生徒の気持ちに寄り添い、味方でいるスタッフ側にも
相当の困難を乗り越えた経験が必要だという考えだったのだそう
わたしも例に漏れず、この試験をパスしたスタッフのひとりです。
時を経て、本日。待ち合わせはお昼どき
まずは定食屋さんでローストビーフ丼を食べ
その後、カフェでケーキも食べた
短時間のあいだにたくさん食べた。
大学で学んでいるプログラミングを小学生に教えたり、
ワークショップや地域に関連したボランティアに
参加しているという近況を聞かせてくれた。
わたしが、最近アニメ『呪術廻戦』を見始めたと話すと
「漫画を持っていて3周は読んだから、大体のことは話せます」
といって、すかさず作品の解説を挟んでくれる。
話しているときの和やかな空気感が同じで
なんだか「あの時間の延長線上にいる」という感じがした。
「ありがたいことですね」という言葉に、
心の底から「こちらこそ」と返した。
卒業して、この関係性に客観的な名称がなくなったとき
かつての生徒たちは、みな大切な友人であり仲間となります
たくさん笑って、「また遊ぼうね!」といって解散した
本日のランチ会のお話
良い先生だったことがわかります
そう言ってくれてありがとう!
良い先生になれるように、まだまだ試行錯誤してるところ