「麻雀プロ」ってどんな活動をしているの?#麻雀 #麻雀プロ
Posted on4月からほぼ毎週末、絶え間なく続いていた対局もだんだんと落ち着いてくる時期に入りました。
月溪です。こんばんは○
さて今回は、自分の麻雀プロ活動について書いてみようと思います。
「麻雀」といえば…
昨年の7月、東京を代表的するセレクトショップGR8とロエベのコラボによるキャンペーンビジュアルで
北野武さんのファッショナブルで大迫力の打ち姿が話題を集めていましたね!
北野武 x ロエベhttps://t.co/9Za9cyRwF6
撮影:リュウ・イカ
協力:日本プロ麻雀連盟 / 渋谷麻雀 華#LOEWE #GR8 #LOEWExGR8 pic.twitter.com/IyWZojmnnI— LOEWE JAPAN / ロエベ ジャパン (@LoeweJP) July 22, 2022
麻雀プロとは?
麻雀そのものは、自宅やお店で楽しく(時に激しく)遊べるゲームですが、プロが行う対局は「競技」としての麻雀。
麻雀プロ団体のプロテストを受け、合格すると正式なプロ資格が付与され、「麻雀プロ」や「プロ雀士」を名乗ることができ、この資格をもって公式戦に出場します。
私が所属しているのは日本プロ麻雀協会という団体で、協会のプロテストには4種類の筆記試験、そして実技試験と面接があります。
実際の筆記試験はこんな感じ
・第22期前期プロテスト
麻雀問題1/麻雀問題2/一般教養/論述
一番最後のページに答えも載っているので、よければチャレンジしてみてね!
直近では来年1月に23期前期のプロテストがありますよ☺︎
私もプロテストを受験したのが冬だったので、当時はちょうど今ぐらいの時期、暖を取りながら必死で過去問を解いていたことを思い出しました💭
そして試験当日、歴代の雀王(雀王戦というタイトル戦の優勝者)を問われ「角谷ヨウスケ」と記入した際
ご本人が試験監督をされていたので、ちょうど目の前にいらっしゃいました。
解答時間に追われて余裕もない中でも、しっかり感動したことを覚えています。
どんな活動をしているの?
麻雀プロが共通して持っている理念は、麻雀のおもしろさや素晴らしさを広めること。
具体的な活動としては、主に公式戦への出場や、実際に雀荘(麻雀が打てるお店)で、お客様と一緒に麻雀を打つ「ゲスト活動」など。
対局の優勝賞金で生計を立てられるプロはほんの一握りで、雀荘に勤務したり、ゲスト活動を行っているプロが多いです。
ちなみに私は、平日は塾や予備校で勉強を教えるお仕事をしています。
このように全く別の仕事をしているというプロも意外と多いかもしれません。
貴重なひとつひとつの試合で最適な選択ができるよう、日々研鑽を積んでいます。
先輩・後輩関係なく、ただただ麻雀が好きで熱心な仲間たちと一緒に勉強できたり、教えていただける環境に身を置けてとても楽しいです!
実際の対局の様子は?
麻雀は、フィジカルなスポーツとは違い、実際に対局を観戦しに行くことがなかなか無いと思うのですが、
近年はYouTubeやAbemaでも対局が見られるようになったりオンラインで気軽に楽しめる機会も増えたことで
「雀魂やってる!」「Mリーグなら知ってる!」など、ありがたいことに、だんだんと注目されつつあります。
こちらは私が去年出場した配信対局『プリンセスオブザイヤー2022』(ベスト32Bブロック) のワンシーン
関西での一次予選・二次予選・東京本戦ベスト64と勝ち進み、初めて配信対局に出られて意気込んでいたのもつかの間、ここで敗退となりました。
4回戦終了後、不甲斐なさのあまりお手洗いで大泣きしてしまって出てくると、お待たせてしていた他のプロの方々の目が点になっていて急に我に返った記憶があります。(その節はしばし一室を占領してしまい、本当にすみませんでした)
いま振り返ると未熟だったな…と思うけれど、それだけ思い入れの強かった試合。
私個人の結果は芳しくなかったものの、解説・実況をしてくださった綱川隆晃プロ、松嶋桃プロの聞き心地の良いトークと
リアルタイムでコメントをくださった視聴者の皆さまの温かい空気感のおかげで何度も見返したくなる動画になりました。
麻雀を教えてくれた祖父も、今でも見てくれているそうです。
今年は配信対局まで勝ち進むことができなかったのですが
来年こそは見せ場をつくれるように、精一杯頑張ります!
昨今、ファッション界でも注目されつつある麻雀。
私もプロとして、自分自身が麻雀を愛していくなかで、世界に麻雀の楽しみ方を広めていきたい。
NYLON JAPAN読者のあなたも、ぜひご注目くださいね💘
それではまた。Good night〜
●Now Playing:sumika『一閃』
配信対局かっけえ
配信対局で見ごたえのある麻雀打ちたい!がんばります!