生理についてその1、ブロガーmariaはどんな対策をしている?& 産婦人科に相談するということ。
Posted onこんにちは、メルボルンで放浪中のまりあんぬです。以前オーストラリアの生理用品について(http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=9468)記事を書いたのですが、反響も大きく、私のインスタで私の生理事情について聞きたいというご意見が多かったので今回は生理について私がどんなことを行っているかを書こうと思います。
まりあんぬの生理の重さ
まずまりあんぬの生理の重さがどれくらいかを書きますね^^今はピルものんだりしていることもあって改善されているので痛みも少なめですが、だいぶひどいものだったと思います。
高校性の時、まりあんぬの時代は痛み止めを飲むと逆に体に良くないという説があり(今もそうなんでしょうか)、生理になっても自分で買って常備することはありませんでした。授業中も痛み止めも飲まずに我慢しているんですが一時限目も終わらないうちに耐えられず、途中で一度保健室へ行き、痛み止めの薬をもらって1限中は保健室で寝ます。しかし、私の学校は保険室へサボる人が多いので1限以上は使えないと言うのがルールになっていました。なので薬は効いているとはいっても少し痛みが残ったまま授業に戻る、なんてこともよくありました。
大学の時は、生理の体質が変わって痛み止めも飲まなくて大丈夫だったんですけど、社会人になってまた生理痛がひどくなりました。
会社には保健室なんてないので、人事の人と上司と先輩には自分の生理事情は伝えていました。今でも思うんですけど自分の生理の事情はちゃんと話したほうがいいと思います。過去三回、男性、女性、男性と上司が変わっているんですけど、全ての上司に自分の生理事情は話しています。で、生理で一番ひどい1日だけは半休は必ず取り、薬をのんで寝て、それでも痛みが残るようだったら丸一日休暇を取ります。平気そうであれば出勤していました。私の場合、周期でだいたいの生理の日程は把握できたのでその時期には並べく大事なアポイントをとらないようになどはしていました。しかしつい半年前までは、市販の薬もまったく効かなく、基本市販の薬は1日3回までの服用ですが、それを記載以上の服用しないと耐えられないほどに・・・さすがに良くないと思い、やっと産婦人科に相談し、良くなってきたと言う感じです。
現在はピルを服用し、痛み止めも必要ではありますが、規定以上飲むことはまずありません。飲まなくても平気な月も出てきました。ただ、以前と同じく、生理前から生理痛が起こることはまだありますね。
痛みがひどい人は産婦人科に相談したほうがいい。
お腹をあっためる等、いろいろと対策はありますが、一度産婦人科に自分の生理事情を相談してみてもいいと思います。というか生理との付き合いはかれこれ十年以上経ちますが、もっと早く産婦人科と付き合うべきだったなと思いました。というのも、痛みの相談をすればかならず初診で子宮に病気がないかの検査を受けます。で、その時知ったのですが、私は出血量が人よりも多いということでした。特に病気の原因でも病気でもないのですが、生理の事情についていままで他と比べることもなかったので、自分の量が多いかどうかなのかを知ることはなかったんですよね、でも知ったことでなんだか安心したこともありますし、生理用品を選ぶ基準も持てます。私はいままで産婦人科を2回変えているのですが、経験上先生によって自分の子宮の事情を行ってくれる人とそうでない人がいるので、知りたい方はどんどん質問してみてもいいでしょう。織物の状態なんかも、人より多いのかとか匂いなんかも人とどう違うのか、ケアしたほうがいいのかなんてのも聞いてみてもいいと思います。
産婦人科ですること
産婦人科に行くとどんな検査をされるのかというを知りたい人がいると思いますので、書きたいと思います。先ほども書きましたが、初診で超音波エコーで子宮に問題がないかの検査をされます。生理痛には原因となる病気のない機能性月経困難症と、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫、クラミジア感染などの病気が原因となる器質性月経困難症の2つのタイプがあります。それをエコーで調べます。病院によって様々かもしれませんが、性交渉がない場合は肛門からエコーを入れられます。(希望によっては相談できると思います)ある場合はヴァギナからです。私はどちらも経験があり、どちらの検査も30秒ほどで、ささーと痛みなく終えることができます。検査をして異常がなければ、どういう処置をしていくかを相談します。だいたい進められるのが、痛み止め、漢方、ピルのいずれかです。処方箋をもらって終了、2回目以降は検査はなく、相談と処方のみになります。
漢方の服用レポ
私の場合しょっぱなからピルを希望していたんですが、漢方も面白そうだなって思って、一応試してみました。漢方の場合、保険の効くものとして処方してもらうことができます。種類も何種類かあり、生理に効く漢方は確か3、4種類ほどです。すぐには効果がないので、痛み止めと一緒に処方してもらうのが大体のケースだと思います。漢方は基本お湯で溶いて飲んだ方が効果があります。(が、漢方の匂いが部屋に充満します(笑))ある程度長く試してみて、効果がないようであれば別の漢方に変えてみるというのも手です。
ピルの服用レポ
結果的に私はピルを服用しています。ピルは避妊としての効果もありますが、月経困難症の人にも効果的です。ピルも様々な種類があります。体に合う合わないがあるので、お医者さんと相談しながら薬を処方してもらいまししょう。そしてピルに対する副作用や効果、服用方法もネットの情報ではなくしっかり医師から聞き、わからないことがあればちゃんと質問するようにしてください。服用初日は生理の開始日から服用することになります。したがって、生理が始まるのに止まるような形で始まります。人によっては最初の服用によっては気持ち悪くなったり、様々な副作用があるみたいでしたが、私の場合はありませんでした。2ヶ月目の月経の時大きな痛みが一瞬だけありました。トイレに行くと白い塊があったんですよね。聞いたら子宮の内膜が剥がれたものとのことで、特に問題はないようでした。そういうこともあるので、最初の1ー3ヶ月は様子見が必要です。気になるようだったらちゃんと医師に相談しましょう。ピルで良い点はたくさんあります。まず月経期間が短くなること。ピルは21日分あり、周期の残りの7日分は成分の入っていない薬を飲む/もしくは飲まない日になります。その7日間のうちに月経がくるのですが、私の場合決まって25日目、つまり服用しない期間の3日目から始まります。ですので、出血している期間は4日間だけ。29日目からは新しいピルを飲み始めるのでとても楽です(あくまでもこれは私の場合です。人によって出血期間は変わると思います)。そして最初の3ヶ月くらいはやはり痛み止めは過度に必要でしたが、最近は量も少なくなったり、飲まなくても大丈夫な月ができ始めています。ただまだ少し月経前に痛みを感じます。が、前よりはずいぶんと楽になりました。
自分にピッタリな産婦人科を探すべし
産婦人科関わらず、病院や医師は自分と価値の合う場所を探すべきだと思います。医者によっては冷たい医師もいますし、真摯に受け取ってくれる医師もいます。自分にとって信頼できる医師をみつけるのがベストかなと思います。生理の場合、会社や学校に近い方がいいのか、家に近い方がいいのか、これも自分のベストだと思う場所を探すべきでしょう。
・・・とこんな感じでしょうか。自分の生理はまだまだ改善は必要ですが、自分の生理とはどう付き合っていくかは非常に大事だと思います。また以前もオーストラリアのナプキンの記事で書きましたがガールズデーだからこそ、どういうスタイルで向き合っていくかをデザインすることは、また自分の人生をプラスにしてくれそうですね。次回はタンポンと月経カップについて書こうと思います。以外とナプキン以外使ったことない人が多かったので。どちらも生理に便利なアイテムですのでぜひ読んでみてください^^