ファッションセレクトショップ、1991downtownにインタビュー。 #1991downtown #fashion
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■1991downtown■
先日1周年を迎えたショップ。私がはじめて1991 downtown に来店した時、「なんでもないのだけど少しのアクセントと着心地がいい服なんです」というアプローチをされました。確かにその服はなんてことない、
私達の日常のなかには煌びやかな日常はいくつあるのでしょうか。365日、どちらかというとなんでもない、なんてことのない日常
なんてことのない日常だからこそ、求めるのは、その日をほんの少
そんな1991dowuntownの店長、小野さんに今回インタ
■INTERVIEW■
M:まず、お店のコンセプトはどういったものなんでしょうか。
O:お店の名前の通り、関わっている人がみな91年生まれの25
M:関わってる人というのは?
O:スタッフのこと。立ち上げの時点で、年齢が自分達以上の人や
M:海外に行ったのは留学ですか。
O:3か月のフルで行ける旅行ビザで行って帰ってきてを2年間く
M:お店を始めてから…
O:まだ1年です。学校卒業してから、海外へ行ってを2年間ぐら
M:就職はしていない?
O:就職はしていないです。海外にいる間はいろんなお店などのお
M:そもそも海外へ行こうとしたきっかけは?
O:英語が喋りたくて(笑)でも勉強ってなると出来ない性格だか
M:行った国は例えばどんなところがあるの?好きな国は?
O:ニューヨーク、LA、とロンドン。好きなのは、、、どれも好
O:NYは行く時によって本当に違う。同じお店でもトレンドによ
M:私がまず気になっていたのはお店のテーマカラーなんだ
O:たとえば可愛いとかかっこいいとか、この店はコレというイメ
M:好きな色とかそういうのではないんだ?
O:そこの色を塗る時(黄色に塗られた壁の色を指して)に、カラ
M:確かに黄色を選ぶ人ってなかなかいないというか、だからこそ
O:下手すると見えない色だしね(笑)でもお客さんがこの黄色い
O:施工自体は施工会社にお願いしたんだけど、図面とかパースは
M:91年より下と関わることで得られる強みは
O:アパレルに関してだけで言うと、どのブランドを入れても大手のショップだとブランド自体の売れ筋が絶対置いてあるのがつまんないなと思った
M:わりと下のスタッフさんにも意見を聞いたりしてるんですか?
O:そうですね、必ずオーダー前にはどれがいいと思うとか聞いて
O:今はロンドン系のブランドだとHouse of Shanny が数字的にも売れてる。
M:私が一番最初に買ったやつだ。あれインスタフォローしてます
O:写真めっちゃきれいですよね。
M:きれい!しかもインスタのストーリー機能で撮影風景よく撮っ
O:TOPSHOPのプロダクトデザインをやってた人が作ったブ
O:売っていきたいのはAries。
M:Aries 大好きです。この間Aries着てスナップ撮ってもらったら、N
O:ただアングラすぎて、Ariesは逆にPR自体をあまりして
M:割と変なPRの仕方というか、インスタ見てても、どれ服?み
O:あとアーティストさんが来ててもよくわからないような写真を
M:存在自体は知ってもらえる程度にアカウントはあるけど、まん
O:そう。その土地に根付いているのがストリートブラ
M:それでも1991に入れることができた理由はあるんですか?
O:セールスとかは他の海外の会社に投げているブランドで、そっ
M:前お店に行った時に、小野さんが「なんでもないから着れる」みた
O:デメリットは隠さないようにしています。ちゃんと両方伝えて
M:シンプルなものが多いですね。だけどそのブランドだってわか
O:今後うちのお店で買わなくても、そのブランドを買い続けて
M:どんなお客さんに来て欲しい?
O:服を知らない人、ブランドわからない人の方が来て欲しいです。
M:ブランドをチョイスする決め手は?
O:他でも買えるものはいいかなって。どんなに可愛くても、向こ
M:今後の展開は?
O:経営とかビジネスとかをやってる人に聞かれたらすごい怒られる
M:移転すると言ってたけど、どの辺に?
O:入りたいところはこの一個裏の通り。
M:近い!笑 それはなぜ?
O:もっと、クローズドな感じにしたくて笑 今となりのお店を通ってからじゃないと入れない場所なので。もっとパーソナルな空間にしていこうと思ったの。
M:そうなると、今とはまた違った服の売り方をしていくのかも?
M:また違った1991downtown が見えてきそう!楽しみです。
いかがでしたでしょうか。以前紹介したセレクトショップとはまた違った考え方で、そこに面白さを私は感じます。あえて服の弱みを伝えるというのは、他の店舗にはない考え方だなと思いました。どの店舗もプライドをもってます。そのプライドが、何かを隠すこともあるし、あえてさらけ出す店舗もいます。どの店舗もどれが間違いというわけではありません。「服を売る(伝える)」というカタチだけでも考え方も売り方も違うんですね。私は服を売るという側ではなく、消費者側なので、こうやって売り手側の話を聞くのは面白いです。(でも自分が服を売るならどう売っているのかは考えてみたい)今はセレクトショップをインタビューする機会が多いけれど、今度は古着屋の方にもインタビューしてみたいですね。古着を着ることは、新しいブランドを着ることとはまた違うと思うから。今のブランドを着るのは、時代と作り手のセンスを着ているような気もします(ノーブランドが作り手がいないとかそういう意味ではないです)。皆さんはどう思いますか? また消費者側(読者側)にも以前ファッションとは何か、という記事を作ったことがあるので是非みてください。売る側も、消費する側も、そして作り手も、それぞれに考え方があります。お互いの考え方を知ることで、今後のモノを売る、消費する、作る、という形に新しい変化が見えてくるのかもしれません。私がファッションメディアとしてブログを書いているのなら、これが私にとって正解(アート活動)だと思っています。
■1991 downtown■
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目12−14
HP:http://www.1991downtown-shop.com
instagram:@1991downtown
/
TOPS: Hose of Sunny
SKIRT:Aries
SHOSE:CINZA ARAIA
■thanks■
photot:@yourlocalpinkgirl
text edit:@saorihmn
model:@saorishaggy
interview:@kaoru25nov
■another interview■
GRAPE MAGAZINE(independent magazine)—http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=7734
EDITORIAL MAGAZINE(independent magazine)—http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=7527
RADDLOUNGE(fashion select shop)—http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=6645
Ruru (feminist/photographer)––http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=6521
Erika(buyer)—http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=6654
Cyan.(dancer) — ttp://www.nylon.jp/blog/maria/?p=6955