“ファッションって何?” ファッションについて考えるということ#fashion
Posted on 今回はまったくもっての持論をブログに書こうと思う。ブログを書いていると ファッションとはなにか? ということについてとても考えさせられる。それ以前にファッション雑誌のブロガーなのに、 そもそもファッションとはなんなのかということも考えずにブログを書き続けるのは良くないと思ったからでもある。
私は空間デザイナーであって、 特にファッションについて勉強したわけではない。大体大学2年生くらいからやっと服を着ることが好きだと感じた人 間だ。だから「ファッション」とはなにか、という定義は、おそらくファッションの勉強をしている人やファッション通の人た ちに聞く必要があると思う。これは持論(自分の考えを整理するためのもの)であって、NYLONブログに書くべきかどうかはわからないが、でも 一度読者に考えてほしいと思ったから書いてみようと思った。
この記事の目的は 私の思うファッションとはなにかを伝えたいからではなくて、ファッションというものはなんなのかをナイロニスタ( ファッションが好きな人) に一度考えてほしいからと思ったからだ。これは考えるために立ち止まるための記事、そう考えてほしい。
ファッションは自分以外へのアピール表現なのではないか。
よく、(あなたにとって)ファッションとはなにか と聞くと、大体の人は ”自己表現、自分を表現するもの” と言う。果たしてそれだけなのだろうか。私が思うのは “自分以外の人物に対して自分をアピールするためのもの” という考えが適格だと思う。相手がいなくては自分を表現する意味がないから。
一例をあげるならば、好意のある人に 自分はこういう人間だ と表現するものというのがわかりやすいように思う。例えそれが自分らしいスタイルから外れてしまっていても、恋人とのデートは恋人にどう思われたいかを意識して、 自分を表現しようとしてみたりする。尊敬する人物に会うならばそれなりのちゃんとしたスタイルをする し、オフィスでは綺麗めの恰好をして、 相手に受け入れやすい格好をする。学校の制服では自分流にアレンジして「世の中のわからない誰か」 に対して自分らしさを強調してみたり(これが色々な人が言う自己表現かな?)、高い服を着てSNSにアップをして世間に自分のステータスを表現 する人もいる。
自分が相手にどう見られたいのか、根本的な今の自分 と 理想の自分を組み合わせて、自分を表現する媒体として、人はファッションを利用するように思う。ファッションは自分を自由に表す一番身近な表現手段だから。
もう一つのファッションの定義。
またファッションは2つの種類があるように思える。一つは先ほど言った“ 自分以外の人物に対して自分をアピールするもの”と、もう一つは“自分が着たいように着る精神を整えるもの”だ。
誰の為でもなく、ただ着たい服を着て、 その時を過ごすファッションもある。お気に入りの服を着る。そうすると気分が高揚する。いまいちコーディネートが決まらないと思えばその日はブルーにな るし、お気に入りの服が汚れるとショックを受ける。人の精神を左右させるチカラ。ヒトが作る造作物全体でもいうことかもしれないが、 これが服の面白いところだ。
ファッションは 自分のためのものと、 相手のためのものの二つの定義があるのかもしれない。またこの二つを使い分けることが出来ればよりファッションを楽し むことができると思う。しかしながら、”自分が着たいように着る精神を整えるファッション” の定義には一つ注意点がある。
服を着る(買う)ことについて。
よく服を買うときその服が可愛いからと直感的に感じて買ってしま うことがある。だけと、その服に対して、 あまりにも自分に合っていなくて着なかったという経験は何度もあ る。あの人のコーデが素敵だからと思って真似をしてみても、 自分に合わないなんてそうだ。フランス人のファッションの着方的な本では、 本の人物は服を買う前に試着し、何度も鏡で確認して自分に合っているかを考えるなのだとか。これは太っている、 痩せている、 とかの問題で似合う服を選ぶとかそういった話ではなく、自分に”合っている”かどうかを考えているということだ。通販ものを買うと時、よく私はモデルの顔を指で隠して、 想像してみたりする。
私は卑屈な人間だから、率直な意見を言ってしまうが、どんなに素敵な服でも、正直その人に似合っていないなんて思うことがある。これは安い服でも高い服でも言えることだ。逆に言えば、安い服でも、高い服でも、その人にものすごく似合っていると感じることもある。もっと言えば その服事態をさらに良くみせる人もいる。それが、うまく着こなしている というべきか。
ブランドの持つ力は大きい。定評のあるブランドはやはり、 それなりのチカラがあると思う。うまくファッションを取り込む事のできていない人は、そのブランドを着ている人、という風にみてしまうことがある。同じようなファッションスタイルを増やすことの定義にはいまいち 疑問を持つ。
そのブランドに勝つ力があればよいのか。だとしてもブランドを着る時には敬意をもって着る必要があると思 う。ブランドの持つチカラというのは面白いし、 凄いことだと思うから。その服を作った人物は、それなりの時間や想いがかかっていて、 プライドのあるものだと思うから。
その服の持つチカラと、自分のスタイル、 2つのバランスが取れれば、どんな服でもお気に入りのモノとなるし、 気持ちを高めるファッションになるに違いないと思う。着たいように着るファッションでも、 それなりにその服を理解して着こなすべきでないのだろうか。
以上が私が考える、ファッションの定義です。読者の方にも、 ファッションに対するいろいろな考えがあるでしょう。私は自分を中心に発信することに対しては興味のない人間なので、私が書いたファッションの定義はどうでも良くて、(つまり感想やコメントは不要!)自分の思うファッションの定義を今一度、 考えてみることに意味があると思います。
なぜなら あなたは ファッションが好きな人で、
好きなものに対しては敬意を払うべきなのですから。
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