ZINEフリークmariaがおすすめするお気に入りのZINEを紹介

Posted on 2016年3月11日

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おすすめのZINE

今月のNYLONでご紹介の通り、ZINEフリークの私。
私の持っているなかでもおすすめ(思い出の？）のZINEを紹介します。
その前に意外とZINEって？と聞かれることがあるのでZINEについて紹介。
実はいうと結構その説明は曖昧であったりします。
固定的な観念でいえばというところで説明しますね。

ZINEとは？

ZINEとは出版社を通さない自費出版の同人誌の事。
始まりは９０年代後半、アメリカのアーティストであり、
伝説のスケーターでもあるMarkGonzalesが自身の新たな表現媒体として
写真やイラストをコピー機などを使ってサッシしたのが始まりと言われています。
サッシの綴じ方、素材、金額の決め方まで
決まりがなく自由な表現方法で作れることが最大の魅力です。
（しかしながら著作権は問題になることがあるので十分に注意しなくてはならない）

自由だからこそ全てのところに選択権があり、だからこそ「なにかを表現する」事に対して
限りなく自分の出したいものが出せる事が最大の魅力です。（そしてそれがなによりも一番難しい事）

ではでは、私の持っているもので思い出深いものを紹介します。

(画像引用：teenwich公式 HP)

TEENWICH
ZAIN CURTISのセンス溢れるZINEです。コテコテのシーパンクワールド
で、圧倒的な世界感の強さに心打たれました。
内容はｲﾝﾀﾋﾞｭｰ記事や、企画的なページなど、内容も盛りだくさん。
色のセンスがよく、色相の感覚やロゴタッチなどを見ているだけでも
勉強になるところも◎。付録でステッカーやタトゥーシールがあるのもツボです。

YUM
ジュリアン・クリンスウィックスが原宿のRocketで展示＆販売したZINE。
今までいくつかZINEを見てきたけれども、私のZINEの考え方を変えた一番心に残るZINEです。
コンセプト力、コラージュ力、複製の中のオリジナル力、表現方法、
すべでの感覚が素晴らしいです。値段も相当な値段ですが、これを逃したらもう買えない！
思って買ってしまいました。ZINEは個人の表現方法というある意味自分勝手なものを売り、
それを買いたいと思う感覚も面白いところです。