高校生というアイコンから脱却するために。10人の高校生がお送りする、クリエイティブイベント「portrait」が3月31日に開催。
Posted onこんにちは、まりあんぬです。今回は私とRuRuが主催したイベント、セックス・ジン(https://www.nylon.jp/blog/maria/?p=9887)でスタッフをしてくれたSuzuki Hana ちゃんより、イベントの告知になります。
10人の高校生が作り上げるクリエイティブイベント、「portrait」が2019年3月31日(日曜日)に開催。場所はセックスジンやTINYも開催された目黒のアトリエスペース。果たしてイベントの中身は?
最近のツイッターの投稿で見かけた内容なのだが、平成の次に何がくるかという話題を高校生がサイゼリアで話していて、「タピオカ」なり「卍」なり、そういったことを言う高校生の内容がバズっていた。投稿につく大人たちの返答も、まるで高校生馬鹿にしているようでならない。しかしれは馬鹿にしているのではなく、高校生が”立派な高校生像”を演じてもらう事を大人は期待してしまっているのではないか。
大人たちは高校生という枠組みに期待する。高校生を卒業したときにわかる、ちょっとした喪失感。もうあの頃には戻れないような、目に見えない一線を誰もが感じる。その一線を超えてしまったその瞬間、私たちは高校生というラベルで覆ってあの頃に蓋をしてしまっているようだ。戻れないその蓋の中身に、大人たちは常々、偏見的に期待するのは、嫉妬なのか、なんなのだろうか。
あの時にはあったはずの一人一人の個性、能力、かけがえのない日常。そういったものがふとした瞬間に見えなくなってしまう。見えるのは高校生というアイコンだけ。高校生というラベルをはがすにはどうすれば良いのか。答えは簡単だ、彼らが提示したように、蓋をしてしまった高校生の枠組みにもう一度入り込めば良い。そうすれば高校生という枠組みは消え、あったはずの自分たち(個性)が見えてくるのかもしれない。
もちろん期待するのは大人たちだけではない。彼らのようにラベルを貼られる”高校生”にも、あるいはあらゆるものに対し、自分(個性)にラベルを貼られることに疑問を感じる者たちにも、彼らの発信するメッセージを受け取って、議論し、挑戦して欲しい。
場所:目黒区上目黒5-30-12
入場料500円
12:00-20:00
Hana suzuki@hanabudayo
イワサキハナエ@hisfst__
LuNA@bduettf
こーたろー@ko_taro_96
関根優美@kiss.vo
シヲん @shion_nmt
SPIRIIT VIRGIN@paranticasitas