#ルネラリック 展

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こんにちは

Cocoです

 

先日、岡崎市美術博物館にて開催された展覧会「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック―アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」に伺ってきました

 

岡崎市美術博物館での会期は終了してしまったのですが、9月より兵庫県でも開催されているので関西圏の方はお見逃しなく!

 

写真撮影OKのものを掲載しています

 


 

ルネ・ラリックの展示について触れる前に、岡崎市美術博物館についても触れさせてください!

 

岡崎市高隆寺町にあるのでバスで向かったのですが、結構上の方まで登った記憶がありまして、え?こんなところに本当にあるの?と思ってしまうほどには視界に緑が増えていきました

 

なので車かバスで行くことになると思うのですが、そこまで行く価値めちゃくちゃあります

 

そう、建物がね、、すごく良かったんですよね、、

ロケーションもすごく良かった

 

 

建物フェチには間違いなく刺さりますねこれ

 

 

真夏に行ったので滝汗でしたが、晴天にも恵まれて緑と青空に包まれ、かなりリフレッシュできました

 

 

 

さて、肝心のルネ・ラリック展ですが、まずは簡単な概要から

 

 

フランスのシャンパーニュ地方の小さな村に生まれたルネ・ラリック(1860-1945)は、アール・ヌーヴォー(19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動で「新しい芸術」を意味します。)時代にジュエリー制作者、そしてアール・デコ(ヨーロッパおよびアメリカを中心に1910年代半ばから1930年代にかけて流行、発展した装飾の一傾向)を代表するガラス工芸家として、二つの分野で頂点を極めた人物です。自然や神話の世界をモチーフに取り入れた優雅な作風が特徴的です。

 

 

横文字がたくさん出てきましたね

 

 

 

彼の作品はとにかく品があって吸い込まれるほどに繊細

 

ガラスの可能性を最大限にまで引き出したと言っても過言ではありません

 

見応えあるな〜と感じたほどにはかなりの作品数があったのですが、ここで実際に見てきたものをほんの一部だけいくつか紹介したいと思います

 

 

クロームチックな質感は最近デジタルで作られたものを見ることがほとんどだったので、この現物を見た時は大層感動してしまいました

 

 

こちらの花器は画像で見るべきではないですね、、実際に見るのとでは全く色味が違います

なんとも言語化し難いのですが、オーロラのような乳白色

光の当たり具合で花器そのものの表情が変わるのが印象的でした

 

 

ガラス自体の美しさはもちろんですが、その反射光も計算されているかのように妖艶です

いろんな角度から見ることをお勧めします

 

 

こちらは香水瓶

香水商のフランソワ・コティ(1874-1934)との出会いから、ガラスのラベルや香水瓶を制作する機会を得ました

瓶の造形にまでこだわる香水って良いですよね、、しかもこんなに綺麗なガラスで、、

 

 

この時代のジュエリーの価値は使われる石によって決まるとされていましたが、その常識を覆し、創造性や技術性を評価するという流れをジュエリー界に作ったのはルネ・ラリックであると言われています

 

 

本当に一部の作品紹介となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか

 

彼の作品を一目見ると「可愛い」「綺麗」のもっと先にある感性が突き動かされます

 

 

中盤でも言いましたがガラスの透明度や質感や色、目で見てなんぼのものなので、実際に展示会に足を運ばれることを強く推奨します

 

 

現在は兵庫陶芸美術館にて特別展「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」が開催されておりますので、岡崎市美術博物館で見逃してしまった方や前から気になっていた方、この記事で興味を持った方は是非その目でご覧になってみてください

 

 

兵庫陶芸美術館

特別展「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」

開催期間:2022年9月10日(土曜日)~2022年11月27日(日曜日)

住所:〒669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4

開館時間:午前10時~午後6時 ※入館は閉館の30分前まで。

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)

アクセスや観覧料はサイトをご確認ください

 

 

 

ということで今回はここまで

次回の記事もお楽しみに

 

 

Coco:)

 

 

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