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生理についてその2、ブロガーmariaはどんな対策をしている?&ナプキン、布ナプキン、タンポン、月経カップのレポ。
投稿日 2018年8月5日

こんにちは、マリアンヌです。今回は前回に引き続き私の知る生理レポをしていこうと思います。以前私のインスタにナプキン派かタンポン派か月経カップ派のアンケートを行ったのですが、ナプキン派が多いのは百も承知だったのですが、タンポンを使う人か3人ほどしかいないという事実に驚きました。

まりあんぬ的にはナプキン、タンポン、月経カップすべてを試してみた結果、現状はタンポンに落ち着いています。タンポンはめちゃくちゃらくなのでもっと利点をお知らせしていいと思いまして、今回はナプキン、布ナプキン、タンポン、月経カップのレポを書こうと思います。

 

ナプキン

全日本の女性大体が生理になったらしようしていると思うので細かい説明はしませんが、最近は香り付きというのもあってなかなか面白いですよね。私のオススメは個人的に「はだおもい」ですかね。でもやはり立ったときにドバッと出る感覚や、夏場のムレやにおい、夜たまにやっちゃうシート汚しの点からしてここ1年はメインで使用していないです。

(メリット)

・使用後はゴミ箱に捨てることができる

・種類が豊富

(デメリット)

・エンドレスに買いだめしなくてはならない

・立った時のドバッとや、夜の不安がある。(布ナプキンも同様)

・ムレる。

布ナプキン

布ナプキンはナプキンが使い捨てなのに対して、何回も繰り返し使えるのが特徴。ゴミが出ないしストックが切れて生理なのに薬局行かなきゃ!みたいなのがなくなります。その代わり、使用済みのものを洗うという面倒くささがあります。おそらく布ナプキンを使用したことのない人は使用後のナプキンが本当に落ちるのかが気になると思うのですが、これが案外綺麗に落ちます。外出中は使用後のナプキンが乾燥して落ちにくいのを防ぐため、洗剤入りの水の入ったカップやジップロック的なものを持っておいたほうがいいです。家に帰ってバケツに漬け置きしてもみ洗いするだけでほぼ汚れは落ちるのであとは洗濯機に入れればOK。といった具合。大きさもおりもの用から夜用があるので用途に応じて使い分けるといいでしょう。また旅行や長期旅行をする人には結構おすすめ。スーツケースでもナプキンほどかさばることはありません。またものにもよりますがいわゆるナプキンの羽にあたる部分にボタンが付いているものが多いです。折りたたんでそのボタンでパチンと止めると思いの外コンパクトになります。また柄も様々でデザイン性があります。

外出時は使用済みを持ち歩くはめになるので量の多い人や、1日になんども取り替えることが必要な日にはあまりお勧めはできません。

(メリット)

・繰り返し使えるのでストックが無くなる心配なし。

・柄がさまさまでおしゃれ

・ナプキンに比べてムレが少ない

・感触が布なので、ごわつき感がない。

(デメリット)

・洗うのが面倒臭い

・外出中は使用後のナプキンを持ち歩かなくてはならなくなる。

タンポン

タンポンの特徴は膣の中で出血した血を吸収する形になるので、ナプキンでありがちなドバッと出る感覚がないことです。だからスポーツしてようがなんども座ったり立ったりしても気にならないという点です。種類は大まかに言って2つあり、アプリケーターという筒状のプラスチックのなかに吸収体があるタイプ、アプリケーターがないフィンガータイプのものがあります。アプリケーターがある方が勿論衛生的だし、挿入もしやすく正しい位置に吸収体を入れ込むことができますので初心者さんにおすすめです。慣れればフィンガータイプでもいいのですが、コンパクトになる反面、挿入の際手が汚れるので個人的にはフィンガータイプはあまりすきではありません。またナプキン同様、多い日用軽い日用がありますので自分にあったベストなものを使いましょう。おそらく初めて使う人は膣にものを入れることに怖さを感じるかもしれませんが、時間がかかるのも最初の1、2回だけです。膣の位置が分れば数十秒もしないうちに挿入することができます。また抜く時も紐が付いているのでその紐を引っ張れば良いだけです。

短所は日本だと種類がめちゃくちゃ少ないということです。多分1社しかないです。しかしその性能はどこよりも使いやすい気がします。また海外は種類が豊富ですがオーストラリアではフィンガータイプのものが多く少し高めなのが難点です。また出血が少ない人やそこまでない場合に使用したりすると滑りが悪いので、タンポンを抜く時にズゾゾ・・・とした感覚(文字で表現しにくい)があるのがちょっと難点です。またトキシショク・ショック症候群という黄色ブドウ球菌によって引き起こされる疾患があります。指定された時間以上使用したりするのは控え、出血量にあったタンポンを使用、気になる方はたまにナプキンと併用する方が良いです。

(メリット)

・ドバッと感や夜の不安が少ない

・使い捨てなので使用済みはその場で捨てれる

・アプリケーターの場合挿入時の痛みが少ない

・ムレない

(デメリット)

・エンドレスに買いだめしなくてはならない

・取り出す時にたまに不快感がある

 

月経カップ

知っている人は知っている月経カップ。シリコン状のカップの形をしていて、こちらもタンポン同様膣の中に入れます。仕組みは血液を吸収するナプキンやタンポンとは違い、カップの中に血液を溜め込み、溜まったら定期的にカップにある血液を捨てるという形です。良い点はなんといっても繰り返し使えるということ。初期投資こそどの媒体よりも高いですが、タンポン同様、ドバッっとした漏れ感や夜の不安がありません。結果的に月経カップは2−3個あればいいので、面倒なストックも場所もとらないのはいい点です。なので長期旅行にはとてもおすすめですね。

短所は初期投資の高さですがそれは結果的に使い捨てのものに比べたら少なくすみます。私的に悪い点は衛生面かなと思います。使用後取り出すために膣に指を入れる時に血液で指が汚れる、あと出し終わったカップは何かしらの容器にいれて洗浄しなくてはならないのですが、外出時の場合はさすがに流しで洗うわけにもいかないので、容器に漬け置きして持ち歩く感じになるかなと思います。(できればお湯で殺菌もしたいので)よって使用後新しいのを使うので、少なくとも2つは必要かなと思います。あと初心者には挿入もそうだし、出すのも一苦労します。入れるのも様々な月経カップの挿入方法があるのですが、滑りが悪かったりするとなかなか膣に入ってくれませんし、入ったとしてもうまくカップが開いてない場合血液がそこから漏れてしまうということがあります。使いこなすまでは洋服の出血回避のために家で何度かトライして、うまく使いこなせるようになってから、外出時も使った方がいいと思います。また、慣れてしまえば膣の中に指を入れるのも躊躇なくできますが、触ったこともない人は少しハードかもしれません。

2つも買うとかなりコスパが悪いので、最初は一つ買って、自分に合うと感じたらもう一つ買うことをお勧めします。

(メリット)

・繰り返し使える

・ドバッと感や夜の不安が少ない

(デメリット)

・初期投資が高い

・出す時手が汚れる

・外出時は使用済みを持ち歩くことになる


こんな感じです。量が一般よりも多い私は、

結果私がメインで使っているのはタンポンで、日にちによって多い日用、少ない費用を使い分けています。ただ、やはり出血の多い人は、タンポンが多い日用でも吸収体が吸収しきれなくて漏れてしまう可能性もあるので、同時に布ナプキンかおりもの用のナプキンを併用しています。膣のなかに入れる系の生理用品の良さはなんといっても、ドバッと感や夜の漏れの不安(による途中で夜起きるなど)、がない点、あと出血により、匂いが気になっていた私ですがそれが無くなるという点です。月経カップは取り出してからの処理を考えると忙しい時のトイレなどが少し面倒な気がします。あと私もたまに試していますが挿入がまだ上手にできないので、血液が漏れたり。。。ですが最終的にはストックの少ない月経カップに移行したいなぁと思ってます。(長期的な旅行をしているので)



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今日は誕生日❤︎でも何かが足りない・・・男の筋肉だ!オーストラリアで魅力的なワークショップを発見!
投稿日 2018年7月25日


こんにちは、Melbourneで放浪中のまりまんぬです。今日は画期的なワークショップをしているユニットを発見したのでそちらを紹介しようと思います。

誕生日なのに味気ない・・・。

皆さまは誕生日をどう祝っていますか?恋人と祝ったり、女友達と一緒に素敵ご飯を食べて最後にはサプライズ・・・。それはそれで楽しいかもしれませんが、毎回同じようなルーティーンでなんだか味気ない・・・と思い始めていませんか?私は知っています。あなたの誕生日やイベントに何が足りないのか。それは男の筋肉です。

オーストラリアで放浪中あらゆるアート雑貨が集まるThe finders keepers という大きなイベントで私は見つけることができました。それライアンとクリスという二人の男性から始まったBare Bros Coです。

具体的に彼らが何をしているかというと、主にキャンドルを一緒に作るワークショップをしています。彼らはローソクによる癒しの効果を発見し、その魅力を発信するために自慢の筋肉と共にワークショップを開始しました。ローソク自体は100パーセントの大豆からできており、体にも環境にも優しく匂いもとても豊かなものになっています。そんなローソクを作るワークショップを開いているのですが、まあ見てわかりますよね。ローソクの甘い匂いを嗅ぎながらエプロンから覗く筋肉も鑑賞できます。オーストラリアの素晴らしい自然と照りつく太陽のしたでみる筋肉、そしてお尻はよりキャンドル作りの楽しさを引き立たせます。

もちろん彼らが作り上げたキャンドルとプリプリのお尻を作り上げるコーヒースクラブも販売。そしてそれらのお金はチャリティー資金にもしているのだとか。是非私の誕生日にも彼らを呼びたいですね!詳しくは彼らのWEBをご覧ください!

 

 

 

 

 



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オーストラリアの生理用品メーカーmoxieのデザインがkawaii!
投稿日 2018年6月7日

今回ご紹介したいのがオーストラリアの生理用品メーカーmoxie。オーストラリアに来て一番にチェックしたかったのが実は生理用品でした。日本と違いどんな価値観があるのかなというのが個人的に調べたかったことだったので。そしてその中でもずば抜けて私の価値観を変えてくれたのがmoxieという生理用品メーカーです。

日本の生理用品って可愛くない。。。。

不思議なことに日本の整理用品てオムツみたいたおしゃれじゃないイメージが。。。少しずつデザインは変化が起きていますがまだまだ消耗品のシンプルなイメージがつい良いです。それに生理は女性にとってただでさえ辛いもの。そんな生理と付き合うためにmoxieは生理用品を素晴らしいものにデザインしました。

 

机の上においてもおしゃれ?なパッケージ

生理用品は主にビニールで包まれていて、開封したらおそらくほとんどの人がトイレの収納棚にしまったり、取り出して箱のなかに入れたりするでしょう。だしっぱなしにしてもおしゃれじゃないので、隠すしかないですものね。しかしながらmoxieはあえて見せる形をとっています。ナプキンは紙のパック、タンポンは缶ケースに入っており、そのままディスプレイとして飾っても思わず可愛い!と言ってしまうほどおしゃれです。またナプキンは持ち運び用の小さな缶ケース付きのものもあり、持ち運びも可愛くデザインしてくれます。



コンビニに行かなくてもよい!?宅配サービスまでしてくれる。

周期がある程度分かっていても、突然きたり、来ない日もあったり、生理は人様々。生理が来た時に限ってストックが切れていたなんてこともあり。moxieは宅配サービスがあり、会員登録すれば、1〜3ヶ月に1回宅配で送られてくるというサービスを行っています。期間は自由に選択可能。

プレゼントのように送られてくる

送られ方もとてもユニーク。オンラインであらかじめ選択した生理用品がギフトボックスのように送られてきます。プレゼントのような送られ方は、テンションがとてもあがりますね。

 

生理用品メーカーにチョコレートが売っている?

ちょっと驚くのがオンラインサイトにチョコレートが売っているところです。これは重くて怠い、そんな時こそ、チョコレートを食べて少しでもハッピーになろう!という意味があるようです。生理の時の誰にもわからないヘビーな気分さえもケアするmoxieの考え方は素敵ですね!他にもお腹を温めるための湯たんぽや安らぐアロマのろうそく、スクラブまで、様々なプロダクトがあります。

 

生理の時こそ、ガールズな日々を。

外に出かけたくない、部屋でずっとベットでぐっすり。ヘビーな日を毎月そんなことで過ごしてしまうでしょう。そんな日だからこそ、ガールズな日々を過ごしてみるのはどうでしょうか。お家moxieで買った湯たんぽと、ハッピーになるチョコレートを片手に、映画をだらーっとみちゃったりして。moxieのサイトでは計画のない時にみるオススメの映画を紹介していたり、様々なガールズな情報とシェアしています。

生理のあらゆるヘビーな部分をあらゆる角度からデザインする。

デザインというのはただただ便利になるだけ、見た目がカッコよくなるだけがデザインではありません。生理に対しても、生理用品という媒体が便利になるだけでなく、「生理」という女性にとってとても気分が落ち込むこの「生理の日」を気分的な部分も兼ねてデザインされているのがmoxieの良い点です。生活を取り巻く様々な出来事をどうデザインしていくのが真のデザインといえるのではないでしょうか。。日本の生理用品も衛生的で使いやすくて安全性や便利性の高い素晴らしいプロダクトです。そこにもうちょい周りに取り巻くものもデザインする力があればより良い形になるのではないでしょうか。私もオーストラリアの生理用品メーカーのデザインを見て、こんな生理にうまく付き合って行きたくなるたくさんのアイディアが出てきています。生理の日はブルーになるだけでなく新しいスタイルが期待できそうです!



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見た目も可愛いオーストラリアの生理用品moxieがズバ抜けてる!
投稿日 2018年6月2日

今回ご紹介したいのがオーストラリアの生理用品メーカーmoxie。オーストラリアに来て一番にチェックしたかったのが実は生理用品でした。日本と違いどんな価値観があるのかなというのが個人的に調べたかったことだったので。そしてその中でもずば抜けて私の価値観を変えてくれたのがmoxieという生理用品メーカーです。

日本の生理用品って可愛くない。。。。

不思議なことに日本の整理用品てオムツみたいたおしゃれじゃないイメージが。。。少しずつデザインは変化が起きていますがまだまだ消耗品のシンプルなイメージがつい良いです。それに生理は女性にとってただでさえ辛いもの。そんな生理と付き合うためにmoxieは生理用品を素晴らしいものにデザインしました。

 

机の上においてもおしゃれ?なパッケージ

生理用品は主にビニールで包まれていて、開封したらおそらくほとんどの人がトイレの収納棚にしまったり、取り出して箱のなかに入れたりするでしょう。だしっぱなしにしてもおしゃれじゃないので、隠すしかないですものね。しかしながらmoxieはあえて見せる形をとっています。ナプキンは紙のパック、タンポンは缶ケースに入っており、そのままディスプレイとして飾っても思わず可愛い!と言ってしまうほどおしゃれです。またナプキンは持ち運び用の小さな缶ケース付きのものもあり、持ち運びも可愛くデザインしてくれます。



コンビニに行かなくてもよい!?宅配サービスまでしてくれる。

周期がある程度分かっていても、突然きたり、来ない日もあったり、生理は人様々。生理が来た時に限ってストックが切れていたなんてこともあり。moxieは宅配サービスがあり、会員登録すれば、1〜3ヶ月に1回宅配で送られてくるというサービスを行っています。期間は自由に選択可能。

プレゼントのように送られてくる

送られ方もとてもユニーク。オンラインであらかじめ選択した生理用品がギフトボックスのように送られてきます。プレゼントのような送られ方は、テンションがとてもあがりますね。

 

生理用品メーカーにチョコレートが売っている?

ちょっと驚くのがオンラインサイトにチョコレートが売っているところです。これは重くて怠い、そんな時こそ、チョコレートを食べて少しでもハッピーになろう!という意味があるようです。生理の時の誰にもわからないヘビーな気分さえもケアするmoxieの考え方は素敵ですね!他にもお腹を温めるための湯たんぽや安らぐアロマのろうそく、スクラブまで、様々なプロダクトがあります。

 

生理の時こそ、ガールズな日々を。

外に出かけたくない、部屋でずっとベットでぐっすり。ヘビーな日を毎月そんなことで過ごしてしまうでしょう。そんな日だからこそ、ガールズな日々を過ごしてみるのはどうでしょうか。お家moxieで買った湯たんぽと、ハッピーになるチョコレートを片手に、映画をだらーっとみちゃったりして。moxieのサイトでは計画のない時にみるオススメの映画を紹介していたり、様々なガールズな情報とシェアしています。

生理のあらゆるヘビーな部分をあらゆる角度からデザインする。

デザインというのはただただ便利になるだけ、見た目がカッコよくなるだけがデザインではありません。生理に対しても、生理用品という媒体が便利になるだけでなく、「生理」という女性にとってとても気分が落ち込むこの「生理の日」を気分的な部分も兼ねてデザインされているのがmoxieの良い点です。生活を取り巻く様々な出来事をどうデザインしていくのが真のデザインといえるのではないでしょうか。。日本の生理用品も衛生的で使いやすくて安全性や便利性の高い素晴らしいプロダクトです。そこにもうちょい周りに取り巻くものもデザインする力があればより良い形になるのではないでしょうか。私もオーストラリアの生理用品メーカーのデザインを見て、こんな生理にうまく付き合って行きたくなるたくさんのアイディアが出てきています。生理の日はブルーになるだけでなく新しいスタイルが期待できそうです!



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横浜美術館のNUDE展を読み解く
投稿日 2018年4月19日

NUDE展

NUDEを美術史的に追うとあらゆるコトが見えてくる。

現在横浜美術館で開かれているNUDE展は、イギリスとテート美術館に展示されているものの中からNUDEに関するものを展示しています。歴史的に、そして客観的にNUDEにせまることによって、NUDEの秘密を探るというのがこの展示のテーマになっています。NUDEは、どの時代も描かれ、あらゆる画家たちがNUDEを題材に作品を作り出してきました。

私自身、大学生の時までNUDEの魅力をまったくもって感じていませんでした。どの作家も裸になったり、裸を描いてみんなが同じ事をする時点でありきたりだと思ったし、つまらないと思っていました。しかし今になってNUDEの面白さというのも感じています。

今日(こんにち)もヌードを通して様々な物議が問われていますが、それもそのはず。ヌードは常に社会の間でゆれ動く人間にとって何よりも身近で、普遍的で、プライベートな媒体のため、いつ何時も、賞賛されたり、批判されたりするのです。NUDEはそうやって何度も何度も社会の中で揺れ動いています。

展示を見るためのオススメポイント

今回の展示でのおすすめポイントがいくつかあります。まずできることなら音声ガイドを聞きながら見ること。こういった分析するタイプのものは絵や概略だけをみても意図を読み取ることが出来ません。ガイドがあればより展示の意図を読み取ることができます。そして何よりも客観的に見ること。NUDEはあまりにも人のプライバシーの中に入ってくるものなので、主観的に物事を捉えてしまいがちです。歴史背景からNUDEがどういったことを示すようになったのか、そしてNUDEによる様々な表現とその意図を客観的に見るようにしましょう。また音声ガイドを参考にと書きましたが、今回の日本で展開されたヌード展は、少し偏りがあるように感じたので、シドニーで開催された時のPR用の動画をみておくと展示だけでは感じることのできないNUDEの役割を知ることができるはずです。また、今このタイミングで動画をみると、この記事のネタバレにも繋がるので、記事の小タイトルにこのタイミングで動画を見て欲しい!という感じで動画を貼り付けていますので、そのタイミングでまず見ていただいて、NUDE展を見にいく前日に動画を見ていただけるとベストかなと思います。


理想美としてのNUDE

美、強さ、現代性、超現実、欲望。このNUDE展ではNUDEにおける様々な意図(表現)を説明しています。その中で私が注目して欲しいジャンルを紹介することにしましょう。まず最初が「理想美」です。このNUDE展が始まりとして説明している最初のブースが、もともとNUDEを描(えが)く最初の理由となっています。(19世紀)。いかに美しく、誘惑的に人々を魅了するのか。あらゆる画家の技法では、その美しさを追求するために何人ものNUDEをデッサンし、そのパーツを組み合わせたと言います。艶やかで均一的に描かれた女性像と筋肉美溢れるいわゆる「強さ」を表現している男性像を比較して見るのも楽しむための1つです。そしてこの話は以前記事にしましたが男性性器に注目することもお忘れなく。(多分殆どの隠す系のしか展示されてなかったかもしれませんが)。この時代の男性性器は包茎のポークピッツに描かれています。それがその時代の男性の良いシンボルとして描かれているからです。因みに私は理想美の男性像が大好きです。理由は美しいから。

少し話が逸れましたが、19世紀はなにかと理由がなければ裸が描けなかった時代でした。だからこそ、画家たちはこぞって聖書の話につけ込んで裸を描きます。そしてNUDEが生々し過ぎれば批判されることもありました。人々の(欲)情をを掻き立て過ぎるとそれは生々しいと批判されます。美しさや魅力は、まるでグラスに注がれる液体のように、溢れると怒られ、ちょうど良い量だと美しいと賞賛されます。生々しさはどこまで許されるのか。そのグラスの大きさは、例えその描き手のグラスの大きさと違っても、その時代の社会の目で作られています。

 

 

皮膚は内面を映し出す。

真実は人間の口からのみ語られるものだと思っていませんか?口は思った以上に嘘をつきます。実はなによりも感情を伝えているのが皮膚(NUDE)。服を脱いで露わになった皮膚は、なによりも感情を映し出し、社会の背景さえも映し出します。参考として今回展示されたヘンリームーアの「倒れる戦士」という作品。20世紀前半の作品です。かつて何世紀もの間、男性のヌードとして描かれてきたものは、勝者であり、強靭であり、不死の象徴として描かれてきました。しかしここに落とし込まれたNUDEは戦士の像でありながら、硬く作られたその体は傷だらけ、痩せた手足は痛ましげにねじ曲げられています。まさに戦士が吹き飛ばされ、倒れゆく瞬間です。苦痛の感情がそこに見えるでしょう。世界大戦後のNUDEの表現は、社会背景も含め、人間のマイナスの感情にも入ってきたのです。また、ベーコンのヌードは死にゆく皮膚(NUDE)に生命力と儚さを与えています。そのNUDEに対する表現力は動画を見てのとおりです。

 

フェミニズム(女性の視点)の介入

『ユートピア、すなわち完全なる平等、言うなれば無意識に実現している世界では女性のヌードが問題になることはないだろう。しかし現実には女性のヌードが問題を引き起こしている』

70年代になって、NUDEの視点にまた新しい視点が増えました。それが女性の視点です。今までは男性から見た女性の皮膚が多かったのですが、それを見た女性が男性だけのNUDEはおかしいと思い作品を作り始めたのです。この絵はわざとらしく、男性が女性のNUDEに向けられてきた視点を男性のNUDEでやっているというアイロニーが含まれた作品になっています。また、作り手のシルヴィアスレイは実際に関係をもった男性とのNUDEを描いているというのも面白い点。欲望の伝統の主観を逆転させた歴史的瞬間と言って良いでしょう。

また、このブースは、主に女性が描き手となって創作された作品が数多く展示され、今まで見てきた男性から見るNUDEと、女性からみるNUDEを客観的に比較して見ると、実際、そのメッセージ性や意図の違いがわかります。

欲望

NUDEという媒体で中でも人々の心を掻き立てるのが欲望にまつわるNUDEです。欲望とはつまり何か、動画の中では欲望をあくまでも綺麗な話としてアダムとイヴの話に例えている場面もあります。りんごを食べたその瞬間から人々の肉体には罪と性を背負ったと。欲望は理性の中に佇む本能の情。人々はそこに罪の意識さえ感じ、時に美しさにも感じています。自分では解読できない不思議な情は芸術家達を刺激してきました。描かれた感情(NUDE)は、言葉には出来ない人の内面にある欲情を反映させることも出来るのです。

 

ロダンの接吻(THE KISS)の第三者の介入という美学

『欲望は自然の法則を問い直す。解剖、重力、時間、言語。これらの規則を否定するのが欲望』—ルイーズブルジョア

ここまできて展示にも音声ガイドにも動画にも説明されていないNUDEの魅力を書いてみましょう。これは私の勝手な解釈になってしまいますが私が感じたことを書きます。今回の展示では200あまりのNUDEに関する作品が展示されていました。その中で一際目立って見えたのがロダンの接吻(THE KISS)です。確かにこの展示のPRとしてメインに展示されているということもありますが、私はそれだけでないと他の作品と区別化できるモノを感じています。

多くのNUDEの表現は、描き手からの主観的な欲望、社会に対する主観的な主張を感じます。もともと芸術とは、クライアント(相手)がいるデザインといわれるものとは反対で、相手を無視して自分の想うことを表現したり、自分の内面性を具現化する非常に主観的な媒体です。理想美を追求している19世紀の絵画も「私はお尻!尻フェチなの!!」とか「この贅肉感と艶やかさがそそる!!」という描き手のフェチズムが見えるといった、欲望や美観の主観性が見えます。モデルはあくまでも描き手の操り人形でしかなく、描き手がどういう想いでこのモデルを見ているのか、またはどういう主張をNUDEに反映しているのかといった、描き手の主観的なものを我々は想像するのです。

しかしロダンの接吻(THE KISS)は客観性があります。鑑賞者は接吻(THE KISS)をみて、作り手のロダンではなくモデルの、二人の情を想像するでしょう。どういう気持ちで接吻という刹那を感じているのだろうか。動画でも述べられた通り、私たちは二人の表情を覗き込みたくなります。そしてその表情が見えないばかりに、その生々しさの中にある感情を皮膚(NUDE)を追って想像します。それが第三者の介入です。見る側も、(おそらくロダンという作り手も)この二人ではないのです。あくまでも私たちは第三者の人間で、二人の接吻の、刹那の感情を読み取ろうとします。これは主観的に生きる私たちにとっては不可能な感情です。

主観的な「情」はあくまでもこの単体の「情」しか読み取れません。しかしながら第三者の視点は「二人」の感情を読み取ろうとします。全てを委ねるかのように体を授ける女性の感情は、激しくも優しく女性の体をささえる男性の感情は、人間の内面を表現する皮膚(NUDE)が二人の感情を示唆します。あくまでもここは「情(身体から切り離れたもの)」を読み取ることで、脳内レベルのセクシュアルなまぐわいの美しさを感じているのではないでしょうか。そんな他者の情をみて、若者に悪影響を与えるとして一度は布で隠され、多くの人に美しさを評価され、再び布を外されるほど、この作品は人を魅了しています。

NUDE

一言でNUDEと言っても、それは時代ごとに意図が変わってきます。最初に述べたように、NUDE、つまり全てを曝け出した身体は、人々が人体を持って生き続ける限り、どの時代もそしてこれから先もあり続けるものです。つまり、私たちが生きている今も、NUDEに込められた時代的な背景が作られており、数年先にはまた違う意図がNUDEを通して語り継がれるのです。



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