sara moonです。こんばんは◯

今月前半は、私にとって何かと試練や挑戦の多い期間でした。

曇ってきた気持ちを入れ換えたくて

人生で初めて、占いというものに足を運んでみた。

 

 

 

知らなければ通り過ぎてしまうような、あまり目立たないビルの８階。

エレベーターを降りると、鏡に浮かぶ月が歓迎してくれた。

 

Luna  月の女神
fortune 占い

 

 

導かれるがままに入った館内

天井には花々と、白く光る月の数々。

 

 

 

ふとした思いつきで飛び込んだから

どの先生に占ってもらえるのかは決まっていなかった。

 

 

「こちらの先生でしたら、今ご案内できますよ」

受付の方から伝えられた先生の名前は、

私にこの占いを教えてくれた生徒が占ってもらった方で

評判の良い先生だった。

20名以上おられる中から一人、

願っていた先生の名前を伝えられるなんて運命的だ。

 

 

 

 

レースのカーテンが掛かった白いアーチを潜ると

想像していた通りの、優しそうな先生がいらした。

 

 

「さて、何について占いましょう」

 

 

初対面の人に個人的なことをお話しするのは

慣れないことであるはずなのに、不思議とあまり緊張しない。

いま迷っていることと、知りたいことを伝えたら

束になったカードを先生が手際よく捲っていく。

 

 

机いっぱいに開かれたカードに目を通しながら

「あなたがこのカードを出したということは、そうね」

「この向きになっているんだ。なるほど」と

呟きとともに分析されていく。

 

 

直接カードに触れたのは先生だけだったのだが

開けられたカードたちは、どうやら私が選んだもの

ということになるらしい。

 

 

 

カードで出た占い結果をひと通り説明してもらった後

先生からのアドバイスは、一言で表すと

「あなたの気持ちと、ご縁を大切にしてね」

というものだった。

 

 

本当に大切にしたいことはいったい何なのだろうと

いくら考えても、答えが出せなくて悩んでいた。

確かに、何かを「大切にする」ということにこだわり過ぎて

肝心の自分の気持ちを蔑ろにしていたのかもしれない。

 

かけてもらった言葉を何度も思い出しては

かなりの時差を経て、本心がぼんやりと見えてきて

先行してしまっていた自分の言動を追いかけはじめた。

 

ご縁とは、きっと自分の力の及ばぬところにあって

巡り合わせによって生まれる運命のようなもの。

 

願ったところで思い通りになるとは限らない。

だって全てを選ぶことはできないから。

 

 

 

だけど、

 

 

「今日のカードが示した結果は

あくまで今日の結果でしかないのよ」

 

 

 

今示している未来がイメージと少し違ったとしても

自分の選択次第では、

その先の景色を変えられる可能性はあるということだ。

 

私は私なりの方法で

関わってくれているすべての人たちの

幸せを願っていたい。それが私の幸せの正体。

気付けばそんな風に思える人たちばかりが

いつも味方でいて、側にいてくれているから。

きっと間違ってない。

 

 

その時々で自分の信じた愛をもって

正しいと思う道を選ぶことができたのならば

あとはもう運命に委ねてしまえばいいのかもしれない。

何だか麻雀に似ている、と思った。

 

 

 

地下水の流れる音を聴きなさい

心臓のビートを聴きなさい

地球が回る音を聴きなさい

 

（オノ・ヨーコ『グレープフルーツ・ジュース』冒頭より）

 

 

 

心が迷子になってしまったとき

夜に浮かぶ月のような、占いの館を尋ねてみて

 

暗闇を照らす月の女神の、優しい光を頼りに

あなたの進む道を見つけることができるかも

 

 

 

 

 

それではまたね、

あなたの旅がどうか美しくありますように

 

 

Wishing you a beautiful journey, always☺︎

Good night~

 

 

 

◎占いの館 ルーナ◎
大阪府大阪市北区芝田2-3-23
メイプル芝田ビル 7F,8F
TEL: 06-6110-5098

 

 

 

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