GUCCIと赤
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sara moonです。こんばんは◯
今月最後の週末、親友の一人とお出かけしてきました。
12月1日まで開催されているGUCCI展を鑑賞しに、少し足をのばして京都まで。
GUCCIとは、1921年グッチオ・グッチによってイタリアで創業されたファッションブランド。今や様々な世代から愛される世界的ハイブランドとなったGUCCIの、日本上陸60周年を記念した展覧会。
fil rouge “運命の赤い糸”
GUCCIの数々のアイテムで、常に象徴的に用いられてきたレッドカラー。
その背景とは?
1881年、グッチオ・グッチはイタリアはフィレンツェ近郊のサン・ミニアートに生まれました。16歳でロンドンに渡り、ホテル「ザ・サヴォイ」でポーターとして就職。この時のホテルのエレベーターの内部が赤。GUCCI と赤の繋がりはここから始まったのだそう。
「グッチ ロッソ アンコーラ(深い赤)は私の愛する色であり、欲望と喜びを体現しています。この色は感情そのものです。」 ーサバト・デ・サルノ (展示場内説明より)
展示のオープニングは、姉妹都市の関係である京都とフィレンツェの絆を、赤い糸で結ばれた関係になぞらえた詩から。
作品への愛、美しさへの愛、対象へのリスペクト
作中の赤を通して、それらを感じるのが楽しかった
展示でも特に際立っていた「赤」と、印象的だった作品たち
(左) レースエンブロイダリー ティテール付きレザードレス
サバト・デ・サル 2024年 春夏コレクション
2016年 秋冬広告キャンペーン
撮影 グレ・ルックフォード
クリスタル付きヘアバンド
アレッサンドロ・ミケーレ 2016年 プレフォール コレクション
グラスパール&クリスタル付きハートシェイプ クラッチバッグ
アレッサンドロ・ミケーレ 2020年 秋冬コレクション
誰もが自分らしくあるための自由を象徴しているという、fil rouge。
今回の展示では、数々の作品を見ながらGUCCIの歴史を辿ったことで、GUCCIの美に対する愛や情熱が強く感じられました。
かつて、母から譲り受けたお下がりのGUCCIのハンドバッグをずっと使っていて、漠然と憧れていたブランド。過去の思い出と、新たに得たインスピレーション。思いを巡らせながら会場を回り終えた。
愛と情熱の赤いアイテム、私も取り入れてみようかな。
それではまたね
Good night ~
●Now Playing:”Heart Of Glass” by Blondie
GUCCIの歴史を描いた映画の劇中歌。ストーリーはかなり衝撃的だったけど、世界観が終始可愛いかった
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