すっかり大人になると夏はノスタルジックな気持ちになる機会が増える。
 
子供時代の夏休みが楽しかったから?開放的になる夏の恋の思い出?懐かしい気持ちになる理由は人によってさまざま。
 
私が毎年夏になる度に思い出すのは子供時代の夢。
 

 
 
 
 
先日、里帰りした釧路で学生時代活動していた海洋少年団の団舎にお邪魔した。潮風を浴び続けている建物は劣化も目立つようになっていた。
 

 

 
 
 
ここに踏み入れるのはおそらく16年ぶり。それなのにここで毎週訓練をしていたのを昨日のように思い出す。
 

 

 

 
 
 
高校3年生で卒団して以来の手旗信号。15年ぶりにやってみる。
完璧ではなかったけれど身体は覚えていることに驚く。身体にも記憶が残っているのが嬉しかった。
 

 

 
 
 
 
私が入団した8歳の時からお世話になっている教官と思い出話を楽しんだあと、港へ出てみるとそこには海上保安庁の大きな巡視船が停まっていた。
 

 

 
 
 
それはずっと私の憧れ。
未だにそれを見るとわくわくする。その高揚感は32歳になった今もずっと変わらない。
 
海上保安学校はとても倍率が高い。釧路海洋少年団から4人目の海上保安官が生まれた話を聞いて嬉しく思った。
 

 

 
 
 
 
こうして大人になってから子供時代の夢を振り返るのも楽しい。
 
聴覚障害で海上保安官にはなれなく辛い高校時代もあったけれど、今振り返ると夢を持った子供時代を過ごせて良かったと思う。その思い出自体がとても宝物になっていて今こうして幸せな気持ちをもたらしてくれる。
 
これからもずっと夢を持ち続けていきたいな。
 


 
 
 
 
それでは、また更新します。
 

 
 
 

 
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