私のZINEについて
Posted on今回は12/27日に発売される私のZINEについて書こうと思います。とても個人的な内容なのですが、お時間有りましたら読んでくれると嬉しいです。^^特に感想は必要有りません。
-prologue-
-影響を受けたのは”He For She”-
今回ZINE製作で一番大きくインスパイアされた言葉は、「He For She」です。He For Sheとは、UN Women親善大使であるエマワトソンのキャンペーンのことを指します。差別をなくし、ジェンダー平等を達成することはすべての人に恵みをもたらす、そのためには女性だけの力でなく男性の力も必要。その力は結果女性に対するジェンダーだけでなく、男性が男性らしくなければならないというジェンダーの考えを変えられるかもしれないというものでした。
かつて私はジェンダーの問題に関した作品を卒業制作で製作しました。しかしその時の作品は今までになく失敗に終わったのを覚えています。その時まだこのHe For Sheという言葉は誕生していなく、今まであった言葉だけでは、私が日常で感じていた性別に対しての違和感を解決することが出来なかったのです。今までのジェンダーの問題はあまりにもどちらかの性別の訴えしかウェイトを置いていなかったために。。。
しかしHe For She という言葉が生まれ、男性と女性が寄り添いあうことで、今まである固定概念からなにか打破できるのではないかという考えがあることに気づきました。そしてここで私は一つのアクションを起こすことにしました。それが今回のZINEです。
-MY3rd ZINE is Flower-
今回のZINEは「花(flower)」です。花が私のZINEです。今から書く私のコンセプトは深いところまで考えれば何か言われそうな感じではありますが、そこはさらっとカワシテおいといてください笑
——では。花にも様々な種類がありますが、大抵花はオシベとメシベが一本の花の中にあります。男性と女性がよりそいあって一つの個体になっています。もしくは、男と女、二つが合わさって一つの個体としてみることもできます。そして花びらに目、鼻、口、耳、手、足、声(言葉)など、(ざっくり)と性別を無視することができる身体のパーツを印刷しました。これでこの花を、人という一つの個体で考えることが出来ます。つまり今回のZINEは性別というものを改めて考えるひとつの媒体です。性別というものを、また違った角度から見てもらったり、何かを感じるためのZINEをつくりました。
-“FOR U.”-
これは貴方のために、貴方になにか感じてもらうためのZINE。だから私はこのZINEを”FOR U.”と名づけました。美しく咲いた切り取られた花は、もともとは人にギフトするためのものです。ZINEはサッシでないといけないという考えならこのZINEはZINEとは言わないでしょう。しかしながら、花びら一枚一枚を本の一ページ一ページに置き換え、花自体が本1冊という考えをしてくれるのであれば、これはZINEだと呼んでもらえるかもしれません。呼んでもらえなくとも、今回のZINEは花でなくてはならないと思いました。
-買ったZINEをどうするかは買った人が決める-
書物は記録するために作られたもの、一般のZINEなら壁に飾ってくれたり、箱に入れられたり、本棚の中に収まったりするものですね。ある意味保存状態さえよければその形をずっと残せるものでしょう。強い意味を込められた私のZINEは貴方の心に一瞬の強い刻印を。今回のZINEは生花、つまりいつかは枯れてしまうものです。花を人に例えたのですから、その姿がリアル(現実的)でしょう。そして、複製された書物ではないため、ひとつひとつが違う時の経過を見せてくれるでしょう。つまり、1日たりとも同じ姿はみせず、終わりへと近づきます。さぁ貴方はこのZINEをどうするでしょう。小瓶に飾り、花びら1ページ1ページの枯れ行く姿を見届けていくか、あるいは新鮮な状態のまま逆さ吊りにして美しいまま保存していくか、花びらを一枚一枚ちぎり、小瓶に入れてみたり、アルバムに挟んでおくのもよいでしょう。少なくとも私のZINEは、買っただけで済まされないZINEです。あなたはこのZINEを買ってなにかしら考えなくてはなりません。
-今回のキーワード-
最後に今回のキーワードを紹介します。
「Gender(性別)」=He for She、human(人)、= (イコール)
「Free(自由)」=choice(選択する)、imagine(想像する)、
「engerved into your hart(心に残す)」=Provocation(挑発する)、1/10000000000000000(瞬間)
INSTA ZINE??
ZINE発表と同時にやるうインスタジャック。私のインスタを要チェック!!
-どこで販売されるの?-
と、コンセプトが重々しいものではありますが、そんなの関係なくふつうにかわいいとか良いとか思ってくれたらそれで良いです。作品は純粋に感じでくださいね^^単純に今回のZINEは、敬愛なるJulian Klincewicz (ジュリアン・クリンスウィックス) http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=4784 のZINEに影響を受けて、とてもコンセプトの強いものを作りたかったのです<3
私の主催するZINE販売・交流イベント、TINYでは今回このシリーズの薔薇バージョンを展開します。いつもは通販などを受け付けていますが、今回は生ものなのでイベントのみでしか販売できません。なので皆様是非、イベントに来てね<3笑本当はいろいろな花をやろうと思ったのですが、どうしても、TINYでもうひとつ別の用途で考えてほしいものがあったため薔薇で統一することにしました。果たしてどんな仕掛けを施したのかはTINYで感じていただければと思います。ヒントは「Provocation(挑発する)」です。私のZINEは一筋縄では行きません。貴方の記憶に深く残るものなのですから。私のZINEは、TINYの準備作業があるため14時から販売する予定です。是非^^その他販売するものもあるのでぜひ!!
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