最近の東京はますます忙しさを感じて、落ち着く暇もないみたい。

師走という月だけにその速度はもっと早く感じます。日本は”もったいない”という精神が強い。

それは鍋に残るおかずのことだけでなく、近頃は時間というものも”もったいない”とさえ感じる。

でも。ゆったりと無駄な時間を過ごす。

頭でなにも考えず、ぽけーっと。

このことがとても大事なのではないかと最近思うようになりました。

ものもとデザインというものは、人をなにかプラスにすることを意味します。

今回の展示（というのか？）はまさに“寝正月のデザイン”。

なにも考えず、家でゴロゴロ。年初めぐらいは、台所仕事もひと休み。

健康で、楽しく過ごせるように、という願いも込めて作られた展示です。

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内容は至ってシンプル。そこにあるのはお正月をだらだらと過ごしてもいい気分になれる食材がずらり。ご飯にちょいたしできるおかずの数々や、飽きたお鍋の味も一工夫でアレンジできる調味料、絞めには甘いチョコレートなど、正月にふさわしいお洒落な食材がたくさん置いてあります。

食もアート。最近の食は目でも楽しめる。

選ぶまでの楽しみ、お正月に食べるまでのワクワク。こたつのなかで感じる味覚。

仕事や勉強なんて忘れてすごす、最高のアイテム達。

とくに気に入ったのは、お湯を注ぐと”寿”の文字がお吸い物に浮かぶ乾燥昆布。

その非常にめでたい感じと、やっぱこれは正月に頂かなくちゃ！なんて必然的に思ってしまうその感覚、

そしてその寿だけど昆布のぺらっぺらさに一目惚れしました。

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ほかにおたくさんの、おいしさ、とアイディアがつもったフードアイテムがたくさん！！是非みてみてくださいー！！

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