グランド・ブダペスト・ホテルを120％楽しむ方法！！#grand budapest hotel

Posted on 2014年6月8日2014年6月11日

#grand budapest hotel

見てきました。個人的にとても楽しみにしていた映画、ウェス・アンダーソン監督のグランド・ブダペスト・ホテル。こういった美を追ってる映画って素敵だけど理解しにくいーなんて人も多いと思うのだけれど、この映画は別格！！ストーリーも楽しいし、とってもおすすめです！！今回は私ならではの見解とこの映画を１２０パーセント楽しむ方法をお教えします！！

#シンメトリーの美しさを意識する この映画の魅力はなんといってもシンメトリーの美しさ。これを一番注意して見ればとても楽しいです。私的に面白いと思った事はシンメトリーの美しさを最大限に活かしている撮影法です。シンメトリーにするキーは真っ正面から撮る事なので、まるでサイコロのように水平、垂直にシーンを移し替えたりしているのが独自の手法でとても面白いです。またシンメトリーといってもちょっと気がかりになるシンメトリーさというのもポイント。すべてが鏡の用にシンメトリーなのではなく、やや崩しているその崩し加減が個人的に絶妙です。

＃可愛い小物達 小物１つ１つも見逃せないほどすべてが可愛い！！とくに私が気になるのはこのピンクの箱。色味や箱に描かれた模様はもちろんの事、それよりも一番ツボだったのが箱の開き方閉じ方ですXDXD　この映画自体話の流れがまるで１.5倍速で流れているかのように話がスムーズ。それにならったかのような箱のスムーズなしまり方が個人的に可愛い！！と思っています。このシーンは必見。

#目だけじゃなく耳も研ぎすまさせて！！

上記にも書いた通りとても話がスムーズ。そして早い。ドアの閉まる音から台詞が始まる間まで１つの音楽を聞いているかのようにリズミカルです。視覚だけでなく聴覚も研ぎすませてみるとこの映画がもっと面白く感じるかも！！

#キャラクターが個性的。

面白いのがゼロ（ロビーボーイ）と恋人のアガサの出会いのシーンが全く描かれていないこと。なのに２人の出会いのストーリーがわからずともなんだかこの映画のなかにあったかのような感覚になるのが面白い。わからないけどはずなのにキャラクター　一人一人に重みのある。豪華キャストを使っているというのもあるけど、それ以上に監督がキャラクター１人１人にこだわりがあるからかなーと思ってます。

他にも、時代に合わせて画面のサイズ変えてたり、サザエさんのエンディングチックな二人のシルエット、絵本のような見せ方などワンシーンワンシーン見逃せない映画です。よかったら見てみてください：D　次回はイベントがあったのでそれをご紹介します<3

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