長期旅行で手に入れたズボラ調理と知恵

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こんにちは、まりあんぬです。
今回は半年間のヨーロッパ周遊で身につけたズボラ調理方法やまりあんぬの知恵をお教えします。

一番のポイントは食材を使い切らなくてはならない+少ない調味料で料理。
ご当地の食べ物をレストランで食べるのもよいのですが、毎日レストランでは物価の高いヨーロッパ、いくらなんでも破産します。なので自炊もちょいちょいするのですが、普通に一人暮らしするのとはちょっと違う壁があります。それは食材を使い切らなくてはならないこと。
1ヶ月以上の滞在であればそこまで考えなくてもよいですが、いろんな国を渡る周遊スタイルでは食材の使い切りは考えながら食材を調理しなくてはなりません。一つの滞在につき5日-9日程度。そうなると余分な調味料は買いにくく、食材も少ない食材で使い切るのがベストになってきます。調味料は民泊先のキッチン事情によりますが、基本は塩、胡椒、砂糖、油のみと考えてよいでしょう。ジャパニーズな調味料はないので、自分で買い足すことがベースになってきます。また、私の場合、料理は好きなのですが、洗い物は好きではありません。(みんなそうだと思う)なので、下処理でゴミを大量に出す行為や洗い物をできるだけ減らす方法を取っています。以上を踏まえて私のやっているズバラ方法は下の内容です。

①生ゴミは冷凍庫保存すると匂い防止になる

これは旅行関係なく、料理は好きですが手間はかけたくない、そしてゴミをできるだけ少なくしたい、ということです。理由は、生ゴミは匂いやコバエのもとなのでスーパーでもらえる紙袋やジップロックに生ゴミを入れて捨てるまでの間冷凍庫で保存します。そうすると匂いやコバエの防止になります。普通に便利なキッチン周りの知恵袋です。

②冷凍野菜を利用


生の野菜は下処理する過程でゴミが出やすいのがデメリットです。冷凍の野菜なら既に下処理がすんでいるため、余計なゴミがでません。プラスチック袋で包装されていることを気にする方も、とりあえずヨーロッパの冷凍食品は紙パッケージに入っているものもみかけるのでそれを選択すのもありです。値段も冷凍の方が生より高いイメージがありますが、生と大体同じ価格で手に入れられる食品もあります。ブロッコリーや人参系は大体一緒です。私はいつもブロッコリーとキノコ類の冷凍を買います。
火を通す段階で水分がでるのですが、その水分をつかって煮込み系が作りやすいのが特徴です。特にキノコは香りが高く、少ない野菜でも味に深みを出してくれます。

③にんにくあればとにかく美味しい説


少ない調味料のなかでやりくりしなくてはならないので、そのなかでも塩胡椒とも相性がよく、すべての食品の味を濃くしてくれるのがにんにく。刻んで一緒にバターに練りこんだり、にんにくがあるだけでうまさがアップします。

④にんにくの皮が簡単に向ける方法

よいニンニク皮がするっと向けますが、安いニンニクはとにかく皮が向き辛くてイライラする。最近身につけた技法なのですが、ニンニク一片の底の部分だけ包丁で切り取り、皮付きのまま包丁の側面でニンニクを軽くつぶします。そのあとに皮をむくと断然むきやすいです。ニンニクは潰すことで香りが引き立つので一石二鳥の方法です。

⑤タッパーでパスタを茹でる。野菜を蒸す。が可能。


日本から持ってきた100均のタッパーがズボラ料理で大活躍。特にパスタを茹でるのに万能です。タッパーに入るようにパスタを折り、水をパスタが隠れる+2センチくらいまでいれ、塩をふって、軽く蓋を閉めてレンジで10分ほどすると茹でられたパスタが完成します。絶対的なズボラであれば、そのままミートソースなどのタレをいれて洗い物はタッパーのみということもできます。ただ、レンジで加熱中、蓋が開いてレンジがびっちょりなったりするので、そこはまだ改良中です。水が少ないとカピカピパスタになるので、様子をみて水を足したり、茹でが足りない場合はレンジの加熱時間を延ばすなどをしてみてください。
そしてタッパーは蒸しにも使えます。タッパーが入る鍋に水を3、4cmほど入れ(タッパーが水で少し浮く程度)その上に野菜を入れたタッパーを入れ蓋を締めれば蒸し料理ができます。わたしはこの方法でシュウマイや蒸し餃子も作っていました。水がなくなるとプラスチックが溶ける可能性もあるので、こちらも様子をみながらやることが大切です。

⑥カリカリのフライドポテトをつくる


一人料理をする環境ができるとしたくなるのが揚げ物料理です。もちろん多めの油だと破棄が大変なので少なめでやっています。こちらの動画を参考にしながら作りました。

ズバリポイントは二度揚げ。動画ではジャガイモを素揚げしてますが、ここは冷凍のフライドポテトを使います。マックのSサイズのポテトなら1.5-2ユーロですが、冷凍フライトポテトは同じ価格で4回分は楽しめますのでかなりお得です。1度目のあげは中火で火が通るまでは触らないこと(さわると崩れちゃいます)2度目は高温で空気に触れさせながらあげるのがコツです。

⑦ザクザクの唐揚げ(改良中)

こちらの動画を参考にして唐揚げをつくったのですが、かなりザクザクに仕上げられました。片栗粉の方ですがちゃんとヨーロッパのスーパーにもあります。ただこちらではデザートに使うことが多いのかパッケージがデザートなものが多そうです。改良中なのは衣に味がないのが味気ないなとかんじてしまうので、衣をダマにする際は水ではなく醤油、塩胡椒やガーリックパウダーがあればよいのではと吟味しております。


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