ロンドンでお金を払ってよかったあれこれ

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今回は物価が高いロンドンで、高いお金を払ってでもよかったなと思った場所を紹介します。

テートモダンの企画展 オルファーエリアソン

せっかくタダで美術館が観れるロンドンなのでタダで見て回ろうと思っていたのですが、好きなアーティストの企画展に出会ってしまいました。オルファーエリアソンという、光や水などといった近くを使ったインスタレーションが得意な方です。日本でも21世紀美術館に作品があります。ちょっと迷いましたが、霧のインスタレーションはまだ見たことがなかったので泣く泣くお金を支払いました。細長い道が霧で充満していて、その中を通過するのですが、オレンジ色からブルー、そして白へと光が霧の中をグラデーションしてきます。霧はそばにいる人がものすごく近い距離まで来ないと見えない程で、基本はこの鮮やかな色のグラデーションを右も左もわからぬまま歩く、不安と美しさが入り混じるインスタレーションです。

卵のトイレsketch

フォトジェニックな場所が大好きな方は絶対ご存知なロンドンのレストランスケッチ。予約をしなくても入れますが予約をすると可愛らしいピンクのお部屋へと案内してくれます。ピンクのお部屋も十分かわいくてすてきなのですが、ここのレストランは実はトイレも有名。両開きの扉を開けるとシンメトリーの左右に広がる階段があり、そこを上がれば、卵型の置物が何個も設置されてれているのを見ることができます。その卵型の置物は実は中が個室のトイレになっているのです。一つ一つの卵の中では小鳥のさえずりや水の流れる音がずっと流れていて、その音が不思議な空間にまで響いているのが、またなんとも言えない不思議な世界にまよいこんでしまったかのよう。こちらのレストランお値段もそれなりのロンドン価格なのですが、空間見たさに1番お安いお紅茶で踏ん張ってみるのも悪くないかと思われます。


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