ウィーンでフンデルトヴァッサーの美術館に行ったらこだわり多すぎてヤバかった

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こんにちは、ヨーロッパ周遊中のまりあんぬです。
ウィーンと言えば、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー!というのが私の中であり、中学時代から彼の美術本でしかみたこのとなかった建築物を巡ってきました。

フンデルトヴァッサーの絵はまるでおとぎ話の世界のような個性的なタッチです。自然をこよなく愛す彼の絵は独特で、カラフルなものが多くあります。彼は画家に止まらず、世界観は建築にまで及びあらゆる建築に携わってきました。そんな彼の建築は、ウィーンの中心からトラムで30分もしないところにまず彼のミュージアムがあります。そのモデルとなった絵と実際の建物の写真を比較してみましょう。


実は外見だけでなく内側も独特あらゆるところに絵画から飛び出してきたような細工があります。手すりのランダムなポールにバネなどの小物があったり、タイルの壁も水彩のようなタッチを使っています。またカフェの机や椅子もランダム。あらゆる形のテーブルが繋がっているようになっています。そしてその机の素材は様々。そして椅子も同じ椅子を使っていません。彼は、生涯において「自然との調和」を目指しています。「自然界に直線はない」という考えのもと、既定のドアや窓の枠以外には直線のデザインが極力使われていないそうです。特に個人的に面白いと感じたのがこちらの窓。

工業物は基本的に規則的な世界ですが、ランダムのように見せる仕掛け(でも実はとっても規則的)になっています。

ミュージアムを見終わったら、歩いて10分ほどの距離にある、フンデルトヴァッサーハウスも見に行きましょう。中に入ることはできませんが外観をみることが可能です。

自然との調和して当然使われているのが草木花たち。彼の絵を見てもわかるように、窓から木が生えている様子も忠実に再現されています。壁につたうツルや中庭の緑を感じてみましょう。彼がいかに、自然との調和を大事にしているかがわかるはずです。


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