仕事で疲れる人ほど知っておきたい「自分のトリセツ」

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仕事で疲れやすい人は、「自分のトリセツ」を持っていないだけかもしれない。

 

仕事で疲れるのは、

仕事量が多いからだけじゃないと私は思う。

 

だれかの一言、誰かの不機嫌。

メールの返信の温度。

会議中の空気。

急なリスケ、断りづらい頼まれごと。

 

一つひとつは小さくても

毎日少しずつ重なると、思っている以上に心は疲れている。

なのに、

「気にしすぎかな…」

「大人なんだから耐えなきゃ」

「自分のメンタルが弱いだけなのかも」

と、疲れている自分をさらに責めてしまう。

 

でも、メンタルが弱いわけじゃない。

自分が何に疲れやすいのかを、まだ知らないだけなのかも。

職場で安定している人は、

何も感じていないわけじゃない。

 

落ち込むこともあるし、イライラすることもあるだろう。

ただ、

「自分はこういうときに疲れやすい」

ということを知っている。

 

それって、

自分の「トリセツ」を持っているようなもの。

 

たとえば、

どんな言い方をされると傷つくのか。

どんな人といると消耗するのか。

どんな頼まれ方をすると断りづらいのか。

どんな状況になると焦りやすいのか。

どんなときに無理をしてしまうのか。

 

これらのことを知っているだけで、

仕事との向き合い方は変わってくるのではないでしょうか。

 

「この言い方は苦手かも」

「リスケが続くのは嫌なんだ」

「この人と長く話すと疲れるんだ」

「頼まれると、断る前に引き受けちゃうんだ」

そうやって、

感情を責めるのではなく自分自身を観察してみる。

 

落ち込んだら「弱い」

イライラしたら「未熟」

不安になったら「考えすぎ」

断れなかったら「自分が悪い」

そんなふうに、全部を自分のせいにしないであげて。

 

感情は、自分を困らせるものではなく、

自分を知るためのヒントでもある。

 

誰かの雑な言い方に傷ついたなら

「自分は打たれ弱い」って考えるのではなく、

「努力を軽く扱われることが苦手なんだ」と知る。

 

頼まれると断れないなら

「自分は優柔不断なんだ」ではなく、

「期待されると応えたくなっちゃうんだ」と知る。

 

そこまでわかれば、次から少しずつ対策できるだろう。

だから、一度「自分のトリセツ」を作ってみてほしい。

 

何に疲れる?

何に傷つく?

どんなことがあると焦る?

どんな人といると無理をする?

どう頼まれると断れない?

どこからが「頑張りすぎ」のサイン?

 

そして、

「本当はどうしてほしかった?」

ここまで書き出してみて。

 

「なんとなくしんどい」と思っていたことが、少しずつ言葉になり

言葉になると対策も見えてくるのではないだろうか。

苦手な人とは、必要以上に長く話さない。

曖昧な指示は、その場で確認する。

疲れている日は、大切な返信をすぐにしない。

断りづらい頼みごとは、一度持ち帰る。

誰かが不機嫌でも、「自分のせい」と決めつけない。

 

自分の「トリセツ」を知るというのは、自分を甘やかすことではない。

自分を扱いやすくすること。

 

真面目な人ほど、

「苦手な人ともちゃんと向き合わなきゃ」

「頼まれたらすぐ返さなきゃ」

「不安でも平気な顔をしなきゃ」

「疲れていても期待に応えなきゃ」

と、自分より周りを優先してしまうの。

 

そして限界が来たとき、

「自分は社会人に向いてないのかも」と思ってしまう。

 

でも、そうじゃない。

向いていないんじゃない。

自分の扱い方を、まだ知らなかっただけ。

弱いんじゃない。

疲れやすいポイントを知らなかっただけ。

甘えているんじゃない。

自分のキャパを超えて、頑張りすぎていただけ。

メンタルを強くするって、

何も感じない人になることじゃない。

傷つかない人になることでもない。

自分が何に反応するのかを知って、

崩れる前に自分を守れるようになること。

 

だから、今日から少しだけ自分のことを観察してみてほしい。

「今日、何に疲れた?」

「誰の言葉がずっと残っている?」

「どんな場面で無理をした?」

「本当はどうしたかった?」

その答えが、

あなたの「トリセツ」の一行目になるから。

 

自分のことを知れば、周りとの距離の取り方も変わる。

断り方も変わる。休み方も変わる。

人との付き合い方も変わる。

 

そして何よりも、「なんで自分はこんなに疲れるんだろう」

と、自分を責めることが減っていくはず。

 

仕事ができる人って、

何でも我慢できる人じゃないんだよ。

自分が無理をするとどうなるのかを知っていて、

無理をする前に調整できる人。

 

それは、才能でも強さでもなく、

自分の「トリセツ」をちゃんと読んでいるだけなのかもしれない。

本当の意味で「強くなる」とは、

我慢できる量を増やすことじゃないんだ。

 

自分を知り、自分に合った守り方を覚えてあげること。

あなたの人生で一番長く付き合うのは、

他の誰でもない「自分」なのだから。

 

小さな選択の一つひとつが、

「私はわたしを大切にする」という意思になる。

 

誰かに愛されることももちろん大切。

でも、その前に自分が自分の一番の味方でいてあげて。

 

 


 

いつもブログを読んでくださって

ありがとうございます♡

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