「ファッションって何?」ファッションについて考えるということ、その2。#fashion
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以前、私の書いた、”ファッションについて考えるということ”という記事(http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=7069)について、今回はその続きを書こうと思います。ちょっと前置きが長くなりそうなんだけど、最後まで読んで欲しいです。でもやっぱり長いから簡単に結論だけ言うと「あなたのファッションに対してのアンサーを聞かせて欲しい。」そう言った記事です。
まず以前書いた”ファッションについて考えるということ”という記事は、私が考える”ファッション”とは何か?を伝えたいという内容ではなく、ファッションが好きな読者にも 今一度ファッションというものを考えて欲しい、といったものです。(その一例として私の考え方を書いた。)
ファッションが何か、服を選ぶ、着るとはどういうことか、そんなこともちゃんと理解していないのに、オシャレだと思って、服を着ているのはどうなんだろう?と、単純に言うとそんな感じの記事を書きました。(まぁほぼ自分に対しての自問自答だったんだけど)
前回の記事はコチラ
http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=7069
-さてさて-
こんな記事を書いたことがきっかけで、もっと本質を知るということを理解したいと思い、哲学の本を読んでました。というのも本質を追求すべきと提唱したソクラテスのことを思いだして、あ、このヒント哲学に隠されてるかもと思ったんです。実際読んだら私の思っていることをソクラテスはすでに提唱していて、そのことに背中を押されました。
ざっくり言うと、“ファッション以外にも愛とは何か、正義とは何か・・・あらゆるモノやコトについて、もっとよりよく考えるべきだと思う。”
だから今一度本質を追求することの大切さを記事に書きたいと思いました。でも、あまりにもその内容はNYLONというファッション記事にはふさわしくないし、持論を述べるのも自己満足でしかないよなぁ。。。そんなことを思ってそれとなくツイッターに書き込んだんです。そしたらある友人から返信がきました。
“確かにそんなことを書くべきか迷うこともある。違うかもということでも発信すると読んでくれる人はいる。読者を考えるのは大事だけど、自分が発信したいことをするのが1番だと思う。”
その時は共感したけど、私は書く手が止まりました。はて、私は伝えたいことを自由に書いて、一生懸命考えて持論を述べて、伝わる人がいたらそれでいい、なんていう考えが当てはまるんだろうか。私は褒められることが嫌いで、自分の考え方に共感や賞賛してくれる人が欲しくて書いているわけではないんです。同じ考えを持っている人に届いても意味がない。
むしろ一人でも多くファッションについてもっと考えてくれる人を増やしたくて書くんじゃないか!自分が発信したいことを一方的に餌をまいて何でもいいから釣れればいいというのじゃだめなんだ。明らかに私のターゲットは読者なんだ。読者を考える必要がある。一周回ってこれは持論だと言われそうだけど、私の考えた答えです。別に私は書くべきかどうかを悩んでたわけじゃない。(実はすでに書く意思はあったんです苦笑)伝えたいことをちゃんと伝えられるために、もっと模索すべきだと悩んでいたんだと思いました。・・・と、ここまで書いてファッションについての話に戻します。読者を考えるという点を踏まえて。
-読者(あなた)へ-
以前書いた記事にファッションとは何か、それを今一度考えて欲しいと書きました。そして私はこうも書きました。この記事の感想は不要と。なぜこんな書き方をしたかというと、先ほども書いた通り、賞賛や共感したようなコメントがくることが嫌だったからと正直に言わせてもらいたいです。(どうも私はひねくれた人間なんです;)でも、その時同時に、読者から答える場所を失わせたことに気づきました。ファッションについて考えてくれた読者のアンサーを。
だから今回私は読者さんへ聞きたいと思います。
『ファッションとは何ですか?』
自己表現だからとか、(もちろん最終的にそういう答えならそう言って欲しい)そんな考えではなく、考えて、これだ!と思ったアンサーを ブログのコメントか、私のインスタにメールアドレスがあるのでそこからアンサーを待っています。名前はなくてもどちらでも良いです。そしてもしアンサーをしていただいた方がいたら、それを私は記事にしようと思います。考え方は人それぞれでしょーっていう考え方(相対主義)もありますが、それでも真意に近づいた答えを出すには、そのものについて考えるという熱意が必要なんです。
こんな挑戦的なことをNYLONの記事を使って申し訳ないと思います。でも戸川さんはある日のNYLONミーティングでこうも言いました。「NYLONという媒体を使ってあなたが何をするか可能性を出して欲しい。」そして急に哲学の話に戻りますが、ソクラテスはこうも言っています「自分もそのモノについて何もわかってない。だから一緒に考えようよ」。読者の導き出した答えがファッションとは何かというアンサーに一番近い気もするから私はそれを記事にしたいです。
NYLONのブログは個人的なブログではありません。多数の人に伝えられる(見られている)ツールでもあります。こんなことを言うと重大みたいな感じで誰もアンサーくれなさそうだけど笑 でも、ファッションが好きな人であれば、性別も年齢も関係ないし、私の友人でも、他人でも、学生でも社会人でもニートでも、ファッションに関係する仕事や勉強をしている人でもなんでもない人も、ラフに、でも考えて、自分らしい答えを書いて欲しいです^^ 期限は大体一ヶ月くらい。もし誰も来なかったらどうしようかなぁ。。。笑 でもおそらく書こうとしてくれる読者は一度ペンを止めて両手を組んで考えるはずです。ファッションってなんだろうって。それが狙いです。来ると信じて待っています!!dear you!!
ちなみに、哲学について知りたいという人は 史上最強の哲学入門 - 飲茶著 がめちゃくちゃわかりやすいです。おすすめの部分は相対主義からのソクラテス、レヴィ=ストロース、レヴィナスの他者論、ニーチェ。是非。
(http://www.nylon.jp/blog/maria/?p=7352)
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いつも見てくれてありがとう:)
服を着るという行為は、外界的な方に意識が向くひとと、内界的な方に意識が向く人がいると思います。
外界的というのは外から見られることを意識しているということで、自己表現という言葉は、表現=他人の目ありきだと思うので外界的であると思います。
(こういう風に見られたい、という願望を叶える手段として着てるのかな??)
わたしの場合は内界的な方に比重が大きいです。
わたしの場合、着るという行為は物質を愛するという行為がわかりやすい形になっただけのものです。
というとなんかやばい奴みたいなんですが、なにか物を素敵だな~素晴らしいな~と思うこと=物質への愛だと思っていて、それはみんながしていることだと思います。
服は、見ていて素敵だ~と思うだけでも幸せですが、着るという直接的な行為になることで更に愛しくなるものです。それは人でいえば最初は雰囲気しか知らなかった人が、対話などを通して知っていくことでどんどん好きになるという感覚と似ています。
わたしにとって着るという行為は服との対話です。
別の服と合わせたときの新たな魅力の発見とか、すっごい楽しいし、好きが募ります。
しかし、これは比重のかかり方がどこに重いかという事で、もちろん外界的なことへの意識もあります。これとこれの組み合わせは野暮ったく見えるかな、とか。
人から見られることしか考えてません!だから服自体は大事にしてません!とか、変な組み合わせでも好きな服だからだから別に気にしない!という極端な方はあまりいないと思います。
長々と書いてしまいましたが、わたしにとってファッションとは、物質を愛することの一部、です。
お気に入りの本を読むこととそこまで変わりません。
コメントくださりありがとうございます。お気に入りの本を読む事とかわりないという 考え方が面白いです。こう考えると、服、という考え方ではなく、物というもっと大きな考え方で捉えると服の可能性がどんどん広がりそうだと思いました。 沢山考えてくださりありがとうございます!
選択することに対する考えが抜けていました。
私は物を買う上で、本と服はとても悩みます。
これいいな、と軽い気持ちで買うと失敗することがよくあるからです笑
いいな、と思った中でもどれが1番自分の感性に合うものなのかを何度も何度も確認する作業を行います。
場合によってはすぐにピタリとくるものを見つけることもできますが。
この行為は自己問答に近くて、とても集中力が必要です。なので私は店員さんが声を掛けてこない古着屋しか行きません、、、笑
感性という言葉を使いましたがそれは服についてだと他者からみて似合う、似合わないの基準となるものだと思います。
抽象的な答えですみません。
ファッションについて勉強している者ではないのでとても主観的なことを書きました。
これがファッションの真理だ、と言うことはとてもできないのですが、一読者として、〈考えること〉を実行して書かせていただきました。☺︎☺︎
わたしにとってファッションは、背筋を伸ばしてくれるものです。わたしは高校生です。周りと同じ制服を着ていると、それ以外の部分で比べられている気がします。自分に自信がない私は、ファッションで変わりました。自分の中すきな服、すきなコーディネイトをしている時、いつもより少し自信をもらえて、すこし背筋を伸ばせて、視線を上げることができました。ファッションがないと、私は私でいられません。
ほかには、ただただすきです。ファッションでどんな自分にもなれると思っています。でも、自分らしくいれるためにファッションに寄り添うことが、人生を一番豊かにしてくれそうな気がします。
コメントありがとうございます!背伸びできるものというもの という点がとても考えさせられました。ファッションは時に武器になって、自分を強くさせてくれるものなのかもしれませんね^ ^ありがとうございます。どういう記事になるかまだわかりませんが、沢山の意見が読者に渡るように頑張らせていただきます!
fashionの綴り間違ってますよ
本当でした(ー ー;)ありがとうございます!