デジタル(アプリ?)VS アナログ(ノート?)本当に良いのはどっち?

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前回の東急ハンズ主催、文具祭りに行った際、行われていた「ノート、スケジュール帳の使い方」という、トークセッションで面白い内容があったので記事にして見ようと思います。

アナログ VS デジタル

アイディアや吸収したことのアウトプットを私はよくノートを使います。インタビューをする時はipadで打ち込みをしていくスタイルで、スケジュールはアプリを使い、TODOもアプリを使用しています。しかし、一日に非常に多いタスクをこなす場合はノートにTODOを書き出すということをします。できればデジタルにすべてを納めれば鞄の中がコンパクトなのに!と思いつつも、アナログとデジタル、両方を使ってしまうのはなぜか・・・という悩みがあります。トークセッション自体はアナログでなぜ書くかに焦点が当てられています。

透過光と反射光の違い

デジタルは透過光、アナログは反射光になります。人が媒体(文字、絵等)をみるとき、デジタルは画面側から光りを放ち、紙は照明等の光に照らされて見えるわけです。対象そのものが発光する場合、人間は脳生理学的に「パターン認識モード」として認識し、心理的には「くつろぎモード」になると言われています。外部の光源からの反射で見えるものの場合、脳生理学的には「分析モード」になり、心理的には「批判モード」になると言われています。よく、パソコンの画面越しよりも一度出力して見た方が誤字などをチェックしやすいのはそのためです。

 

感覚集中による想像力の増幅

小学校だか中高で習った話なんですけど、ものを書く(描く)際、ペン先まで意思が集中する感覚になりますよね。脳みその感覚(神経)ってどこの部位に一番集まっているのかいうと実は手だったりするそうです。タブレットでもペンで書けたりしますが、ノートにペン先が当たる感覚、その筆圧により想像力の使い方が違うそうです。

 

 

不可逆性による習慣化

不可逆性、つまり、一度描いたものは消えないということ。ボールペンならなおのこと、シャーペンや鉛筆の場合は消したい場合、消しゴムを使う必要があります。デジタルの場合はデリートキーやコマンドゼット、というキーでなかったことに出来るわけです。この「消す」の方法の差が、用途によっては、必要だったり、不必要であったりするわけです。原稿を書く際一度アナログで書くタイプの人は、構成において、前者の用途を必要とタイプで、デジタルでばっとあたりを書くタイプの人は後者に利点があると考えているわけです。

 

 

手がきのゆらぎ

ゆらぎというのは書いている途中に違う用途やアイディアをはき出してしまいたいことをいいます。スケジュールアプリの場合、基本的には時間、目的を書き込むことしか出来ませんが、アナログの場合、空白の部分にふせんを貼ったり、シールや絵を描き込むことが容易で、それもノートを開いただけでその「ゆらぎ」をぱっと見ることが出来ます。
デジタルは逆に不必要な内容がない分整理されていて他の人も内容を簡単に把握することができます。例えば、スケジュール帳のアプリの場合、共有機能を通して、家族やチームに自分の行動を簡潔に共有することができます。

 

 

 

変換のない日本語記述

デジタルで文字を打つ場合、文字を打ったとたんその文字の候補文字が表示されます。「あ」と打つだけで「ありがとう」「亜」「A」のように、その変換機能が、文章を考える際邪魔に感じる、という人がいるようです。その余分な文字たちで、考えられていた、文章が遮断されてしまうのだとか。

結果どっち?

結果をいってしまえば、どちらもメリットとデメリットがあり、用途によっての使い分けが一番
ということです。デジタルの最大の利点はスピード、そして紙や出力費が押さえられるところ。
逆にアナログは想像力を豊かに出来る部分があるということでした。
鞄のなかは今後もコンパクトにはならなそうです。。。


  1. 楽しく読ませて頂きました。
    私事ではありますが、日頃から作詞をしたり自分の心に引っかかるコトバなどを書き留めています。最近はその手軽さや便利さからアイフォンのメモ機能に全てを書いています。本当はどちらかといえばアナログ派なのですが、アイデアが浮かぶ時に限ってお風呂だったりベットの中だったりで紙とペンを用意するのが難しくなかなか紙に書くことができなくてモヤモヤしていました。だけど、この文章を読んでやっぱり紙にしよう!って改めて思いました^^アナログとデジタル両方の利点を取り入れて自分にとってベストな使い方が出来たらいいですね!

    1. こんにちは^^まりあんぬです。
      アナログもデジタルも使い次第ということですね。人によってアイディアが出る場所が決まっているのですね、ケイさんの場合はお風呂場ということですね。
      自分のアイディアが出やすい場面を把握していれば、それに対応したメモ(水はけの良いメモ帳)なども販売していてりするので、ぜひ活用してみてください^^

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