なぜK-POPはこんなにも愛されるのか【前編】

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今や日本のテレビでも街中でもSNSでも気がつけばどこかで流れている“K-POP“と言われるジャンル。

 

きっと皆さんの周りにも1人や2K-POPが好きな方いるのではないでしょうか?

 

その1人として私もK-POPは高校3年の頃しっかりと沼に落ちてからはずっと生きがいに近く、憧れであり私の支えのようなものでありました。

 

好きなグループは年々増えながらも、大枠でK-POPに詳しいわけではなく好きなアイドルだけを目に入れ続けて早7年が経とうとした今、当時より圧倒的に日本での人気ぶりは上がり、その勢いは止まることを知らず私の周りにも一気にK-POPの虜になった人たちが年齢、性別問わず多く見られるようになってきました。

 

みんなにもやっと韓国の良さがわかってきたか!と思い国境の壁なく馴染みがでてきたのかな、と思っていたのですが日本のメディアに映るK-POPアイドルたちは、日本のアーティストには衣装や曲調も馴染みもなくやはり異次元の圧倒的な世界観さえ感じるのです。

 

日本に限らず世界各国でも知名度が上がるだけでなく、熱狂的なファンが増え続けているK-POP

 

私の中で生活の一部となっていたK-POPは売れてきて当たり前。くらいにしか思っていませんでしたが音楽を冷静に捉えた時、なぜこんなにも愛されるのか。と言う疑問に辿り着きました。

 

好きは好きだけどなんで人気なの?と聞かれると答えられないもので、だけど売れたのには必ず理由があるはずで、調べないわけにはいかない。と思ったので今回は

なぜこんなにもK-POPは世界で愛されるのか。

を大解剖していきたいと思います!!!!

 

まず参考資料で使ったのは

まつもとたくおさん著者の
K-POPはいつも壁をのりこえてきたし、名曲がわたしたちに力をくれた
田中絵里菜さん著者の
K-POPはなぜ世界を熱くするのか
上記2冊を参考に解剖していきました🔍

 

調べ始めてみると要点がとんでもなく散りばめられていたのと、音楽に関することだけではなくマーケティングや日本のファンとの違い、国境を越えたK-POPの沼にハマりやすい仕組みがビジネス的に紐どかれていったので今回は二部構成でお伝えしていこうと思います。

 

まず第一章はK-POPの歴史を追いながら今にかけてアイドル自身がどう言うことを行なってきて今の地位を築いているのか。

 

第二章ではビジネス的にどう言う動きを会社でしてきているのか。

を話していきたいと思います!

 

いろんな面でお役に立てると感じたK-POPの仕組み、ぜひ覗いていってください👀

 

 


 

同世代の苦悩に寄り添う

 

今や知らない人はいない。と断言してもいいと思える圧倒的知名度をもつBTS(防弾少年団)

 

有名に火がついたのは2020年リリースの”Dynamite”と言う楽曲ではないでしょうか。

 

耳に残るディスコ調のサウンドと、真似したくなる振り付け、懐かしさを感じつつ個々のカラーが出る衣装、何よりオシャレな世界観、、、

 

私の思うBTSはもっとゴリゴリにヒップホップでラップがトップレベルに上手く歌詞もだいぶ攻めた挑発的な歌詞が多くなんて言っても韓国での活動名は반탄선영당(バンタンソニョンダン→日本語での活動名は防弾少年団)なので、若者の心の内をストレートに代弁しているイメージが強かった為、この新しいThe POPsな路線変更にびっくりしました。

 

母国韓国ではもちろん元のコンセプトで若者の特に10代だからこそぶつかる悩みや国ならではの社会問題へのリアルな声を歌詞にしてることから共感を多く得ており、少しずつ地位を上げ始めていたので韓国での活動が主な頃はとても強い楽曲、グループのイメージが定着しつつありました。

 

このコンセプトにはきっかけがあり、97年ごろのK-POP界で人気を誇ったグループ(H.O.T、SECHSKESなど)がまさにこの10代をターゲットにし青春にフォーカスを当てた楽しいポップな曲ではなく、思春期ならではの苦悩をストレートに代弁してくれるスタイルが人気に滑車をかけます。

 

日々のストレスや生きづらさ、反抗心や葛藤、気怠さは主にROCKや後にHIPHOPシーンで扱われてきた題材で、歌い方も荒げたり、がなったり、今にも壊れそうなくらいギターをかき鳴らしドラムを叩き上げファッションも挑発的な印象を持てるようなグランジスタイルやパンクなら革ジャンなど誰が見聞きしても尖ってる。と感じるスタイルが主流だった過去の流れを覆しPOPsシーンに持ってきて、それに加えてブラックミュージックベースの楽曲に踊れるビートを足して表現してくるなんて当時で言うと前例にない前代未聞の大革命だったと思うのです。

 

飾らないどストレートなメッセージ性は過去の前例にありながらも、新しい形で若者の共感を得る形は見事に大ウケしその後のK-POP界を大きく変えていきました。

 

また2000年前半には日本で活動する韓国アイドルが出てくるのですが、(BoA、KARAなど)彼女たちもまたあえて韓国感を前面に出すわけではなく、J-POPに寄せるわけでもなくとにかく国や性別を超えたパフォーマンスや振る舞いをしてきたことで、常に自然体でいる姿はコンセプト重視のアーティストが多かった日本から見たら珍しく見事に日本で愛され、なおかつ先駆けたガールクラッシュに繋がり同世代の女性の憧れ対象までにもなっていました。

 

過去にない、前例にないものを取り入れつつ、ターゲット層を絞り元気付ける、背中を押すよりも共感を得られるメッセージ性に力を入れるスタイルは今の音楽シーンにかなり影響をもたらしているし、ターゲット層を絞りながらも上の世代にも共感を得る結果につながっておりここからいよいよ全世界にK-POPが広がっていったきっかけに繋がっている気がしました。

 

 

変化ではなく進化を目指す

 

ここからは、まさにK-POPらしい!と思わせるようなパフォーマンスや楽曲が目を惹き始めますが、再分解するとこれといった固定の形はなく、それぞれにかなり斬新なアイデアやコンセプトがありました。

 

全員(ほぼ)10代で国民の弟的コンセプトと言うアイドルらしいコンセプトながらファッション、音楽、ダンスなどあらゆるジャンルの最先端を発信するコンテンポラリーバンドとしてデビューしたSHINeeは個々の才能に磨きをかけ、少年と成人/アーティストとアイドル/ダンスとアートなどいろんな方面での境界をなくしボーダレスな表現へと幅を広げまさに最先端を貫いていきます。

 

同世代のファンを獲得したコンセプトを武器にアイドルと同時にファンも一緒に成長し、デビュー当時のコンセプトを覆していくアイドルを側で見れる過程から息の長いアイドルの代表格になっています。

 

メンバー13人と言う大所帯を活かし清涼ドルと言われる爽やかで青春映画のような雰囲気をコンセプトで売り出したSEVEN TEENは何より注目すべきは自主制作アイドルというところで作詞作曲、振り付けなどそれぞれが得意なメンバーを主体にデビュー当時から自主制作スタイルを貫いています。

デビューから変わらぬスタイルを貫いてるからこそ、彼らの日々の挑戦が作品に投影されていく様は、毎回見ていて驚きの連続で、どんどんプロ顔負けの技術を身につけていくメンバーは年々13人の色が濃くなりつつも変わらぬ一体感を見せ続け維持するもの、進化するものを見極めまさに本格派エンターテイナーの様な形で存在感を見せ続けています。

 

また、コンセプトに限らず楽曲制作にもこだわりがありK-POPを語る上で欠かせないワードの一つに「ニュートロ」と言うものがあり「New」と「Retro」を組み合わせた造語で古臭いと思われるものを今の視点で見直し楽しむ。と言う発想があります。

また既存の実力だけでなく、海外の有名なトラックメーカーを発掘しあえて多数での楽曲作りを試み、Aメロ-Bメロサビといった当たり前を避けたビート主体の踊れる楽曲を作ったりして聴き慣れないからこそ中毒性の高い音楽を生み出しています。

 

聞く人によっては初めて聞く新しいサウンドであったり、どこか懐かしさを感じる場合もありこの発想がもとにあるからこそ常に新しいサウンドを生み出しつつ、確実に愛される結果に結び付いています。

 

コンセプトはあくまで注目を引く為とし、それを一生守り抜くのではなく成長とともに以前のコンセプトを塗り替えていく様な進化があるからこそ期待に繋がります。また、人々に求められるものを理解し上手く残しながら、自分のスタイルに磨きをかけ貫き、個性と大衆生の融合を目指すことで自分の才能を信じた上で新しいものを生み出しています。元の実力が高くハイレベルなアイドル戦国時代が常日頃起きている韓国の音楽シーンには維持や〜らしさ。では残れない厳しさがあり、挑戦や個々のスタイルの差別化、流行、過去にない新しさが自然と求められてしまう世界の様に感じます。

このいかにもなハングリー精神の戦いこそがみる人に感動を与える結果につながってるように思います。

 

 

ガールクラッシュ

 

今K-POPを語る上で1番HOTなワードといえばガールクラッシュではないでしょうか。

 

ガールクラッシュとは同性である女性が思わず惚れ込んでしまうような魅力を備えた女性を指す言い方で、ガールズグループに女性のファンが多い現象を言います。

 

今まではガールズグループに対して可愛い!を対象としたコンセプトが当たり前のようにあり男性のファンが多い印象が強く、またボーイズグループも然り。といった傾向が見られましたが近年のガールズグループにはフェミニズムや#MeToo運動の影響から“女性らしくいる必要はない”“自分の好きな自分でいるべき”と言ったコンセプトが多く見られる様になり、素のありのままの彼女たちの姿から憧れる同性のファンが多く見られる様になったのもK-POPの影響がとても大きいと思います。

 

もっと強くかっこよく。自分らしく生きること。をもとに作られたBLACK PINKはステージ上のかっこよさ、歌詞の強い説得力から同世代女子の共感を強く得ているし、他人に認められるために生きることは私にとって意味がない。と語るf(x)は良いとされてきたものを否定し、新しい価値観を提示することで世代を超えて人々が自分ごととして捉え自分のあるべき姿に関して考えさせられる発言だったと思います。

(f(x)は既に解散済みですが、まさに今あるべきグループで彼女たちが最先端すぎただけである。と思っているので非常に悔しい。)

 

こうした世代を超えた強いメッセージ性や、コンセプトにとらわれない強い意志表示はやがて性別も国境も越えて共感を呼び、ただ強い印象を与えるわけではなくありのままの姿でいる強さを体現していると思いました。

 


 

上記3項目とってもとっても長くなってしまいましたが、K-POPの強みはきっと韓国特有の、とかK-POPらしさ。といった固定概念は特になく年々進化を続けていることだと思います。

 

すごく良い意味で守りに対してにプライドがなく、ハングリー精神の強さから良いものは潔く取り入れ、前例にないものを常に探り、自分たちの限界や縛りを気めず新しいことへの挑戦を肯定的に捉え消化していけるからこそ成長しグループとして新しい立ち位置を常に獲得し続けているのではないかと感じます。

 

流行に敏感で影響力が大きく新しいものの回転率が早い韓国だからこそその国にあったマーケティングは他国からしたら新鮮であり全てにおいてインパクトが大きく記憶に残りやすい曲調やダンス、アルバムコンセプトは心を掴まれながらもいざ歌詞を調べてみると世代を超えて共感を得られるのも世界で一目置かれるものになっているのではないかと思いました。

 

私はこの本を読んでいる時、真っ先に「今日の芸術」が思い出されました。

 

偶然にも先月読み返していたばかりに新しいことへの考え方が日本よりかなり重要視されてる様に感じ、年々多くのアイドルが新人らしからぬレベルを身につけて世に出続けてるからこそ、他にないコンセプト、いかに人目を引けるか、どこにこだわりを置くのかなど緻密に計算されながらも進化していける可能性を見極めつつ、何を残し何を変えていくのかを試行錯誤しながら活動しており、アイドルだからこそぶつかる壁や苦悩をほとんどの人たちが10代で経験しているからこそ長年支えながら見守り一緒に成長していくファンも共にアイドルの新しい挑戦に対して肯定的に受け止め全力で応援してくれるのです。

 

このファンというのがK-POPアイドルを語る上で1番大きな要になってきており、ここに国境を越えたK-POP人気の秘密が隠されていて、それは韓国の国ならではの人柄や団結力あってのものなのです。

またK-POPならではの活動の仕方にもファンを離さない工夫が至り尽せりされていて、実際に他国ファンである私自身も理解の連続でした😳

 

さて、次回は第二章ビジネス的にどう言う動きを会社でしてきているのか。について深掘りしつつこのファンの会社さながらの働きぶりついて主に詳しく説明しながらK-POP人気の秘訣を紐解いて行こうと思います!

 

引き続き第二章もよろしくお願いします😉

 

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