わからないものを受け入れる意識

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Hello♥︎

アートディーラーとして仕事復帰をしてから

”あれ、私いまフラットな視線で作品を観れているだろうか?”

と不安になるときがありました。

 

フラットな視線・・・・ちょっと奇妙な言葉ですが

まぁ要するに、私情を取り入れずに作品に向かい合えてるかなということ。

 

 

 

特に産後間もなくは何度か作品を仕事で扱う度に

ああ。母親目線になってないかな?とか

5年前の自分だったらどう捉えてたかな?とか

この会議でのあの発言はまずかったかな?とか

あたまがぐるぐる。

ちょっと自信がない時もありました。

 

あまり、母親になったからねーなんて言われたくないと思ってる自分もいました。

 

 

でもそもそも

フラットな目線て何だ?と考えてみると、

子どもを持つ前の自分がフラットな気持ちを持てていたか?といったらそうではない。

(どちらかというと自分中心に作品をみていたかも。)

ホルモンバランスに左右されない男性の方が、目線が揺れないのか?といったって

そんなことはないと思う。

 

 

 

働く時間が足りない、出張に行けない、子どもが熱を出したから早退しなければいけない

出産を選んだからには、そういう支障は出来る限り国の制度やサービスを利用して、

働き先と自分で調節&解決しなきゃいけないけど

 

 

 

出産したことで変わる意識が、自分のキャリアに影響しているかも!と恐怖を覚えるなんて、

年をとることを批判しているのと同じなんじゃない?なにを私は自信喪失していたんだと

息子が1歳半になろうとしていて、けっこう余裕も出て来たいま、やっとポジティブに捉えられるようになりました。

 

 

だって、産んでからもまったく変わってない事も沢山あるんです。

◎美術鑑賞はぜったい一人が良いし

◎メイクはしっかりして、ヒール履いてる方が心地よくて

◎さんざん聞いてるわらべ歌よりも、David Bowie聴いてる自分の耳の方が最高潮

◎Eric Carleは可愛いけど、私はシャガールの絵本の方が断然すき

◎子ども向けに薄味にしても、自分用に激辛を食べてしまうし

◎子どものおもちゃよりも、自分のバッグを自分で買った日の幸せ度の方が高い

などなど。

 

 

なんかちょっと話が変わって来たけど、自分の好きはなにも変わっていないや。

もはや、妊娠したくて沢山身体に鍼打って、治療して

やっと身体に生命宿して、命がけでもう無理って思いながら出産して、

身体ぼろぼろになりながら母乳出したりなんかしても、

わたし、私の好きが変わらないことに気付けたではないか。

 

 

だからあまり堅苦しくせずに、Hakunamatata~な意識で仕事しながら子育てしています。

 

 

 

 

たまにたまにね、

あーこの美術はこどもが喜びそうだからオークションで買っちゃいたいなとか、

あの企画は本当に世の母親の気持ち考えてない!きーってなってしまっても、

それはお家に戻るまでしまっておいて、プライベートにとっておこうと思います。

 

 

 

 

色んなことを背負ったり、背景に持った人がつくるから芸術は面白い。

わけがわからなくても、誰かにとってはすごくメイクセンスしている。

フラットな目線で観ている人なんてもはやいないので

自分の好きは貫きながらも訳の分からなさや、年を重ねる事での意識の変化を、

どうぞどうぞと受け入れると美術との付き合い方って面白くなります。

 

 

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この間お邪魔した Nojess代官山店♥︎

やっぱり可愛い物みてるときは楽しい。

 

 

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そしてフラットな人間の話になりましたが

この小さな無垢で純粋な1歳児が、私の人生で出逢った一番フラット、裏表もなく、素直な人間だなと思います。そんな人間が近くに毎日いてくれるのは、最高のギフトです。

(ずっとそうはいかないのは覚悟してます♥︎)

 

 

みなさま、素敵なHoliday Seasonを♥︎

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