【イタリア弦楽器】マンドリンって知ってる?#mandolin #classic
Posted onちゃお〜!優莉です🌹
今回はイタリア楽器である
マンドリンを取り上げていきたい
と思います♡
マンドリンの歴史と私が大好きな
マンドリンオーケストラの曲を
ご紹介していきます!
(引用元:高畠華宵「秋の調べ」少女画報1931年9月号)
皆さんはマンドリンをご存知ですか?
聞いたことはあるけどはっきりと知らない
という方が多いのではないですかね〜
私は中学・高校とマンドリンクラブに
所属していたので身近な楽器なんですが、
どちらかといえば
マイナーな楽器だと思います
マンドリンは8弦4コースの
いちじくを半分に切ったような
形をしたイタリアの楽器で
可愛らしい音色&フォルムです
(引用元:UNIVERSAL MUSIC JAPAN)
※左からマンドリン、ドラ、セロ
マンドリンはリュートから派生した楽器
「マンドーラ」を起源に持ち、
初期は12弦6コースのガット弦を持つ
「バロックマンドリン」が
イタリアを中心に発展していきました
(ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《リュート弾く若者》1596-97年頃)
ナポリ型、ローマ型、フィレンツェ型、
シチリア型、ジェノヴァ型、ミラノ型など
地域によって
多くの種類のマンドリンが
誕生していきましたが
ナポリ型とローマ型が徐々に
主流になっていきました
マンドリンはイタリアの貴族や富裕層の間で
流行し後にヨーロッパ全土で
広まっていった背景があります
19世紀にはパクスワーレ・ヴィナッチャが
マンドリンの改良を行い、現在の4コースの
ナポリ型マンドリンが誕生しました
(パクスワーレ・ヴィナッチャ)
ヨーロッパでマンドリンの愛好者が
増加したことで19世紀後半には
マンドリンオーケストラが誕生しました
私のクラブも大人数の
オーケストラ編成だったので
マンドリンだけでなく、
一回り大きいマンドラやクラシックギター
などで合奏をしていました☺︎
マンドリンの音色は高音で
軽快かつ華やかなイメージを
持たれていることが多いのですが
オーケストラでの中ではメロディの繊細さを
表現してくれる面もあって
独奏とはまた違う雰囲気もあるんです
my mandolinちゃんは
Calaceの15番モデルで
ポジションマークに白蝶貝装飾があります
やはり楽器選びはすごく大切で
楽器ひとつひとつに個体差があるので
自分にぴったりあう楽器と
巡り合うのはなかなか難しいです
一生モノなので私は自分の楽器を
持ったときにビビッときたモノに決めました
(ピック選びもそうですよね笑)
演奏者はもちろんですが
楽器のメーカーや種類によって
音色が全然違うのは音楽の魅力の
1つですねッ
今までご紹介してきたのは主に
クラシックマンドリン
だったのですがフラットマンドリンという
19世紀後半にアメリカ合衆国から
普及したものもあります
フラットマンドリン
主にブルーグラス、カントリーやジャズなど
幅広いジャンルで使用される楽器です!
フラットトップ型とアーチトップ型の
2種類があるみたいなのですが
私はまだフラットマンドリンで
演奏したことがありません
普段クラシックの曲がほとんどなので
機会があればフラットマンドリンで
すましてジャズを弾いてみたいです(笑)
最後に私が皆さんに聴いて欲しいオススメの
大好きなマンドリンオーケストラの曲を3つ
ピックアップさせていただきます〜
1曲目『アルルの女 第2組曲』より
「ファランドール」
G. ビゼー(G. Bizet) / 桐山秀樹 編曲
奈良マンドリンギター合奏団
2曲目「亡き王女のパヴァーヌ」
作曲 M.Ravel/編曲、指揮 小川琢也
バッカスマンドリーノ
3曲目「クレオパトラの死と変貌」
D.Berruti (ベルッティ)作曲
C&Vオルケスタマンドリーノ
3曲とも曲の世界観に惹き込まれます…
何度聞いてもうっとりしますね
3曲とも演奏したことがあるのですが
曲の背景やストーリーを学んでから
表現の勉強して演奏するので
聴いていても自然と曲の流れに合わせて
呼吸してしまいます
音楽ってすぐに感情移入できて
しまいますよね〜
音楽に癒されている日々です
ということで今回は
マンドリンの歴史と私のオススメ曲を
ご紹介しました♡
皆さんも趣味にマンドリンはいかがですか?
最後まで読んで下さり
ありがとうございました!
それでは次回お会いするときまで、
優莉
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