国宝
Posted onチャオ!優莉です🌹
先日、映画「国宝」を観てきました
このような素敵な作品に出逢えてよかった
と思えたと同時にもっと沢山の方に
オススメして観てもらいたい作品でした
元々歌舞伎にも興味があったので
公開前から絶対に観たいなと思っていた
作品だったのですが、
ストーリーやキャストさんの演技に圧巻された
あっという間の175分でした
まだ観ていない方もいらっしゃると思うので
ストーリーの詳細は書かずに
感想を述べて行きたいと思います…↓
この作品をひとことで表す言葉が
見つからないのですが
まず観終わってから感じたのは
歌舞伎の演目と多くの人々の人生を
掛け合わせたストーリーや描写が
美しいということです
主役の吉沢亮さんをはじめ
出演されていたキャストさんの演技が
歌舞伎界という華やかで特殊な世界と
生々しい厳しい現実をリアルに表現されていて
胸が苦しくなるほど心が動かされました
従来の映画であれば主人公の心象変化を中心に
描写されることが多いのですがこの作品は
主人公だけでなく、
色々なキャストの複雑な心情の変化も
綺麗に描写されていたので
一連の人生ストーリーを観ているというよりは
多くの人の複雑な人生を平行線で描かれていて
絡み合っている厳しい現実を目の前で
感じることができる作品でした
「国宝」という輝かしい肩書きの裏側には
壮絶な経験や苦悩、葛藤があり
それを乗り越えられた人だからこそ
孤高の美しさを醸し出し
「国宝」という重鎮を担うことができるのだな
と思いました
私は作品を見る前は
生まれも血縁も違う2人
(吉沢亮さんと横浜流星さん)は
ライバル関係なのかなと思っていたのですが
実際は「ライバル」という
ニュアンスで表すよりも
心の底でお互いを認め合う「同志」だな
と感じました
お互いが意識しあうが故に
お互いにないものねだりになってしまう
行動も、そこが人間のリアルで複雑な現実味を
感じることができました
本当に欲しいものや魅力というのは
簡単に奪えるものではなく
麗しさは、物質的なものや表面的なものでは
ないからこそ気品があるのだと思いました
この作品がこの数年の中でも
上位に入る素敵な映画で
もっと沢山の人が観て欲しいなと
思いました
そして日本の伝統文化である歌舞伎の魅力も
素敵でまた歌舞伎を観に行きたいなと
改めて日本文化の素晴らしさを
感じることができました
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
それでは次回お会いするときまで、
さばら!
優莉
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