東京・岡本太郎記念館
Posted on今回は東京にある岡本太郎記念館のご紹介をさせていただきます。
岡本太郎(1911-1996)は日本の芸術家・作家で、今回ご紹介する岡本太郎記念館は、元々岡本氏のアトリエ兼住居でした。
1954年から40年以上岡本氏が生活した空間であり、万国博の太陽の塔をはじめとした巨大なモニュメントや壁画など、あらゆる作品の構想を練り、制作した場所です。
庭、アトリエ、サロン、展示室2部屋という構成で展示室は企画展毎で展示物が異なります。



アトリエはテーブル上の道具、床に飛び散った絵具、棚に押し込まれた描きかけの作品のすべてが当時のままにされています。

作品名/犬の植木鉢

作品名/午後の日
彫刻と植物が混ざり合う庭は岡本氏の美意識を伝える重要なメディアの一つです。
現在企画展として「黒の躍動」が開催されています。
原色の絵を描く画家というイメージが強い岡本氏。戦後の日本で創作活動を再開させたとき、落ち着いた色調が好まれていた当時の日本の美術界に対して原色をぶつけることで宣戦布告の意を示します。
しかし1960年代に入り、一転して躍動的な“黒”を描きはじめます。
梵字(古代インドのサンスクリット語を記すために使われた文字のこと)にも似た抽象的なモチーフ、そして暗く不気味な呪術的世界です。
岡本氏にとって「黒」は、死や生命の根源といった深いテーマを表現するための重要な色であり、色を超える生き方の象徴だったと思われます。
本展では、「岡本太郎の黒」の作品群と共に1961年8月に料亭で描いたと伝えられる3作品の初公開作品も展示されています。



岡本氏の足跡や制作の息吹が垣間見える空間。
ぜひ訪れてみてください。
開館時間
10:00~18:00(最終入館17:30)
休館日
火曜日(祝日の場合は開館)
年末年始(12/28~1/4)及び保守点検日
観覧料
一般¥900 /高校生/大学生 ¥700 /中学生以下 無料
住所
〒107-0062 東京都港区南青山6-1-19