兵庫・横尾忠則現代美術館 復活!横尾忠則の髑髏まつり

Posted on

今回は兵庫県・灘区にある横尾忠則現代美術館へ行ってきました。

 

兵庫県西脇市出身の美術家・横尾忠則氏から寄贈、寄託された作品の展示の為、旧兵庫県立近代美術館の西館をリニューアルし、2012年11月に開館された横尾忠則現代美術館。

企画展を通じて、作品を多様な視点から紹介されており、

現在は「復活!横尾忠則の髑髏まつり」という2020年、コロナ禍により中止となった「横尾忠則の髑髏まつり」を再構成された企画展が開催されています。

 

1〜3章で構成されており、「死」と「生」をテーマを通じて、横尾忠則氏の死生観の変遷を辿ります。

今回はその一部をご紹介させて頂きます。

 

第1章:死とともに

横尾忠則氏が描く生命力溢れた作品には「死」が内包されており、死の象徴である髑髏や骸骨のみならず、古い肖像写真や空襲で赤く染まった空など、横尾忠則氏の生の中にある死のかたちが独自のメタファーによって描かれます。

決闘

農道時間

Me Melancholia


第2章:彼岸と此岸

食器や衣服など、日常に宿る髑髏たちが煩悩に満ちた現実世界である此岸(この世)と煩悩のない安らぎの世界である彼岸(あの世)を繋ぎます。

展示されているものの中には絶版になったものやグッズのサンプルの数々が並びます。

髑髏サンダル

過去に販売されていたアイテムのアーカイブたち

「スーパー狂言 王様と恐竜」トットラー王の椅子

 

第3章:髑髏たちのパレード

グラフィック作品による髑髏まつりです。

横尾忠則氏が手掛けたポスターは1000点以上にものぼります。

その中でも髑髏や骸骨が登場するのは非日常の世界である展覧会、映画などのポスター。少年時代に冒険小説の髑髏に導かれた横尾忠則氏にとって、髑髏や骸骨は異界への導き手のような存在として描かれています。

2020年開催予定だった横尾忠則の髑髏まつり

横尾忠則 Total Graph-t.y.展

映画「ナコイカッツィ」

 

鑑賞後は横尾忠則現代美術館に併設されている

ぱんだかふぇでケーキセットを注文しました。

こちらの喫茶店では横尾忠則現代美術館で販売されている食器を複数のデザインから選ぶことが出来ます。

北海道のミルクが使用されたアイスクリームとレモンのタルト

ホットコーヒー 

今回は企画展に合わせて髑髏のプレートとソーサーセットをお願い致しました。

横尾忠則現代美術館半券チケットで全て50円割引になりますのでぜひ合わせてのご利用がおすすめです。

【ぱんだかふぇ】
営業時間

11時30分開店〜17時閉店

※16時30分閉店する場合有り

電話

078-855-7808

定休日

月曜日※祝日の場合は火曜日になります

 

【横尾忠則現代美術館】

観覧料

一般 800円
大学生 600円
70歳以上 400円

会期

2025年9月13日(土)〜12月28日(日)

開館時間

10:00〜18:00(入場は17:30まで)   

休館日 

月曜日

※11月3日(月・祝)・11月24日(月・振休)は開館

※11月4日(火)、11月25日(火)は休館


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

◀ このブログのトップページへ