CULTURE
自由に!自分らしく!『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』
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『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』
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ミニスカート、カラータイツ、プラスチックブーツ、つけまつ毛、メイク用品をひとつにまとめたパレット……どれもお洒落に欠かせないアイテムですが、これらを世界に広めたのは誰か?英国で最も有名は文化人の一人であり、60〜70年代にかけてのスタイル革命の先駆者であるマリー・クワントです。
この映画は、マリー・クワントと夫のアレキサンダー、友人のアーチーがチームとなり、ロンドン初のブティックを立ち上げ、ミニスカートブームを巻き起こし、下着、メイク、インテリアなどのライセンスビジネスでの事業拡大に至るまで、次々とファッション革命を起こした軌跡をまとめたファッション・ドキュメンタリー。
有名デザイナーのドキュメンタリーは、これまでにも作られてきましたが、いまこの時代にマリー・クワントに再注目する理由は、彼女が一貫して抱いていた「自由に 自分らしく」という人生のテーマにもあります。
それはミニスカートにも込められているメッセージです。クワントがミニスカートというファションアイテムを世界に広めたと言っても、そんなに凄いことなの?って思いますよね。でも、クワントがミニスカートを打ち出すまでは、フランスのオートクチュールが発信する優雅で女らしいエレガントなスタイルが、当時の女性に求められていた。そういう時代でした。
大人たちが押しつける女らしさに窮屈さを感じていたクワントは、動きやすい服、着回ししやすい服、自分自身が着たい服を生み出すわけですが、時代は1960年代、若者たちが自由を求めていた時代の流れもあり、クワントのファッションは瞬く間に広まっていきます。
そう、クワント本人は洋服で世界を変えようとか、そういう野心が強かったわけではなく、ただ「着たい服を生み出した」だけ。自由を、自分らしさを追い求めた結果、ファンションを通じて女性を解放しすることになった、自由を与えることになった。本人の意図しないところでウーマンリブを為し遂げた人でもあるんです。それも凄い!
洋服を買うときに、なぜその服が欲しいのか、その服が出来上がるまでの背景を知ること、作り手を知ることもファッションの一部です。マリー・クワントの歴史をなぞりながら、自分らしいファッションを探すことで見えてくるものがあると思います。
※11/26(土)よりBunkamura ザ・ミュージアムにて、世界巡回展「マリー・クワント展」も開催。
| ミニスカート度 |
★★★★☆
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| ショートカット度 |
★★★★☆
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| カラフル度 |
★★★★☆
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監督
サディ・フロスト
出演
マリー・クワント
ケイト・モス
ヴィヴィアン・ウェストウッド
デイヴ・デイヴィス(ザ・キンクス)
ピート・タウンゼント(ザ・フー)
ポール・シムノン(ザ・クラッシュ)
配給 アット エンタテインメント
11月26日(土)Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー!
©2021 MQD FILM LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
Courtesy Terence Pepper Collection
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