CULTURE
ティモシー・シャラメが誘うSFアドベンチャー『DUNE/デューン 砂の惑星』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
|
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が「(自身の)キャリア史上最も重要な作品」と断言し、世界から待望される最新作!とは言っても、そもそも彼の映画に触れていない人にとっては、そんなに有名な監督なの?となるのが普通です。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の代表作を簡単に説明すると──『メッセージ』という映画で米アカデミー賞に8部門ノミネート(音響賞を受賞)、その後SF映画の金字塔と言われている『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』を監督し、超重要フィルムメーカーになったのです。
何この世界観!と驚くような、現実から一気に切り離して異次元に迷い込ませてくれる映画を作ってきた彼が、今度は多くの映画にインスピレーションを与えたと言われているフランク・ハーバートのSF小説をもとに、スペクタクル・アドベンチャーを作った。となれば、話題になるのも当然のこと。というのも、原作のSF小説は『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』など数々の名作にインスピレーションを与えてきた小説。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を知らなくても、フランク・ハーバートを読んだことがなくても、気になりますよね。
しかも、ティモシー・シャラメが主演!『君の名前で僕を呼んで』『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などで、彼の名前を知っている人、多いですよね。見とれるほど美しくて、でも美しいだけじゃなく深い演技で魅了する才能もある。そんな彼がSF映画の主人公に。こんなにもSFの世界に溶け込めるって、似合うって、やっぱりスター!というわけで、ティモシー・シャラメ狙いで観るという入口もありです。
気になる物語は──時は10190年(なかなか先の未来でびっくり!)。宇宙帝国の皇帝の命令で、ポールの一族は〈砂漠の惑星デューン〉へと移住しますが、そこには一族を滅亡させるための罠が待ち受けていて……。父を殺され、全宇宙から命を狙われる身になったポールは、復讐のため、そして全宇宙の未来のために立ち上がります。哀しみと運命を背負った主人公の成長物語と砂漠の惑星デューンを目の前にしたときの「何この世界観!」の感動を楽しんでください。
ティモシーの魅力炸裂度 |
★★★★★
|
砂漠の惑星の絶景度 |
★★★★★
|
予備知識ナシでもOK度 |
★★★★☆
|
|
監督
ドゥニ・ビルヌーブ
出演
ティモシー・シャラメ
オスカー・アイザック
レベッカ・ファーガソン
ジェイソン・モモア
ジョシュ・ブローリン
ゼンデイヤ
ステラン・スカルスガルド
ハビエル・バルデム
デイヴ・バウティスタ
配給
ワーナー・ブラザース映画
10月15(金)全国公開
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
|
RECOMMEND
2023年上半期の運命は? ハッピー ホロスコープ占いをチェック!
人気観光地のグルメを堪能♡ OH LOCAL GOURMET vol3. MOEKO
注目のフォトグラファー 角田みどりの写真展&写真館が期間限定オープン
CULTURE NEWS
個性的でキュートな韓国キャンドルをチェックしよう!–韓国HOT NEWS 『COKOREA MANIA』 vol.452
仕事と感情、自分だったらどちらを選ぶ?『けものがいる』
不思議な記憶の先にある温かな感情『花まんま』