フェミニストアートとは?
Posted on-ハーフは日本人でないのか?-
まずフェミニストアートに触れる前にこの記事を紹介したいと思い ます。
fashion snapの記事より(http://www.fashionsnap.com/the-posts/2015-04-07/harf-japanese/)抜粋。
2015年ミス・ ユニバース日本代表に選ばれた宮本エリアさんに対して「 日本人ではない」と避難が集まっていることについて記事。
-宮本さんは日本生まれの日本育ち。 日本人の母とアフリカ系アメリカ人の父を持つ、いわゆる” ハーフ”。ソーシャルメディアでは、 宮本さんの外見から日本代表となるにはふさわしくないという批判 が集まった-
-Huffing Post引用-
ハーフは日本人でないのか。答えはNo。 そんなの当たり前のことなのに顔立ちが日本らしくないからとと批判する声を堂々とソーシャルに 書いてしまう。でもそんな考えがなんとなくわかるのは、 おそらく偏った考え方が私の中にもあるからでしょう。”これが偏見であるとわからず、そう自然と思ってしまう感覚。”
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最近フェミニズムに関していろいろと勉強していて面白いなーと思 ったので書いてみようと思いました。まだまだ勉強中なのですべてがわかっているわけではないのですが、いつもにも内容がディープなんだけど、もしよかったら読んでね:)
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-フェミニズムアートって??-
フェミニズム。みなさんはどのようなイメージがあるでしょうか。この言葉の概念にとても偏りがあります。女性差別に対しての部分は昔に比べれば現代において解決され てきています。(まだあるとおもうけど)それによって、 そこに至までにわたる苦悩は多分今を生きる私たちにはわからない こともあるしょう。今更フェミニズムを語る人はとてもヒステリックで過剰に見えがちです。過去いかに女性が生きにくい世界だったか、それが わかるためにフェミニズムアートというものが存在すると私は思い ます。
ジュディ・シカゴの有名なDinner Partyという作品(1979)があります。 歴史や伝説上の重要な女性39人の人へむけて一人一人の女性をイメージしたダイニングセットがセッティングさ れています。 床のタイルには歴史上の重要な女性の名前999人が掘られていま す。そしてお皿は女性の性器部分をモチーフにされています。
そしてeye body・36 TRANSFORMATIVE ACTIONS(1963)という作品があります。塗料、 グリース・チョーク、ロープ、プラスチックなどで身体を覆い、
自分自信の選択により選んだもので肉体をつくるというもの。( グロテスクなので画像は載せません、よかったら検索してみてね)
女の裸!あんなところまで!!簡単にいえばパンチがありすぎるというか、 うぇーってなる作品が多々みられます。私も個人的にはそういった作品は苦手です笑 しかし芸術を語るのであれば、 そこまでパンチのあるものでなければ目を向けられなかったという 事実があるのです。白人の男性のと同じように作品をみてくれなかった事実。
ピエト・モンドリアン
1960年代主流のアートはミニマリズムというものでした。ミニマリズムとは装飾的、説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし、 できるだけシンプルな世界にしたもの。つまり、そこには自分の思っている考えや、 想いという邪魔な部分は一切ありません。そしてそういったもので評価を受けるのは白人で男性だけでした。ミニマルアートは迷いがなく、直線的で、非常に男性らしく、 自信に満ちあふれた作品だといわれています。空をきれいだと思ったときのこと、悲しかったこと、 うれしかったこと、 その時女性が社会に圧迫されて思ったときのこと。そんな感覚は不必要であったのです。
-アートが政治的なものから個人的なものに。-
しかし、社会に女性がでてくるにあたり、 フェミニズムのアートというものが増えてきたのです。
女性問題だけなく、人種、性別に対する疑問。アートが政治的、社会的なものであったものを、
2014年エマ・ワトソンがたちあげたHe For Sheという活動は皆さん知っていますか?フェミニズムは女性だけの主張でない、男性が男性らしく生きなくてはいけないという常識も覆す
自分が自分らしくあるための活動。この活動があと2年早かったら私の卒制はもっとうまくできたと思うくらい 笑 とてもすてきな活動だなと思います。フェミニズムが男性を敵視しているようにみえてしまったのは、そこまでしなくては女性の権利を訴えられなかった。だけど女性が男性にちょっとだけ近づくことができた今、改めてフェミニズムと向き合うことが大切なのではないか。
そういう時代になっているのではないかとおもいます。
個人的な意見ではありますが、ミニマムアートには逆に感銘を覚えます。ぐちゃぐちゃした頭の中の作品ばかりみていると、極端に自分の感情を削り落としたものをみて、あれ、こっちの方がすごく心がきれいだ。と思うし。もしかしたらこの感覚も必要なのかもしれませんね。
そんなわけで、今回はとてもディープな記事を作ってみました。私がフェミニストなのかどうなのかまだよくわからず書いているのですが、このアートを通して考えたこと、そして常々思って来たことは、表現は恥ずかしいからとか目を気にしてやめてしまってはもったいないこと。もっと自由であるべきだと考えます。だれかが愛についてなにか作りたいと言った時はすごいなこの人はと思ったし、男性とか女性とか、大人とか子供とか言って見れば誰かが作った区切りであってそんな縛りがなんかちょっと息苦しく感じるのならば、いっぱいとっぱらっていろいろなこと考えると面白いなーと思います。実際私が自分の人生に決意が生まれたのも23歳で誰かが決めた20歳の成人式ではなかった。もしかしたらもっと早い段階で人生に覚悟ができた方もいますよね(それが大人という言葉の対象ではないけど)だからっといって、なんでもよいとは思わないけど、自分を世間という空間から省いて自分だけの観点で語ってみるってのも面白いと思います。
参考資料:http://www.unic.or.jp/news_press/info/10408/
http://supergaigaigigi.blog22.fc2.com/
アート&フェミニズム 鈴木奈々著
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