女性上位万歳 日本の誇るフェミニストの先人

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自分が世界の希望なんだってみんなが考えるようになれば、その時こそ何かが動き始めるのです。

 

 

フェミニズム特集3週目はまたも日本人女性🇯🇵

 

何年も前からメディアの前に立ちずっとウーマンパワーを訴え戦い続けてくださっているフェミニストであり現代美術家のオノヨーコについて彼女がアートや音楽を通して発信してきたことを紹介したいと思います!

 

 

以前、ジョンレノン追憶ブログを出した時にも2人が今の時代に残してきてくれたものについて書いたのですが今回はオノヨーコだけにフォーカスを当ててお話しします^ ^

 

 

 

オノヨーコといえば前衛的な現代アートで有名な方でもともとはNYで活動をしていた方です。

 

その作風はなんとも前衛的とだけあり風変わりな作品が多く、365個の女性のお尻だけが並ぶ作品や足元にキャンバスがあり踏み絵のような形で人々に踏まれていくことで完成する作品、壁に向かって煮豆を投げつけて完成させる作品など参加型なものが多い印象でなんともハードモードな作品だな。という率直な感想を持たざるを得なかったです笑

 

そんな中でも印象的なのがカットピースという作品。

 

内容としてはステージの上にオノヨーコは何もせずに座り込み観客が1人ずつ壇上に上がりオノヨーコの服を切っていくという作品。

 

この作品の内容を見てどんな感想を持ちますか?

例えばオノヨーコではなく皆さん自身の好きなアイドルやモデルでも構わないです。当てはめて考えてみてください。

 

官能的だ、セクシーである、怖い、気持ち悪いなどなど多分男女でも感想の差はあると思います。

 

このアートでありパフォーマンスには、まだほぼ無名の若いアジア人女性アーティストと言う立場的に社会的弱者として“見られる”側と観客の集団的に見下す“見る”側を表す様な画であり、また切る、切られると言う行為を暴力的に捉え、視覚芸術を通して男性が女性に対して無意識の内に抱く力や権力での強さを表現しています。

 

少しわかりやすい例えとして今でもよくあるリアルな話で言うと、痴漢やわいせつ行為、ストーカーに対して女性が無意識に恐怖心を持っているのは、男性に力では到底勝てないことを分かっているから。

 

この様な事件やニュースが絶え間なくおき続けるかぎり、男女平等さながら女性の恐怖はこういったことからなかなか拭い取ることはできないのが現実にあると言うことです。

 

つまり、女性が男性のことを怖い、威圧的だと感じるのは体格差などもありますが、当たり前のことではなく男女平等を言うのであればおかしい話だと言うことです。

 

こういった自身の立場だからこそ経験し、感じてきた社会の差別を、アートとしてメッセージ性の高い作品を世に出し続けたオノヨーコの作品は、女性アーティストの少なさから、なかなか日本に戻っても評価されず当時の婚約者である一柳慧ばかりが評価され続けます。

 

この後2度の結婚を経てジョンレノンの妻となるのですが、婚約後も今度はビートルズを壊したなどと言われ当時の世の中に大きな誤解を生むこととなります。

 

また、ビートルズ解散後プラスチックオノバンドとしてバンドを組むもジョンレノンばかりがやはり評価されます。80年代半ばまでは女性は可愛らしくいるべきなどといった風潮があり制作に携わったり、強い発言をしてきたオノヨーコ自体をよく思わない人々も多かったと言う記事も見かけました。

 

ジョンレノンの名曲である『imagine』も有名な話ですがオノヨーコが出している詩集『グレープフルーツジュース』からインスピレーションを受けて作った。と言われており詩集の内容を見てもまさにimagineの曲そのものと言って良いくらいの内容で、曲を出す際ジョンレノンはクレジットにヨーコの名前も入れて欲しい。と頼みますが発売当初は話が通らず、クレジットにオノヨーコの名が入るのはリリースから46年後の2017年でした。

(↑こちらimagineが生まれるきっかけとなった詩集グレープフルーツジュース。もちろん私も読みました!)

 

この頃から音楽活動も盛んに行なっていくのですが、音楽に形を変えてもオノヨーコの強いメッセージ性は落ちぶることなく『女性上位万歳』『Woman Is the Nigger of the World』(女は世界の奴隷か!)などの曲を出しており女性の権利主張や女性解放を訴えてきました。

 

ジョンレノンとの息子ショーンを出産後は、ジョンレノンも家庭に入りハウスハズバンドとして家での製作期に入ります。

 

この頃既に夫でありしかも世界的に有名な父親が家事を務める為家庭に入ると言う考えはオノヨーコとの社会運動が大きく影響していると思われますが、今考えてもかなり時代の先陣的行動でジョンレノン自身の女性への見方もオノヨーコと出会ってからかなり変わってることがわかります。

 


 

ここまで一気にぶわっと話を進めてきたので整理すると自分の立場を理解し、それに対しての経験があったからこそ感じた性別や生まれた地、職や行動に対しての差別的なメディアからの侮辱に常に立ち向かい、やることを曲げず今現在結果を少しずつ出し続けてること、たくさん敵を作ってきたであろうオノヨーコの”今まで”に一つも動じず動き続けたフェミニストの先駆者なのです。

 

何よりカッコいいのが、誤解や勘違いを世間にされ続けようと、メディアで叩かれようとオノヨーコは決してその場では一言も反論せず、すべて作品に変えて訴えてくるのです。

 

この行動こそがまさに真の芸術家でアーティストで、凛と構えるその姿勢は強い女性のお手本であると感じます。

 

とあるインタビューでジョンレノンはオノヨーコに対してこのように話しています。

「ヨーコは僕と出会う前から解放運動に関わっていた。芸術の世界は男に支配されているから、男社会の中で彼女はずっと戦ってきたんだ。だから出会った頃の彼女は変革への熱意に満ちていた。問答無用だった。完全に対等の関係でなければ、僕たちの関係は成立しなかった。」

 

またオノヨーコも男女の関係について

「対等の立場でなければ、誰かを愛することはできない。不安や自身のなさから多くの女性が男性にしがみつくしかないけれど、それは愛ではない。女性が男性を嫌う根本的な理由がそこにあります。」

 

と語っています。

 

この発言は今から約50年前。

50年たった今の現状は果たして変われているのでしょうか。

 

ここまでメディア的にとても良いとは言えない扱いを受けてきたオノヨーコ自身が“不安や自信のなさから多くの女性が男性にしがみつくしかないけれど”と語るのを見て、弱者であること(あったこと)を武器にするのではなく、今後は女性の意識ある行動や発言も必要になってくると感じました。

 

また、性別や人種に関わらず自分のルーツや私が私であることに誇りを持つ。というビヨンセの時に書いた外側だけじゃない、内側からの自信や学び、経験から出る強さを改めて考え、一人一人が流されず、まずちゃんと自分の立場を認識し、理解することが大事だと思います。

 

また、周りがこうであるから私もこうである。と適当に肯定せず自分自身の考えをしっかり持ち言葉に、行動にしていく。誰かの答えを自分の考えと錯覚しないよう考え、調べ、また話し合うことを大事にして私自身を作り上げることをやめないように、その為の交流を続けられる様になっていくことが今SNSやネットに頼りすぎる私たちに必要な気がします。

 

少し話を広げすぎてしまいましたが、まだまだ男女平等の社会というのは完全な形になっていませんがお互いの意識がそれぞれ変わっていくきっかけになれば嬉しいです^ ^

 

そして未だこんな時代だからこそオノヨーコの作り出してきた作品はパワーモードで迫力がありながらも根底にしっかりとしたメッセージ性や理想の未来像が見えるオノヨーコだけの作り出せる形として感じ取り、考えることができると思います!

 

ぜひ一度ジョンレノンの妻、オノヨーコではなく前衛芸術家、音楽家、フェミニスト、母親であり妻である1人の女性、オノヨーコの作品について、調べてみてください♪

 

 -end-

 

 

 

 


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